第6話 道

いつの日からだろう

冷たい道を 裸足で歩いてた

知らない道を

上ばかり 見ていた


青い月 白い星

私もそこへ行きたい

届きそうで 瞬きを忘れた


遠くから聞こえた 誰かの呼ぶ声

気づいたら キリの中 迷った

小指の爪が 割れてた


振り返れば 崩れそうな道に

赤い足跡 続いてた


そして今 誰も知らない未来へと

この道を まっすぐ前を向いて

また 歩き始めた


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