ラブコメ×恋人ルート 最初のデートは
「私はあなたのことが好きになってしまったのよ」
……
は?
今、なんといったのだろうか。
「だから、私はあなたのことが好きになってしまったの」
「あなた、私と会ったときに邪なこと考えたんじゃないの」
「その願いを神足通が叶えようとして、私に影響を与えたのよ」
「神である私が、なんでこんな男のことなんか」
昨日森でふと思ったことか。
こんなふうに影響を与えることもあるんだな。
→ ごめん ←
僕は申し訳ないと謝った。
「あ、謝らないでよ」
「あなたが落ち込むと、私まで落ち込むじゃない」
「でもこれで、神足通の効果はわかったわね」
わかった
→ 世界を変えようか ←
神足通を使って別の世界にしたほうがいいんじゃないかと提案した。
「その必要はないわよ」
「確かに私も戸惑ってはいるけど」
「この世界で修得できる神通力があるかもしれないじゃない」
「それとも、私があなたのことを好きだと、何か不満なわけ?」
→ 不満だ ←
まんざらでもない
不満だと冗談を言った。
「ええ!?そんなこと言わないでよ」
「もとはと言えばあなたが望んだことじゃない」
「冗談だとしてもそう言われるのは悲しいわ」
寂しげに彼女は答えた。
→ これからどうしようか ←
「ひとまずはこの世界になれるところから始めましょ」
「この世界を考えると――」
喫茶店に行こう
→ 動物カフェに行こう ←
Gyutto Partyに行こう
「そうね。そうしましょう」
「あくまで目的は神通力の調査だからね。忘れないように」
→ デートじゃないのか ←
「私たち、昨日会ったばかりよ」
「確かにこの世界ではそれが流行りみたいだけど」
「でも、ダメ。明日は一緒に楽しく遊びましょう」
屈託のない笑顔で答える。
それをデートと言うんじゃないのか。
明日の準備をするために今日は解散となった。
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