第2章 ERROR転生 第9話

第9話 風の魔法で


取り敢えず、スキルポイントと魔力操作の鍛錬と風の魔法の練習で僕はMP 1500ほどに魔力操作レベルは3に、風魔法レベルが10でカンストして魔法レベルが

Cにまで進化した。


自由に風の魔法を使える様に魔力操作と風の魔法の訓練を続けた結果だった。


一日に使える魔力量は1500ほど有るみたいだし…

結構な練習ができる。魔力量が0になるとストンと意識が落ちる

魔力切れだね。でも赤ん坊は寝てるのが、お仕事だから何の不都合も無いよね〜


0まで消費すると回復するとMPが10づつ増えていく継続で練習するとMPが上がるんだよね。あれから一月経って僕のMP総量は1800にまで増えた

ウィンドーだけであれば一回の消費量はMPが10だし、180回使える。


僕は風の魔法を複数使うことを練習した

本棚から本を後ろからウィンドーで押し出して、エアークッションで受け止める

そして、そのまま僕のベッドまで運ぼうと考えたんだ。


苦労したけど一週間ぐらいで運べる様になった。

運んだ後は本棚に戻す事を繰り返した。それまでは本棚の下に散乱する本に

メイドのアグネスには凄く不審がられたけどね

お母ちゃんは何となく気付いていたみたいだけども…

そこは元冒険者だし魔法剣士だもんね。


本を運べる様になると僕は、貪欲に知識を吸収していった

魔法関連の本は随分と読み込んだなぁ、後は歴史書みたいな書籍だった

でも本自体が高価なのか本棚には30冊ぐらいの本しか無かった

殆どが魔法の本だった。赤ん坊部屋はどうやらお母ちゃんの書斎だったみたいだ

僕にとっては、それはラッキーな出来事だったよね。


此処は辺境の地、最果てと呼ばれるオリエント村

スグルト川を渡った対岸に魔の森と呼ばれる秘境がある

貧しい農村だけど魔の森目当ての冒険者達で村はそれなりに賑わっている。


そんな田舎で赤ん坊時代から色々と魔法の練習と鍛錬ができるのは良い事だ

だって、僕はこの異世界でのし上るつもりだからね

だから起きてる時間は本を読んでいるか、魔力操作の鍛錬をやっているかだった

疲れれば、寝てれば良いので赤ん坊は本当に楽だ。


風の魔法で本を運ぶ、それを繰り返すうちに経験値が貯まりそれが変換されて

風の魔法のレベルがC→Bに上がっていった

【ウィンドーニードル】といいう魔術を覚えてしまった

ウィンドーカッターにニードルか中々に物騒だな

このままだとお母ちゃんと同じ魔法剣士で冒険者も有りだな。


その頃には、僕は掴まり立ちが出来る様になっていた

魔法やスキルポイントを使わずに、赤ん坊としての肉体的成長だった

まぁ、一歳半なら普通かな?中身は全然普通じゃ無いけれどもね(笑)


今後は体力関係にもスキルポイントを振ると良いかもしれない

と、早くも剣術、体術獲得に燃える一歳半児であった。








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随分と変わってしまった。同じなのは最初と最後ぐらいかな。


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