第28話 本当の夢とそこから見える幸せへの道
何度も書いている様に、学ぶという行為は誰かの真似をすること。誰かの考えをパクること。そして、その誰かのモノで自分を上書きしてしまう事なのです。
従って、勉強した自分は本当の自分ではなくなる。誰かに則られた、誰かに操られた偽物の自分となっているのです。もちろん、それに気づくことは難しい。
しかし、本当の自分ではない場合、時間が経つにつれて苦しくなってくる。辛くなってくるのです。だから、それを紛らわせる為に、例えば、その夢に実績を求めることになる。
何か現実の成果を欲するのです。そして、それを得ることで、苦しさは辛さを紛らわせる。本当の自分ではないという事は、そういう相対的、或いは客観的証拠がないと自分を認識できないからそうなるのです。
そして、その夢に追い立てられ苦しめられる。夢を持つことを苦しく辛いと思うのはその為なのです。その成果として最も適しているのがお金となる。つまり、それこそが資本主義を動かす原動力となるのです。
何故、国家が国家として存在できるのか?何故、国家が学校教育を積極的に推進するのかということが見えて来るのではないでしょうか?
夢という言葉を使って、人をその人以外の誰かに、それは大抵、国家の取って都合の良い誰かになると思いますが、そういう誰かに入れ替えさせるのです。
人を操る凄いテクニックだと思います。しかし、近年、夢を持つことで苦しくなるという事から、夢を持たない生き方をする人も増えて来たのではないでしょうか。国家の思惑が見えて来たという事でしょう。
人間にとって本当の夢とは、ワクワクするものであり、それを持つことで楽しく生きられるモノなのです。従って、夢に評価などというモノは有りません。
夢に実現という言葉もない。夢とはそれを得た時点で実現するモノです。だから、夢に向かって進むという事もない。その時点で、それは夢でなく目標なのです。
夢と目標は全く違う。これを勘違いしている人が実に多いと思います。私の夢は、全ての人が生まれてきて良かったと思える世界を作る事です。そして、それは私の中では既に出来上がっている。
別に現実はどうでも良いのです。それが夢というモノ。全ての人が生まれてきて良かったと思えるということは、先ずは自分がそうなる事で実現できる訳です。
大事なのは常に自分なのです。自分をどうすれば幸せにすることが出来るかを考えること。何故なら、私たち人間はその為に生きているから。
自分が幸せになることで、他人の幸せも考えられるのです。そして、その答えは、本当の自分を取り戻すことだと。だから、私は本当の自分を消す学校教育を、そして、それをやらせる国家を、更には、国家を成り立たせる資本主義を否定してるのです。
学校で勉強する限り、学び続けて、他人の考えを取り入れる限り、本当の自分を取り戻すことは出来ません。それをやり続ける限り、他人の人生を生き、他人の思い通り操られるだけなのです。
そして、それが何十年も経つと本当の自分は完全に途絶えている。特に、エリートと呼ばれる勉強熱心な人ほど絶望的に途絶えている。そして、それが人間を不幸にし人間をこの世から消し去ろうとするのです。
そういう点で、この記事が言う夢を見られない子が多い日本には救いがあるのです。可能性があるのです。その点、夢を見れない子が少ない外国は絶望的と言えるでしょう。まともな人間は殆ど居ないというレベルだと思います。
遺伝的な視点で見れば、私たちには誰でも多種多様な遺伝子が受け継がれているのです。そこには多くの天才の血が眠っている。しかも、それが混ざり合っているのです。
そうした素晴らしい能力を秘めている人間を、何故、わざわざ勉強という古い考えで上書きするのか?未来を築ける能力を消し去るのでしょう。
昔の成功例など未来では何の力にもならない。むしろ、邪魔になるだけなのです。昔しか見てない人間には絶対に見えない世界です。
表面的なことしか見ない人間には、人間の中身がどうなっているかが全く見えない。そういう風に人間を劣化、退化させるのが学校教育であり、学問なのです。
過去に学ぶことなどありません。そんなものは既に遺伝子が知っている。それも、真実を正確に。嘘で固めた歴史ではなく。全ての本当を知っているのです。
だから、それを活かせれば、未来は望み通りに築けるのです。その為には、本当の自分を取り戻し、そこに隠れている無限の力を引き出すことが必要なのです。
それだって簡単なことではない。宝探しの様にとても困難を極めることでもある。だけども、それは誰もが必ず出来ることなのです。だから、それを信じて欲しいと思うのです。
自分の中に秘めた無限の力を信じれるのは自分だけです。それをやらないから人類は滅びることになるのです。これ以上、学んで他人のコピー人間となるのは止めましょう。
本当の自分を手に入れ、幸せで楽しい人生を手に入れましょう。私たちはその為に生まれて来るのですから・・・・
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