第5話ジョン町の危機2

ジョンは絶望感になった。

自分が村から出ている間にゴブリン達に襲われているのに自分は隠れんぼをしていて死にたい気持ちになった。

「ジョンさん落ち着いて下さい」

「落ち着いてられるか、村の人達をこんなにしたんだから、おいここにいる人でゴブリンが行った方向を教えろ」

ナイトの言葉は聞いてくれなかった。

一人の村人が話しかけてきた。

「ジョンさん、ゴブリン達は、南にある生死山に行きました」

ジョンは生死山の方向に行きだした。

「ジョン待て」

ナイトの後ろからギルドマスターが叫んだ

ジョンはギルドマスターの声が聞こえてそこに立ち止まった。

「ジョン、今回出てきたゴブリンは最上位のビッグゴブリンの大群だ」

ナイトは勇者だった時に何回も倒したから簡単に倒せると思ったが、ジョンとギルドマスターはそうじゃなかった。

「ガチかよ、ビックゴブリン無理だろ」

ナイトはジョンが言った事に驚いた。

「ジョンさん、そんなにビッグゴブリンは強いんですか」

ナイトは不思議そうにジョンに聞いた。

「ゴンさんだってビッグゴブリンとタイマン勝負したら負けるよ」

「ギルドマスター、俺一人でビッグゴブリンの討伐をやらせてください」

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