第四章
第9話
文化祭が終わり、休日を挟んだ後の週明け。
あの華々しい様相はどこへやら、校内はすっかり普段通りに戻っている。
二週間後には期末テストが迫っているので、朝から勉強している生徒も多かった。
文化祭以来、会うのも話すのも初めてだ。連絡も一切取っていなかった。
彼女に近づき、おずおずと声を掛ける。
「……お、おはよ、玲愛」
「ん、おはよう、彩日」
彼女はニコリと笑顔で挨拶を返してくれた。まるで何事もなかったように。
これまで通りの関係。普通の友人であること。それこそ、今の彩日が切実に望むものだった。
文化祭の夜、彩日は玲愛に告白した。衝動的に恋慕の想いを告げたのだ。
けれど、それは受け入れてはもらえなかった。明確に拒否された。
あの後、どうやって家に帰ったのかは良く覚えていない。気づけば自室にいて、顔は溢れた涙でぐちゃぐちゃで、時間もとうに日付が変わっていた。記憶が曖昧になる程の深い悲しみを抱えながら、直帰したのだろう。
その時には気持ちはそれなりに落ち着いていた。ただ、胸の裡には途方もない喪失感が広がっており、心をジクジクと苛むようだった。
それは紛れもない、失恋の痛み。
翌日の文化祭の片付けはサボった。玲愛に会わせる顔がなかったからだ。
一日中ベッドに転がったまま、何もやる気が起きずにぼんやりとしているだけで、時間は過ぎていった。
最近の自分が如何に玲愛を動機としていたのかが良く分かった。彼女の為だから、色々なことを無我夢中で頑張れたのだ。もはや今の自分には何も残っていないとさえ感じる程だった。
それでも、喉は乾くし、お腹も空く。彩日は地べたを這いずるようにして飲み物を取り出して飲むと、身体を引きずるようにしてコンビニに行き、買ってきた昼食なのか夕食なのか良く分からないご飯を食べた。
そうすると、ほんの少しだけど気力も湧いて、冷静に考え直すことが出来た。
玲愛のことが“好き”だと感じる。でも、それは彼女には受け入れてもらえなかった。
その事実は鋭い刃のように彩日の心に突き刺さり、噴き出した悲しみは池のようになっている。
ただ一方で、仕方ないと思う自分も確かにいた。元より叶わぬ願いなのだと自嘲した。
だって、自分は玲愛のように優れた人間ではないし、陰気だし、コミュ障だし、垢抜けてないし、体つきは貧相だし……劣っている部分ならいくらでも羅列できる。一言で言えば、彼女に相応しくない。
そもそも自分達は同性だ。同性愛は決して否定されるものではなくとも、大多数の人が異性愛者であることにも変わりない。
別に同性愛者だという意識はない。昔はもっと素朴に異性への憧れのようなものを抱いていたこともある。
それでも、今の彩日が“好き”だと感じたのは、特別だと思ったのは、玲愛という一人の女性だった。
一方で、それは決して相手に押し付けて良いものではない。彼女がそれを許容できないのであれば、その時点で終わる話なのだ。
玲愛から理由を聞いたわけではない。ただ、これだけ否定材料があれば十分だろう。
だから、この想いには蓋をしなければならない。封印しよう。もう二度と表れないように。
そうして出来ることなら、玲愛と以前のような関係に、普通の友人でいたかった。
それ以上は何も望んだりはしないから。
彩日はそう決意することで、何とか立ち直ることが出来たのだ。
その為、玲愛が以前までと変わりなく接してくれることに深く安堵した。
今はもう独りではない。自分の世界に閉じこもって、歯車が空回りし続けていた頃とは違う。
玲愛はそこから連れ出してくれた。本当は求めていた、誰かと繋がっていける世界を知ることが出来た。
それだけで十分。自分にはもったいないくらいの幸福だ。
失恋の傷も時間が経てば癒えるだろう。これも一つの経験として、人生の糧となるに違いない。
そんな風に考えて、彩日は当たり前の日常に身を浸していく。
昼休みとなってすぐ、玲愛は彩日が昼食を持って教室を出ていくのを見た。行き先は屋上だろう。
以前なら玲愛も後から付いて行くことが多かった。
なので、今も自然と弁当箱を持って立ち上がったのだが、その途中でやっぱりやめておこうと考え直した。
せっかくこれまで通りの関係を望んでくれている様子なのだから、上手く元通りにしていかなければならない。その為には穏やかに時が流れていくことが大切だろう。
妙な挙動をしてしまったからか、八重は奇妙なものを見るような顔をしていた。
「行かないのか?」
「あ、うん。今日はいいかな。一緒に食べよ」
「……そうか」
「れいにゃん~、おかずちょうだい~」
