行きは良い良い…
買い物を終えた俺はホームセンターから出る。
勿論、工具を持ってだ。
今思えば確かに工具を置いていないのもおかしくはない。
だが、必要になったら俺に買いに行かせるその精神が気に食わない。
大体俺はお前らの奴隷じゃねぇってんだ。
まぁそんな文句を内に秘めながら、俺は帰路につく。
まぁ、今来た道を戻るだけだが、体力のない俺からすれば地獄に等しい苦行。
地獄にしか感じないものだ。
と言うわけで、行き道にかけた2、3倍の時間をかけて俺はあのクソ女のところに帰るのだった。
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