第2章 ERROR転生 第8話

第8話 風の魔法を使える?


やらかした父ちゃんの、おかげ?で

一歳半を過ぎた春には僕には可愛い弟が出来た。母親違いの年子の弟なんだよ。

前世で兄しか居なかった僕には嬉しかった。


そして衝撃の事実が…‼️ 弟ができたことで

『娘は可愛い💕無双‼️』のチートスキルで稼ぐポイントが半減した事だった

一回10ポイントだったのが5ポイントに減った (T ^ T)


それで、僕は1万を超えた時に使った6700スキルポイントで魔法適正⑥にまで

なった。その減ったポイントを補充する為に貯めていたスキルポイントを再び

使う事にした。今は2万5,000を超えるスキルポイントが貯まっている。


無論、貯めている間も普通の赤ん坊をしていた訳では無い

部屋の中で無闇に火の魔法や水の魔法を打っ放す訳にはいかないので

なら何をするか? 魔力循環である。初期の適正で得た知識なので重要だと

考えたんだ。


ステータス画面に訊ねると

【体内で魔力を練り魔力操作をし易くする鍛錬】との事


魔力循環は体内の血管を流れる血液をイメージして魔力を探る事から始めた

すると最初はじんわりとだがやがて、自分の体内に魔力が存在している事を

感じとれた。そのまま流して身体中に流すイメージでトレーニングをする

そして体内で練って集めた魔力は、お腹に溜まっていった。


ただ魔法を使う訳では無いので、溜まった魔力はそのままだ

あまり過度に溜めると『魔力酔い』というのを起こすみたいだ

とても酷い目に合ったぞ。


そんな或る日こと僕の頭にピロリンと電子音が鳴った

『MPが1000を超えました。魔法適正②が進化し魔力操作レベル1になります』

おお〜‼️適正が進化しただって、魔力操作レベル1だと、凄いじゃん。


魔力の操作の熟練度が増せば魔法を使う時のMP消費量が減って

より少ないMP消費量で威力の有る魔法が使える事はステータス画面さんが

教えてくれた。まるで先生じゃん、ステータス画面様々じゃん。


で、僕には在る計画が有った。魔法で物を移動出来ないかなと思ったんだ

魔法で本棚の本を取り寄せて自分で好きな本を読もうと思ったんだ

僕はまだ一歳半だ片言の言葉は喋るが簡単な言葉だけだ。


スキルの異世界言語さん、もうちょっと仕事してよ。


そうすれば好きな時に好きなだけ本が読める。

この異世界では村人に産まれたけれど色々な知識を得て

どうにか武芸を極めて、女だてらに魔法剣士の道を歩もうと思ったんだ

目指せ、戦国の傾奇者の武将、女前田慶次殿では無く

異世界の傾奇者、魔法剣士アリス・キルヒアイスだ。


取り敢えずは『娘は可愛い💕無双‼️』で稼いだスキルポイントを風魔法に

注ぎ込む事にした。2万5000スキルポイントが貯まっていた


頑張ってスキルポイントを貯めたんだよ。


魔法適正⑤の風の魔法に→1まで100スキルポイントを消費

魔法適正⑤が風の魔法レベル1に変わった

風の魔法レベル1→2で200スキルポイントを消費

風の魔法レベル2→3で400ポイントを消費した。


ここでも倍々の法則みたいだ

風の魔法レベル3→4で800スキルポイントを消費した。


風の魔法レベル5で合計3000スキルポイントを消費した所で

実際に魔法を使ってみよう。


最初は魔法操作で体内の魔力を練り上げる。そして両手の手のひらを前に

「かぜっ〜!よばぶ〜っ‼︎」と本人は『風よ吹け』と言ったつもりなんだけどねw


すると手のひらから結構な勢いの風が吹いたよ

再びピロリンと電子音『風の魔法の行使でレベルが6になりました』とさ

実際の行使でも魔法レベルが上がるみたいだ。


それからは魔力循環と風の魔法の操作の日々を過ごした

そして魔法操作はレベル3、風の魔法はレベル10になった時に同じみのピロリンの電子音『魔法操作はレベル3に風の魔法はより上位の魔法が使えます』

とアナウンスさんが教えてくれる

【エアークッション、ウィンドカッターが使えます】との画面案内も出た。

これまではウィンドのみで風が吹くだけだったから進歩じゃん。


風魔法はレベル10でカンストしてより上位の魔法が使える訳なのね~

ここで風魔法は適正がCになった。C→B→A→Sと上がるとアナウンスさん


魔法操作がレベル3になってMP消費量が2/3になったし


エアークッションはあれだな、壁とかクッションになるヤツだな

ウィンドカッターは旋風みたいなヤツで、スパッと物を切るヤツでしょう。


おお〜❗️ 異世界らしくなってきたぞ‼️


風の魔法を上達させれば本棚から上手く本を取り寄せられないかな

重力制御なんて使え無いしね

高度な魔法の組み合わせだったら可能かもしれないけど。


だから最初の魔法は風の魔法を選んだんだ。

風圧を制御する事で本の移動して取り寄せをする事を考えたのだ。


ここまでのステータス画面


名前 アリス・キルヒアイス


種別・人種(エルフとのクォーター)   

性別・女性  年齢・1.5歳

クラス  農民の娘

HP 10

MP 1500

魔力操作レベル3

風魔法レベル10→魔法レベルC


魔法適正は②は魔力操作レベル3へ

魔法適正⑤は風の魔法レベル10から風の魔法レベルCに進化

【エアークッション、ウィンドカッターが使えます】


火③、水④、土⑥の魔法適正があります


常時解放ユニークスキル『娘は可愛い💕無双‼️』弟の誕生によって

得手ポイントは半分になりました

スキル異世界言語を得手してます

スキル耐性を得てます


装備アイテム おしゃぶりとオムツ

スキルポイント残り2.8万ポイントです


とまぁ、こんなところ。それからは思考錯誤と鍛錬の日々になるよ。





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うん、こんなに変わると別の物語みたい。

作者の不手際ですいません。


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読んで下さる全ての皆様に感謝いたします。


応援して下さる皆様がいてこその創作活動の励みになっています。


これからも、どうぞよろしくお願い致します。




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