そんなことを言いながら遥が寄ってきた。三人で一緒に昼食を進めていく。
その途中、八重が一つの提案を切り出した。
「そういや、テスト終わったらどっかで打ち上げしないか?」
「いいねぇ、カラオケ行こ、カラオケ!」
遥が同調する。文化祭が終わって落ち着いたからか、二人とも普段よりも上機嫌な様子だ。
「玲愛はどうだ?」
「いいよー。わたしは何でも構わないから、何するかも二人で決めちゃって」
「分かった」
八重は頷くと、軽く考える素振りを見せてから呟いた。
「そうだ、彩日も誘うか」
八重が何気なく発した言葉は、意表を突くものだった。
少し考えれば別におかしな話ではないが、今の自分には思い至ることが出来なかった。
「え、ど、どうして?」
「どうしてって……仲良いんだし別におかしなことじゃないだろ」
その通りなので、何も言えない。少なくとも八重にとってはそうなのだ。文化祭の夜に何があったか知らないから。
「あー、もしかして彩日はカラオケは苦手とか?」
「いや……それはわからない、けど」
そこで頷けば良かったものの、正直に答えてしまう。
「なら、何か問題でもあるのか?」
八重は不審がる目で見てきた。玲愛はどう対応するか考え、結論を出す。
「そうだね。あははっ、ごめんごめん、ちょっと思い違いしてたみたい。彩日も誘っておいてくれる?」
玲愛は笑って誤魔化すことにした。
彩日を呼ばないようにする方が八重や遥に何かあったのかと怪しまれてしまうだろう。
大丈夫。二人きりではないのだし、彼女をまた傷つけてしまうようなことはないはず。
「……ああ。また伝えておくよ」
了承した八重はそれ以上はその件については触れず、すぐに別の話題へと移り変わった。
しかし、玲愛の頭の中には不安が残る。本当にこれで良いのか、と。
他に道なんてなかった。彩日を傷つけるか、もっと深く傷つけるかの二択。
だから、迷わず前者を選んだ。
自分では最善の道を進んでいるつもりでいる。彩日が可能な限り幸せになれるような道を。
けれど、既に踏み違えてしまっているような気持ちは拭えなかった。
「おっ、あやぴーも帰り? 一緒に帰ろうぜい」
彩日は放課後になり、教室を出たところで遥に声を掛けられた。
「うん。美術部はいいの?」
「文化祭も終わったことだし、しばらくは家でね」
玲愛と八重は基本的に部活に行くが、遥は家で絵を描くことも多いので、こうして一緒に帰ることがたまにあった。
二人で校舎を出て、通学路を歩いていく。
「あたしさ、お月さまって好きなんだよねー」
ポツリと呟いた彼女は、まだ青みがかった空に手を伸ばす。
不思議とその先には黄金色の真ん丸な月が輝いているように幻視した。
「だって、あたし達がこうやっていくら手を伸ばしたって絶対に届かなくて、昔の人からすればあんなに大きく見えても誰も辿り着けないものでしかなかったのに、今じゃあそこに降り立った人だっているんだから。凄いと思わない?」
「まあ……うん。凄いと思う」
一体、何の話だろうと思いながらも頷いた。
彼女の話は普段から良くあちらこちらと飛ぶので、とりあえず聞き手に回る。
「あたしはね、そうやって馬鹿みたいに手を伸ばし続ける人がいたから、あの場所には何があるんだろうって考え続けた人がいたから、辿り着くことが出来たと思うんだ。周りには無理だ不可能だって言われても、そんなの関係ねぇよってさ」
その言葉は遥という人間を、彼女の気丈な強さを良く表しているように思えた。
伸ばしていた手をギュッと握り締めて、自らの胸元へと持っていくと、こちらへと突き出してきた。
「あやぴーもそうやって手を伸ばしてる人だと思うよ、あたしは」
「えっ、私?」
突然、話がこちらに飛んできて驚く。
自分が遥のような信念を持っているとはとても思えなかった。
「だって、れいにゃんの為に頑張って考えたんでしょ、あのプレゼント」
「それは、そうだけど……」
「他人ってのも不思議だよね。自分が良いと思うものを良いと思ってくれるかは分からなくて。口では嬉しいって言ってても、本当に喜んでくれているかなんて保証はどこにもなくて。それでも、どうしても伝えたいことがあるから、必死にがむしゃらに作品を作る。そういう生き方を何て言うか、知ってるかい?」
彩日は首を横に振った。遥は少し間を空けてから、かっこつけた口調で告げる。
「──芸術家、って言うんだぜ」
その言葉は彩日の心にスッと入ってきた。
「文化祭前にあやぴーの話を聞いたあの時、あたしはそれは間違いなく芸術だって思ったよ。そうなると、協力しないわけにはいかないよね」
