いやどこで役に立つねん…ここでか…

へへ…AIに書かせれば十万文字なんてノルマ簡単やで。

ちょっとカタカタキーボード鳴らしとけば、後は勝手にAIが書いてくれる。

こんな楽な仕事無いぜ…へへへ…

「あら、機嫌いいわね」

⁉︎…女が急に後ろから現れた。

そして俺のパソコンを覗き込んで…

「ふーん…」

見るだけ見てまたどっかに行った。

正直、サボってはいないためそこまでヒヤヒヤはしなかったが、AIだめだと言われてしまうとそれはそれで地獄を見ることとなる。

「…で、それどこのAI使ってんの?」

急に女が後ろから声をかけてきたせいで、俺はうわずった声で

「うわぁ!?」

と言ってしまう。

「私の目を誤魔化すなんて、100年早いわよ」

そして…思いっきり頭を叩かれた。

何であんなにあいつは暴力的なんだよ…ったく…

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