第4話 マーメイドフェスタのその力

戦闘描写ってむずいです。

ダンまちくらいバチバチに戦闘書くのうまくなりたいものです。


兎にも角にもがんばります!見てくださっている皆様ありがとうございます。モチベになりますので、ハートやら星やらコメントやらもらえると嬉しみです!!

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"マーメイドフェスタ"それが僕の加護。他の加護持ちの事は解らないけれどみな神の声を聴いてそれに答えると加護がもらえるのだろうか?



長槍は 出ろ!消えろ! と言った思考で現れたり消えたりしてくれる。白く美しいのだがこんな立派なものを常に携えて人を探すのは色々と問題も出てくるかもしれないのでたすかった。



加護本当に不思議な力だ。多少の戦闘はの心得はあったものの、この長槍を振ってみた時は明らかに今までのそれとは違った。



達人の一振り



そう言っても過言ではない体捌きをなんの意識もなくできてしまう。たった一夜で身に余る力を得た様に思えた。先生は抑圧されて限界寸前だった心を

その力にきっと支配されたのだろう。



"先生"の加護の名前はわからない、そもそも加護に絶対的に名前がついているのかも不明。



心を獣にして解き放つ。



憎しみの心で解き放ったから獣達は化け物の様な容姿で村の皆んなを皆殺しにしたのだろか?

僕のことは殺したくないから獣は僕には見向きもしなかった。いつもの"先生"が加護を得ていたらどんな力になっていたのだろう。



崩壊した村をあらかた綺麗にした。マーメイドフェスタを出して崩れかかった家々を壊して回る。そんな作業をしながらマーメイドフェスタの感触を確かめて馴染んできた様におもう。マーメイドフェスタ自体はまだまだこんなもんじゃないと言ってる様に感じるが、とりあえずは野党にも負けないくらいには強くなっていると思う。



ここから先は加護と加護のぶつかり合い。

どうなるか分からないからこそ万全は期したいが、

そもそも今"先生"がどこにいるかもわからない。

まずは"先生"が消え入った方向に進むしかないだろう。もしかした、考えたくはないが村の皆んな以外にも被害が出ているかもしれない。



力に支配されていても"先生"はまだいた。

そうであればきっと自分がしでかした事やしようとしている事に耐えられないはずだ。



覚悟はできた。そんな時林のほうから何かが集団で駆けてくる音ともに狼が数匹現れた。巨大な体に禍々しい容姿。見間違うはずもなくあれは、家族を食い散らかした"先生"の加護の獣!!



しばらくの静寂が支配した。心から生まれた獣ならば僕は攻撃されないはず。なんとなくそうたかを括った瞬間、狼達は一斉に動き出した。僕を囲み逃げ場を無くし、その体躯を活かし襲いかかってきた。



「っ!! 来い!マーメイドフェスタ!」




たまらずマーメイドフェスタを呼び出し、周りを蹴散らすようなの大ぶりに振る。何体かには長槍の刃が通ったものの牽制くらいの役割にし必ず、依然として狼達は周りを囲みその牙を光らせていた。



正直油断していた。この狼達は自分を襲っては来ないとたかを括っていた。心の獣なんだ。先生はもう力に飲まれてしまったのかもしれない。離れた心は変化して憎悪だけで動いているのかもしれない。

考えることは沢山あるがまずはコイツらを片付ける。マーメイドフェスタを振る。それだけで今は勝てる!!



周りを囲む狼達に目がけ飛び込む。先程切り裂いた個体を狙い鋭い突きを浴びせた。獣は断末魔と共に沈黙。これを繰り返し各個撃破し確実に勝利をつかむ!! 家の解体でも思ったがマーメイドフェスタの性能は凄い!!自分は最強だと勘違いしそうになる。けれど力に飲まれた者の末路は見ていたんだ。

心を強くコントロールしなくては。



突く、切り裂く、殴り飛ばす。

単純ながら長いリーチで敵を寄せつけないようし、最後の獣にトドメをさした。



マーメイドフェスタの試運転が出来たのは良かったけど、獣達は多分無差別に人を襲うことになる。

忙がなければ大勢が村の皆んなの様になるかもしれない。そんな事はさせない!!"先生"は僕が救う。




神の加護と決意を胸に故郷の村から

僕は今日、旅立った。






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