恋する美羽ちゃんと、えっちな物語

高校生

大阪の中学でも、いつも、えっちなことばっかり考えている。

だから沖縄やから、えっちっていうわけでもなかった。

沖縄の開放的であたたかな土地やから、えっちなんやっていうわけではなくて、大阪の中学に行っても、沖縄同様、引き続き、えっちや。

大阪の中学に行っても、うちは可愛い下着をめっちゃ好き。

タンスの中に、結構集まってる。

やっぱり、可愛い下着めっちゃ似合ってる。

中学にも着けて行くし、あとは部屋でいつも着ている。

うちの部屋では霊の存在を感じる。

夜、寝てると、ギュッと優しく抱きしめてくる。

そして、優しく愛撫されて、キスされてるように感じる。

何日か経って、なんとなく、女流芸術家の霊のような気になってきた。

なんか、うちに対して

『芸術にもっと高い意識を持つように』

って語りかけてるように思える。

『宇宙へと広がるような高い意識を芸術に』

って言ってくれてる感じ。

だから、うちも、だんだん、そんな気にも、なってきて、芸術に対して、それまでよりも、もっと高く意識するようになってきた、そんな中3のうち。

家は、京都にめっちゃ近い大阪やから、女流芸術家の霊も存在してても不思議な感じまったくない。

中学の美術の先生も、うちの描く絵をめっちゃ推してくれている。

☆☆☆☆☆

高校も、ほんまは女子高に行こうかって、美羽ちゃんとも話していた。

でも結局、同じ府立高校に、ふたりでいっしょに進学することに。

高校の近くには、ちょっとした森みたいなのもあるから、帰り道に、ふたりで、そこに行く。

木陰でいつも抱き合ってキスしてから帰る。

そして、この近くには、伊勢寺もある。

ふたりで手をつないで、よく行く。

高校でも美術部に入った。

美羽ちゃんとふたりで。

おたがいに人物画を描く。

家でも、はだかになって、おたがいの絵を描いている。

文化祭でも、描いた絵を展示。