第14話 灼光
明日 目が覚めたら
この部屋を出よう
思い出が多すぎる
褪せない残像 散らかった心
存在意味
片付けよう 全て
君が忘れていった
インスタントカメラ
昨日までの2人
小さな箱に残されたまま
ゴミバコに落とした
涙と一緒に
こんな風に
見つけることさえ叶わず消えた
記憶の欠片 どれくらいあるのだろう
最後の夜 月の光 鋭く降り注ぐ
この部屋を 全て焼きつくして
綺麗だからと
君が写そうとしたあの月
無邪気に笑う君を 愛していたのに
カーテンのない窓から 鋭く降り注ぐ
最後の光 僕を深く照らして
朝日が昇る前に 全て燃やしつくして
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