可愛い下着
中2の頃から、だんだん、いろんな可愛い色だとか、フリルだとか、レースだとか、花柄だとか、本当にいろんな下着を着けてみたくなってきた。
それで、ちょっとづつ、下着を集めはじめた。
中3になって、だいぶ、いろんなの集まった。
ママの三面鏡を開いて、自分でえっちな格好をして1人で見ている。
うちの部屋にも美羽ちゃん来た。
うちの下着を見せた。
ふたりで、はだかになり、可愛い下着をいろいろ着けてみた。
☆☆☆☆☆
うちの近くに伊勢寺ある。
美羽ちゃんとふたりで行ってみた。
百人一首の伊勢さんのお寺。
伊勢さんの暮らしてはった庵のあった場所。
百人一首の歌も、お寺の中に描かれてある。
伊勢さんの歌、ふたりとも好き。
百人一首の中でも、いちばんくらいに好きかも~って思ってる。
「うちの気持ち」
って美羽ちゃんは言う。
「えっ?」
って聞き返したら
「うちの会いたい気持ちといっしょの歌!」
「あーっ!それな!ほんまそれ」
って、うちも答えた。
伊勢寺の中で、美羽ちゃんと抱き合いキス。
フワーッと気持ち良き風も吹いてきた。
☆☆☆☆☆
美羽ちゃんと京都にも行った。
阪急電車で四条河原町まで。
鴨川沿いを手をつないで歩く。
まわりでも、みんな、ふたりで川沿いで座っている。
美羽ちゃんと、川沿いに座って、手をつないで抱き合ったりした。
「京都で美羽ちゃんと、こうして、ふたりで過ごしてるとは思わなかったな~」
「うちも~」
「沖縄も良いけど京都も良いね」
「そうだねー」
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