第1部 第6話 侵攻と信仰 Ⅰ

第1部 第6話 §1  ルークの配下

 世界の何処にあるのだろうか、海に浮かぶ孤島、薄暗い霧に包まれ、その全貌を明らかにすることもなく、岩山のようにただそびえ立っている。


 その何処かの場所の建造物の一室だ。部屋には、教団の大司教が居る。そして、その部屋に近づくように、堅いブーツの足音が、鳴り響いている。


 「結局……、奴らを、生かしたまま」


 大司教が、テーブルの上の水晶に手をかざしながら、その部屋に入ってくる足音の主に語りかけた。


 「まぁそう言うな、ブラニー、お前さんだって、奴らに仕掛けて、負けただろう?」


 足音の主はルークだった。ルークは、その身を黒の教団の本拠地とも言える場所に移していた。これはブラニー、つまり大司教の転移の魔法によるものだった。ルークの返した言葉に、彼を見る視線をきつくした。


 「解った。互いの落ち度を探るのは止しましょう」


 そういって、ローズに付けられた顔の傷を一撫でする。


 二人の居る部屋は、全体が格調高く黒に染められており、部屋の奥手には、巨大な水槽があり、その中で黒髪の全裸の男が静かに眼を閉じ眠っている。これぞ正しくクロノアールだった。


 水槽の中では、時折気泡が発生し、ぶくぶくと音を立てている。クロノアールが静かなだけに不気味な音だ。


 「それにしても、封印されたままで、あんな大惨事を起こせるんだ。大したバケモンだ」


 ルークが、水槽の前に立ち、クロノアールを眺め、ニヤリと笑う。


 「口を慎みなさい!ルーク、この方には全て聞こえているのよ。特に我々の声は……」


 彼女は、まだ水晶を眺めたままだ。そこから動こうとはしない。口先だけで強い注意をルークに促す。


 「で、『このお方』は、何時お目覚めになる?」


 ルークが、水槽から大司教に方に振り向きき、皮肉っぽい敬語で、クロノアールの目覚めを、彼女に尋ねる。


 「少なくとも、シルベスターより先に目覚めるのは、間違いなさそう。でももっと『このお方を信じる』『人間の心』が、必要だわ」


 「ククク、馬鹿げてるぜ。自分たちを消滅させかねない化け物を信仰する人間が居るのかぁ?」


 小馬鹿にした声で、大司教の前に座り、大司教の水晶に翳している白くしなやかな手を、乱暴に掴む。


 ルークは、大司教やノアーとは、思考、思想が全く異なっていた。少なくとも彼は、『信仰』と言うモノから、ほど遠い人間であることは間違いない。クロノアールに対する尊敬もない。


 それは大司教にも解っているようだ。こんな彼を、軽蔑を混ぜた視線で、横目に睨み付ける。ついでにルークの手もはね除けた。


 「解っていても信じがたいわね、貴方のような男が、クロノアール様の血を引いているなんて……」

 「そんなことはないさ、あのドライが、シルベスターの血を引いているんだぜ」


 大司教の話など、更々興味のないことだ。彼の眼はあらゆる欲に、輝いていた。ある意味では、生きている人間の眼である。


 目の前に美しい女が居るのだから、抱きたいのは男の本能として当然だ。しかし相手が相手だ。すんなりそうなるはずがない。強引には事を進めない。つれない相手を皮肉って笑う。


 「言っておくが、復活したクロノアールの力によって一番肉体が活性化するのは直系の俺だぜ、その時は……」


 勝ち誇って、大司教を見据えるルークだった。


 「その時は、好きにすればいいわ」


 何かを捨てた大司教のこの言葉に、ルークはニヤリと笑った。


 彼がクロノアールの復活を願うのには、彼独自の理由があったからに他ならない。


 クロノアール復活後、問題になるのはシルベスターやその子孫達だ。子孫達は、互いに助力になる。その数を減らすことで、どちらが有利になるのかが決まる。これは大司教の考えだ。


 しかし此処にきて、彼女はミスを犯している。それは、バートとノアーだ。もしあの時、バートが身を挺して、ドライ達を守らなければ、彼等の数人は確実に死んでいたし、ノアーにおいては、もはや戦意がない。


 「俺はくたびれた。先寝るぜ」


 部屋を出て行くルーク。


 「ええ」


 淡泊な返事を返し、クロノアールの眠る水槽を眺める大司教。


 「人間は、これ以上、どうこの汚れた母の地を汚すつもりだろうか……、もう人間だけが、この大地を支配する時代じゃない、そうで御座いましょう?」


 まるで、それがクロノアールの意志かのように、彼に問いかける。


 それから少し疲れた表情を見せ、彼女もこの場を後にする。


 大司教は眠りについた。ふと、昔の夢を見る。だが、それは楽しい無邪気な時代ではない、燃えさかる戦火におびえながら、妹と二人逃げまどう辛い記憶だ。目の前で両親が死に、兵士達が殺し合いをする。そんな恐ろしい夢だ。何年経っても鮮明に蘇る記憶、目が覚めては、それから逃避することを考えてしまう。


