究極生物 ジョジョの奇妙な冒険より
種族 超人
出典 ジョジョの奇妙な冒険 第二部より
こちらも説明不要……いきたいところですが、ジョジョは割と難解な所があるので、少し説明をします。
元々、夜の闇にしか暮らせなかった謎の超人類が『太陽を克服』することで生まれる超生命体です。
元は「他の生き物を自分の体に取り込んで栄養にして生きる」と言う至極変わった生き方をしており、その細胞の一つ一つが他の生物に合体するかのような形で取り込むことが出来ます。
それ故にただ肩がぶつかっただけで、身体が半分だけになってしまうほど危険な生き物でもあります。
しかも細胞を繋げる能力も持っているので、人間を一繋ぎのワンピースにして、皮以外の中身を吸いつくすようなこともやってのけます。
一応、波紋という特殊な技を使って倒すことが出来ますが修行が必要で、その技を使っても、この超生物は色んな能力を使えるので、そう簡単には倒せません。
また、波紋はあくまでも究極生物になる前の段階にしか効果が無く、究極生物になってしまうと太陽を克服してしまうので、弱点が完全に無くなって、倒す方法が無くなります。
最後は地球外に飛ばすことで何とか倒したというレベルでした。
作者の荒木先生は「ルール」が大好きで、「夜しか活動できない」などのルールが決まっている怪物が好きだから吸血鬼が敵になっていたそうですが、こういった「ルール」が明確な怪物というは見る側にとってわかりやすい戦いになります。
また、敵味方ともに勝利条件がわかりやすく、敵は「エイジャの赤石を手に入れて究極生物になる」
味方は「エイジャの赤石を守って敵を倒し切る」と明確になります。
最近は何かとチートキャラを採用する傾向にありますが、チートキャラは便利すぎて何でも簡単に倒してしまいます。
出来ないことがあるからこそ、知恵を出し切るといった戦いが描く上でこういった「ルール」が明確なモンスターも如何でしょう?
新モンスター辞典! 剣乃 和也 @asayan
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