第24話 資本主義の目的は何だったのか?
資本主義が何であるかを今や知る人は少ない。そして、資本主義の目的が何であるかを知る人は殆ど居ない。資本主義とは、今や人間にとって自然と同じように当たり前に存在するモノであるからです。
しかし、資本主義は我々の住む世界を作り、そこに住む我々人間を作っていることは間違いないのです。従って、その状況を的確に捉えることで、資本主義が何でありどういう目的を持っているかが見えて来る。
資本主義とは何度も書いている様に、資本=お金、主義=教義と置き換えることで「お金教」という宗教に例えることが出来るのです。それは、お金が全てであり、誰もがお金には逆らえないという事を意味している。
その結果から見えて来るのは、我々がお金の奴隷となっているということではないでしょうか?そして、お金の奴隷になっているという事は言い換えれば、お金を発行する国家の奴隷になっていることでもあるのです。
人はお金を貰えれば何でもする。まるで、お金が神のような力を持っている。お金の為に平気嘘を付き他人を騙すし、時にはお金の為に人を殺すことだってやるのです。
生きるために何でもするのが生き物ではありますが、多くの生き物には出来ることと出来ないことがある。しかし、人間にはそれがないので人間世界は時として地獄の様になるわけです。
そういう状況に遭っても人間は何も変わらない。そういう世界だから仕方がないと思うわけです。そうしか思えないのが奴隷の証明であり、名実ともに未だに奴隷であることを自ら明らかにしているのではないかと思います。
この21世紀という文明社会にあっても、2000年以上前の奴隷社会は何一つ変わっていないのです。そして、そのことに多くの人が気づいていない。
その原因は何度も言うように、気づかない様に洗脳されているからです。そして、国家が国民を奴隷に洗脳する機関が学校となります。国民を賢くするために教育するんだと建前を言いながら、実際は、国家の奴隷として生きる様に手名付けているのです。
この世界が多くの人にとって生きづらいと感じるのは奴隷だからです。資本主義によって奴隷にされるからそう感じるのです。だから、資本主義は早々に捨てるべきなのです。
資本主義がある限り、我々に自由はないし平等もありません。そして、それを最も嫌うのは国家であり、国民の自由と平等は国家にとっての致命的な毒となるのです。
答えは実に簡単であり明白なのです。後はそれを素直に見れるかどうかではないかと思います。
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