 こういうとき、大司教は決まって、水晶に念を送り込む。


 〈強き意志の人間よ。我が意志を聞け!!〉


 彼女は自分の意志を不特定多数の人間に送り込む。何人の人間にこの言葉が届き、何人の答えが返ってくるかは解らない。運が良ければ、通常の人間と波長が合い、その人間と会話することが出る。


 人間によっては、これを神のお告げとして聞き入れる者もいる。気高い思想に導かれ、それを周囲に解いて廻るのだ。だが、この思想は、大司教の願う『真の平等』ではなく、人々の願う『極素朴な平等』として伝えられるのだ。この二つの信念の間には、大司教によって大きくねじ曲げられ、一つにされている。


 それでも、神に願い、祈りを捧げることに、何ら変化はない。


 人間の放つ微細な力ではあったが、この信仰心がクロノアールの肉体を活性化させ、復活を早めるのである。シルベスターより彼を早く、確実に復活させるには、どうしても人間の小さな信仰心が必要だった。


 それから数日後のことだ、ドライ達は、シルベスターの遺跡へと続く道のりの通過点の街にたどり着いた。


 そこでは、一人の男が、なにやら演説をしていた。


 「みんな聞いてくれぇ!!俺には最近、神の声が聞こえる。この終末を救う神の声だ!!」


 魔導歴九九九年、確かに終末にふさわしい年代だ。更にこの異変だ、こういうモノが流行るのも不思議ではない。おかしいと思う者もいるが、彼の話を聞こうとする者もいる。不安になり、何かに縋りたいのは、皆一緒だ。しかし、バートのように、それらしい服装をしているなら別だが、この男が大司教の声で信仰に目覚めたのだとは、ドライ達は知る由もない。何気なく横目で眺めながら、この横を通り過ぎるだけだ。


 「ドライ、どうしてサングラスなどする?眩しく無いぞ」


 オーディンが、今更ぼけた質問をする。


 「俺は有名なの、特にこっから北じゃな」

 そう、ドライの目はその赤さ故、見られると、すぐに彼と知れてしまうのだ。街に入る度にドライはサングラスを掛ける。


 「不便だな」


 考えれば、オーディンとて、母国では有名人だ。町中に姿を出すとヒトに揉まれてしまう。それを忘れたように、ドライに対して、クスリと笑う。


 「あの、ご免なさい、私、のどが渇いてしまって……」


 セシルが、急に我慢できなくなった様子で、皆に断りを入れる。街についてホッとしたのだろう。魔法を使う度に、詠唱を唱えるのだ、これは仕方がないところがある。特にデミヒューマンとの無秩序な戦闘は、彼女にとって緊張の連続だったに違いない。


 「そうだな、宿見つける前に、何処かで一杯やってくか……」

 と、ニヤリと笑ったドライが、口元に親指の背を当てがい、グイッと酒を飲む仕草をする。そして早速目の前にある酒場へと足を運んだ。


 昼間のせいか、中はあまり活気があるとは言えない。時勢のためか、何となく陰気くささもある。


 「最近、訳の解らない生き物が多くて物騒だ」


 「ああ、隣町に織物売りに行けなくなっちまった……」


 ドライ達の横では、陰気くさい会話をしている。


 「そう言えば、最近彼奴出なくなったな」

 「彼奴?」

 「彼奴だよ。ホラ、赤い眼の……」

 「ああ!赤い眼の狼ね……、この時勢だ、奴さんも殺られちまったんじゃないのか?」

 「賞金稼ぎか、デミヒューマンにも、賞金かかればねぇ」

 「ハハハ……」


 まさか、本人が横で一杯やっているとも知らずに、適当な会話をしている客二人だった。普段は白い目で見られる賞金稼ぎだが、こういうときは、祭り上げられたように名前が出てくる。


 自称「世界一の賞金稼ぎ」を口癖にしているドライにとっては、面白くない話だ。今にもぶつぶつ言い差しそうな口先をしている。


 これを見て、ローズとオーディンは、クスクスと笑う。死んだと思われているドライの心境を、察してのことだ。ドライはなお面白くなさそうな顔をして、グラスを一気に空ける。