そこでようやく、遥が協力に積極的だった理由が分かる。
それが芸術だったからだ。彼女にとっては何より大切なもの。
「あたしは正直、
遥がどこまで察しているのかは不明だ。分からないと言いながらも、その慧眼はこちらの内心を見透かしているような気がした。その上で、彼女の言葉には激励の意が込められていた。
「ま、どうするか決めるのはあやぴー自身だよ。そんじゃ、まったね~」
いつの間にか駅に到着しており、遥は一方的に言い切ると、改札の向こうに颯爽と消えていった。
一人になった彩日は立ち止まって、思わず胸元に手を当てる。自らの心に思いを馳せる。
もう、決めたつもりだった。この想いには蓋をする、と。
けれど、遥に言われて気づく。胸中には今もモヤモヤが残り続けている。
まだ向き合い切れていないのだろうか。やり残したことがあるのだろうか。なら、それは一体何なのか。
「っ……」
彩日は気づけば駆け出していた。来た道を逆走していく。
同じ制服を着た生徒達が奇異の目で見てきたが、関係ない。
まだ考えは全然纏まっていない。伝えられていない何かは不明瞭なままだ。
それでも、今はただ玲愛と会って話がしたかった。
放課後、玲愛は八重と一緒に部室棟へと向かっていた。その途中、八重は急に足を止めて言う。
「玲愛。部活の前にちょっと話がある」
有無を言わさぬ様子だった。それは彼女にしては珍しい強引さで、重要な話だと窺わせた。
加えて言うなら、八重自身の話ではないだろう、ということも。
「構わないけど、短めにしてね。あまり遅れると皆を待たせちゃうから」
「ああ、なるべく早く済ますよ」
校舎裏の目立たない場所に連れていかれると、八重は即座に本題を切り出した。
「彩日と何かあったのか?」
直球だ。それは予想通りの内容だった。なので、落ち着いて普段の様子で答える。
「別に何もないよー」
あっさり否定して、話を終わりにしたかった。しかし、八重は逃がしてはくれない。
「嘘だな。隠し通せてるつもりかもしれないけど、文化祭の後から様子が変だぞ。二人ともな」
そう断言する。その表情に迷いはなかった。
玲愛はどう対応すべきか悩む。やんわりと拒絶しただけで引いてくれるようには見えなかった。
「あいつの用意したプレゼント、気に入らなかったのか?」
八重の探りかけるような問いかけ。彼女も流石に事情までは分かっていないのだ。
玲愛は首を横に振った。あの時の気持ちを思い出して、答える。
「……ううん。わたしの宝物だよ。これまでで一番、嬉しかった」
「そうか……」
八重は複雑な状況を察したように、視線を地面へと落とした。
すっかり言葉を失くしていたので、玲愛はもう話を打ち切ろうとする。
けれど、その前に八重は再び口を開いた。
「……私にはさ、あいつと接している時のお前は何だか違って見えたんだよ。私や遥、他の奴と接している時よりもずっと心を許してるように思えた。それは正直、ちょっと悔しかった。私じゃ駄目なのか、あいつと私の何が違うんだ、って」
八重は自分の気持ちを吐露する。そんな風に思っていたとは知らなかった。
「でも、文化祭の件で協力を頼まれた時、はっきり分かったよ。お互いが傷つかないようにしよう、とか、適切な距離を保とう、とか、大抵の奴がそんな風に誰かと関わってるのに、あいつは本気でお前にぶつかりにいってたんだ。分かり合おうと藻掻いてたんだ。それは私には出来なかったこと。そう思うと、つまらない嫉妬は消え失せたよ」
彩日の行動が八重に影響して、今こうさせているのだと分かる。
その動きが中心となって大きな渦が形成され、周りの人々を巻き込んでいく。
多分、彩日はそういう人間なのだろう。その純真さが誰かの心を揺り動かす。
「何があったか話したくないなら、話さなくていい。けどな、私には今のお前達は辛そうに、苦しそうに見えるよ。だから、訊きたい。本当にそれでいいのか?」
八重は真摯な眼で訴えかけてきていた。
しかし、それが今の玲愛には心苦しかった。思わず目を逸らす。
「これでいいんだよ……わたし達はこうじゃなきゃいけない」
か細い声で呟いた。すると、八重は呆れ声で言う。
「馬鹿」
「えっ……?」
「こうじゃなきゃいけない、なんて昔の私みたいなこと言うなよ。どこにも行けないと思い込んでた私を掬い上げてくれたのは、玲愛なんだから」
「わたしは何もしてないよ……八重が頑張っただけで……」
「かもな。それでも、玲愛が大切なきっかけをくれたんだ。私にとっては運命的だよ。お前に出会えなかった自分を考えたくないくらいにな」
