第13話 あの外国語版は、「キャッスル・イン・ザ・スカイ」。 「〇探偵コナン」の外国語版は、「ケースクローズド(一件落着)」。それ、軽すぎでしょ。

 おばあちゃんの話は、面白すぎた。学校の授業とはまた違って、すぐに、引き込まれていった。

 「おや。天空の城、かい?」

 「ええ、まあ…」

 「考えさせられますなあ」

 「そうですか?」

 天空の城には、気を付けてほしいことが、あったようで。

 天空の城と聞いて思い出すのは、この言葉かな。

 「ラピュタ」

 元々は、スウィフトっていう人の、「ガリバー旅行記」っていう小説の中に出てくるラピュタという言葉が由来。

 日本では、アニメ映画にもなった。

 …で、アメリカでも放送しようとした。

 そうしたら、スペイン系の人たちから、待ったがかけられた。

 ラピュタっていう言葉は、スペイン語系では、ちょっと、良くない言葉だったから。

 スペイン語で、ラピュタの意味って…?

 子ども用映画としては、良いネーミングじゃあ、なかったらしくて。

 そんなわけで、ラピュタは、アメリカ版とかだと、こんなタイトルに変えられた。

 「キャッスル・イン・ザ・スカイ」

 空の中の城っていう名前、か。

 「外国版は、何で、ラピュタじゃないんだよ!」

 日本人だけだよ。

 そこに、怒るの。

 おばあちゃんの話は、面白かった。

 外国語版になって、タイトルが変わる。そういう作品は、たくさん。たくさん。

 特に、かわいらしい外国版のタイトルが、これかな?

 「ケースクローズド」

 日本語に訳すと、こんな意味。

 「一件落着」

 これって、何の作品?

 正解は…。

 「名探偵コナン」

 うぷぷ。

 外国だと、一件落着っていう名前なのか。

 かわいらしい名前。

 あんなにも、人が、死んでいるんですけれど。

 外国にいって名前が変えられたのは、こんな作品も。

 「ポケットモンスター」

 外国版は、こう。

 「ポッケモン」

 どうして、名前が変えられた?

 女の子には、ちょっと、えっちな理由になるのかな?

 はい。

 寄り道話、でした。





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