 飲み干すと、グラスの底をテーブルに叩き付けた。


 「出るぜ!」


 不機嫌な様子で、小銭をテーブルの上にばらまいて、さっさと立ち上がり、酒場の外に出ていってしまう。


 外に出ると、そこには、先ほどの男がまだ演説をしている。感心している者や野次馬、反応はそれぞれだ。


 「ふん、一生やってろ」


 ボソッと愚痴を言ってそこから離れるドライ。


 「あん!ドライ、一寸待ちなさいよ!」

 ローズ達は、仕方なく先に歩き始めたドライについて行く。オーディンが、珍しく小走りにドライの横に並ぶ。


 「おい、笑ったことが、気に障ったか?そうなら謝る」


 「んなんじゃねぇよ。さっさと、宿見つけようぜ」

 とは言っているモノの、顔は面白くなさそうにしている。眼がどことなく据わっているのだ。


 一瞬、一人で暴走して何処かへ行ってしまうのではないかと、吃驚したオーディンだった。何せ一人になると、何時何時いつなんどきルークに襲われるか解らない。だが心配したオーディンの予想とは逆に、ドライは一寸外に飛び出ただけで、先走った行動を起こさなかった。あの日から、少しばかり成長?したように思える。


 しかし、その頃ルークは、まだクロノアールの元にいた。周囲に雰囲気の悪い男達を三人連れ、一つの部屋に集まっていた。彼等は、賞金稼ぎ等の何らかの、裏の職に就いていた者ばかりで、何れもドライの名を知っている。中には、ドライを倒し、世界一になることを夢見た者もいる。今はルークの配下だ。


 「マスター、ドライを何時殺るんだ?」


 ナーダというドライよりも身長の高いと思われる剛剣士風の厳つい男が、ルークにこういう。


 「勘違いするな、俺達の役目はシルベスターの子孫を殺ることで、彼奴だけが獲物じゃない」


 一応教団として、薄い定義付けられた使命感をナーダに言ってみせる。これは、ドライを仕留めるのは、自分以外には無理だという自信の元から出た言葉だった。


 「マスター、俺に殺らせてくれ!彼奴は俺の目ぇ抉りやがった野郎だ!」


 ルークと同じように、右目のないラクローというミドルエイジの戦士風の男が殺気立ち、ドライを殺したがっている。彼は、ストレートの髪を一つに束ね、少し和風の出で立ちをしている。


 「バカ言うな、お前等如きの実力で、彼奴を殺せるなら、ヤツは生きちゃいねぇ」


 彼にも一応の理屈を言うルークだった。


 「だいたいナッツェの阿呆が、女狩りなんかするから、俺等が大司教に怒られんのや!」


 関西弁で喋っているこの男、名前はドーヴァ、身なりは軽戦士で、小器用そうな顔をしている。それに可成りの若さだ、まだ二十歳に到達していない、若者である。


 彼等は、ルークの元にはいるが、別にクロノアールの血を引いているわけではない。単にドライがらみの憂さの溜まっている連中ばかりだった。しかし、大司教により、何らかの特殊な力が与えられている。通常の人間よりは、遥かに強靱だ。ルークは彼等を利用しようとしている。ドライへの恨み等をきっかけに、彼等を殺してしまうつもりだ。


 そこへ、大司教が入ってくる。


 「ルーク。話があるのだけど……」


 ルークを見据えてから、他の三人を邪魔そうに、何度かチラチラ見る。


 「なんだ?」


 大司教の視線で、自ら彼等を残して彼女について行く。


 「済みませんが、皆は此処で待っていて下さい」


 大司教が付け足したような言葉で、断りを入れる。不振気に大司教を見つめる三人。正直なところ彼等と大司教の間には、会話らしい会話も、信頼関係もない。


 「おい、ブラニー、俺の『部下』にも一寸は、愛想振り向いてくれよ」


 含み笑いをして、扉を閉め会話が中の三人に聞こえないように、クロノアールの部屋へと移る事にする。大司教は、ニコリともしない、全く相手をする様子もない。


 水槽の中のクロノアールは、合いも変わらず眠ったままだ。


 「で?」


 面倒臭そうに、水槽の前にあるテーブルに肘を付きながら座る。大司教も彼が座るのを確認してから、ゆっくりと椅子に腰を掛けた。


 「確実に、シルベスターの子孫達を葬りたいの」


 これは前々から彼女が小うるさいほど言っていることだ。今更聞いて感じることは、何もない。だが、それだけを言いたいのではないことは、子供でも解る。


 「はぁ、言いたいことは、端的に言えよ」


 彼女の持って回った言い方に、ため息をつきその細い顎に指をかける。誘惑をしたがっているルークだが、彼女は全く靡かない。大司教は一度ルークの方を睨み、その手を無感情に払いのける。ルークとしては、このつれない女をどうしても自分のものにしたいようだ。ふっと一息をついて、次に彼女に手を出す機会を狙っている。


