『小慈羅さん 2』 その捌


 『しかし、もしくじら、人類がそれなりの努力を見せれば、最悪の事態はさけられるかもしれないれす。』


 博士は言いました。


 『ちょっと待って、人類が負けると?』


 『あ〰️〰️〰️〰️、あらたの、自尊心は許さないとくじら、しかし、全生き物が、人類を攻撃したら、それは、絶滅はしなくても、大打撃になると思いますら。もし、核爆発を利用したら、不利になるは、人類がくじら。殺虫剤にも、限界があるら。海のなかには、ほとんどてが出せない。まあ、廃棄物を全海洋に流したら、それは、まあ大変だが、それでも、どっちにしても、食糧は足りなくなるら。だから、そんなややこしくならないように、国連で、話をさせてくじらさい。』


 『あなたが?』


 『そう。ぼくじらは、我が国全権くじら。』


 『ふーん。かぶらださん、動くつもり?』


 『はい。まあ。しかし、まず、あなたの後押しが欲しい。』


 『はしらー、くんは、あなたが動くなら、手伝うと言ってますら。東京湾でも、ブルックリンでも、マンハッタンでも、居座ると言ってますくじら。日本人さんは、はしらーくんの、じちゅりょくを、まだ、十分にはしらないくじら。はしらーくんは、日本生まれで、あまり、日本ではやり過ぎたくないらしいら。』


 『ふーん。それは、なかなか、興味深いなあ。でも、あなた、日本政府を動かせる? アメリカの嫌がることは、絶対にやらないよ。』


 『じぶんとこが、ピンチだと確認したら、話しは違うさ。だから、まず、あなたが、動いてほしい。ハシラーくんを、呼んでほしい。東京湾に。ハシラーくんは、さしみも、好きとか?』


 

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