そう言って八重は清々しい笑みを浮かべる。そこに出会った当初のような陰りは一切なかった。
「あの時の私に必要だったのは、こうで在って欲しい未来に手を伸ばして、一歩踏み出してみる勇気だけだったんだと思う。それだけで世界の見え方は大きく変わった。これまでとは全然違う、私が望んだ景色が広がるようになったんだ。まあ、全部が全部上手くいくわけじゃないけどな」
上手くいかないことさえも楽しげに語る。八重は明確な志向性を持っている。目指すものがある。それは遥にも言えることだ。きっと彩日にも。
眩しい。自分の持つか弱いそれとは違う、鮮烈な星の煌めき。
「なあ、玲愛。誰かに決められたことじゃなくてさ、お前はどうしたいんだ?」
「わたしが、どうしたいか……」
玲愛はそう問われても、曖昧な言葉しか浮かんでこなかった。
いつだって家族や社会、誰かの尺度に従って生きてきたのだ。半ば機械的に。
だから、自分自身がどうしたいかなんて分からない。
彩日とのことだってそうだ。可能性として高い二つの未来を予測して、そのどちらを選ぶか決めただけ。
けれど、八重が言うようにするなら、自分がどうしたいかを考えるなら、それはきっと予測とは関係なく可能性も考慮しない、ただただこうで在って欲しいという願い。
「……ある。あるよ、わたしが本当はしたいこと」
玲愛は弱々しく呟いた。それはそのまま自信のなさを表していた。
「怖いよな、これまでとは違う道に踏み出すのって。それは多分、暗闇の中を歩いていくようなものだから」
八重の言葉を聞いて、わたしってとことん臆病なんだな、と実感させられる。
未来を予測せずにはいられない。理性の光で照らした道しか進むことが出来ない。
そうやって生きてきたのだ。何かを分かった気にならなければ、とても前に進めなかった。
「勇気を出して踏み出せ、なんて強いるのはきっと傲慢なんだ。望まない結果を生むことだってあるんだから」
八重は苦笑する。こうでなければならない、という鎖に縛られていた彼女だからこそ、この選択が絶対的に正しいという考えは認められないのだろう。
「それでも、私に言えることがあるとすれば……なぁ、玲愛。お前は独りじゃないよ。全部を自分で抱え込まなくたっていい。誰かの力が必要ならいつでも頼ればいいんだ。自分だけじゃ無理だと思えても、誰かの協力があれば出来ることもある」
その言葉は八重の優しさを強く感じさせた。だからこそ、玲愛は自分の身勝手さに気づかされる。
彩日にとってはこれが最善の未来だ、と独りで決めつけてしまっていた。なぜそう判断したかも話さずに。彼女だって立派な当事者だ。その想いを無下にして良いはずがない。
ならば、今の自分はやるべきことがある。いや……やりたいことがある。
「……ありがとう、八重」
玲愛はフッと頬を緩め、感謝を口にした。それから、告げる。
「わたし、もう一度話をしてみるよ。誰も後悔のない選択をする為に」
そう言うと、八重はこちらの肩をパシッと軽く叩いた。背中を押すように。
「ああ、行ってこい」
「うんっ!」
玲愛は校門へと向かって駆け出していく。
彩日と会って話をしよう。全てはそれからだ。
もう放課後になってから結構経っているので、今からだと追い付けないかもしれない。
それでも、今は追いかけたかった。これまで追いかけてくれていたのは彼女の方だったから。
そんな風に考えながら校門を飛び出たところで、思わぬ相手と遭遇した。
「えっ……!?」
「玲、愛……?」
そこにいたのは、彩日だった。彼女はなぜか学校へと戻ってきていた。息を切らしており、走ってきたことが分かる。
お互いに驚きから硬直したが、玲愛は先に口を開く。
「彩日、話したいことがあるの」
「……私も、私も玲愛と話がしたくて、来たんだ」
奇遇だった。お互いに同じ思いを持って巡り会ったのだ。
彼女の話とは何だろう。分からないが、それはきっと同じ事柄に関することに違いない。その真剣な表情が物語っていた。
なので、玲愛は提案する。
「屋上、行こっか」
あそこならきっと人もいないだろう。それに、あの夜の続きをするのであれば、他の場所は考えられなかった。
「うん」
彩日が頷き、一緒に歩き出す。どちらも無言だ。
彼女は何かを考えている様子だった。それはきっとこれから話す内容についてだろう。
玲愛も改めて向き合う必要があった。自分自身の想い、そして願いと。
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