 大司教が、もう一度ルークの方を見る。今度は、余計なことは出来ないようだ。彼女の視線に隙がない。


 「今の私たちには、戦力がないわ。召還師が二人も抜けた」


 大司教は、まだ何かを遠回しにしている。ルークには歯がゆい。一寸イラッとした顔をする。


 「そりゃお前さんの失態だろう?」


 「あら、洗脳した信者の殆どを奴らに殺されたのは、誰のせいかしら?」


 ルークにつけ込まれると、大司教もすぐさま反論する。表面上は冷静さを保ってはいるが、互いに腸が煮えくり返っているのは、相手の仕草で解る。ルークはタバコを出しては、一口吸って、すぐにテーブルに擦り付けて消してしまう。大司教は。澄ました顔をして、テーブルの上の水晶を手で撫で、覗き込んでいるものの、言葉遣いに棘がある。絶えず言葉の語尾を強めに発していた。


 「ありゃ、ナッツェの野郎が……、ち、解ったよ」


 ナッツェの暴走は確かにルークの管理不足によって起こったミスだった。


 彼等は、信仰を広める反面、裏では教団の力を増大させるために、人間を浚っては洗脳し兵力にしていた。だが、初期段階でのナッツェの暴走により、それを失ってしまったのだ。


 こういう裏の作業は殆どルークの仕事だった。人浚いじみてはいるが、これをどうこう言う感覚は彼等にない。


 「よろしい、でも今度は信者じゃなくて良いの、タフで強靱な精神、肉体を持った人間を連れてきて、実験をしたいの」


 珍しく簡単に折れたルークの態度で、少し上位に立ち、それでいて先ほどには無かった柔らかみのある口調で、ルークに命令を下した。


 「実験?」


 「そう、クロノアール様の遺伝子情報をもう少し人間に与えてみたいの……」


 「おいおい、そんなことしたら人間がくるっちまうぜ?」


 これは明らかに人体実験だ。だが、ルークもそれを咎める様子はない。疑問符のついた口調で、キツイ冗談を聞かされたように、顔をほころばせ息をもらして笑う。かといって、まんざら悪そうな話でない、そう感じた彼は、早速テーブルの上から腰を上げ動き始める。


 入り口付近にまで歩いてから、ルークは一度立ち止まり振り返る。


 「人種は何でも良いのか?」


 ニヤリと笑うルーク。この時に真っ先に頭に思い浮かんだのが、ドライだった。彼の知りうる人間の中で、最もタフで強靱な精神を持っている人間だ。


 「『シルベスターの血を引いている者』以外の『人間』ならね」


 大司教は淡々と答えを返す。ルークの質問の意味を理解していたようだった。


 これを聞いてルークは少し残念そうに含み笑いをする。それからゆっくりと扉を開け、僅かな隙間からすっと部屋の外へと出る。そして、待っている部下の部屋へと向かった。


 「どうでしたん?なんぞええ事ありましたか?」


 部屋に戻ると、ドーヴァが興味深げにルークにまとわりつく。ナッツェの件で彼等は謹慎処分に近い状態だった。最も大司教はクロノアールの血を引いていない彼等を僅かばかりも信頼していない。血を引いているルークでさえこの様な男だ。彼等はその部下なのだ。


 〈タフで強靱な精神を持っている人間……か〉


 この時ルークの眼には、三人の部下が目に入る。しかし首を横に振って、クスリと笑った。


 「どうしたんだよ。マスター」


 ナーダには、ルークのこの笑いが妙に引っかかったらしく、神妙な顔をして、ルークの方をじっと睨み付ける。


 〈比奴等は、実験とやらが完成してからだな……〉


 「いや、何でもない。それよりお前等、出かけるぞ」


 ルークは簡単に取り繕い、ナーダの疑問を有耶無耶にしてしまう。


 「ドライを殺りに行くのか!」


 ラクローはこの事に可成り執着していた。元々それが目的で、ルークの下にいるのだ。此処最近は思うように動けなくて、かなり殺気立っている。ルークが喋る度に、こうだった。ルークとしては、耳にタコができていた。


 「そう焦るな、目的は賊狩りだ」


 「賊狩り?」


 元々これが彼等の生業だったにも関わらず。これに疑問を抱いてしまう三人だった。ルークの部下になってからは、シルベスターの子孫抹殺一本槍だったのだから、今更といえばそうだ。


 「腕が鈍る。たまには手入れぐらいしないとな」


 「解った!鍛錬と金で、一石二鳥って訳や!」


 「そうだ、でも殺すなよ!褒美は俺が出す」


 「はぁ、そうでっか」


 大司教の言っていたことを此処では全く語ることのないルークだった。お喋りなドーヴァに、好きなように言わせていた。

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