第10話
高校を卒業した、4月からは、新しい生活。
卒業式のあと、自分の部屋で、麻衣と、最後の一線をこえた。ゴムは、ちゃんとつけてたけど、破れてしまった。気づかずそのまま、膣内にだしたの、大丈夫だったかな。
お互い、抑えてたので、とまらなかった、、4月からは、物理的な距離遠くなって、なかなか会えなくなるの、わかってたし。かわりに心理的な距離がさらに近くなってるけど。
新しく住む場所を決めたり、引っ越しの準備や入学の準備したりと、忙しくて、なかなかあえなかったけど、会ったとき、、貪ってた。
さすがに、ゴムをしてたし、アクシデントあったの、初めてのときの一回だけだし、大丈夫なはず。
大学入って、勉強に忙しく、電話や、メッセージのやり取りが、ちょっとできてなかった。
ゴールデンウィークも、地元に戻ろうと思ってたけど、新しくできた男友達と遊ぶ約束をしたりして、忙しくてしてた。夏休みには、地元に帰るので、会おうって、言ってたし、それまで我慢だとおもってた。
夏休みになる1週間くらい前。
自宅に帰って、郵便受けをみたら、手紙が届いてた。差出人をみると、麻衣からだった。
なんで、手紙なんだろ、、
嫌な予感がする。
そういえば、ラインも送ったけど、未読だったような。
あれ、ラインのアカウントもきえてる
麻衣に電話してみよう。
、、この電話番号は現在使われておりません、、、
えっ、解約されてる。
手紙の封を開けた。
孝へ
ごめんなさい、好きなひとが、できました。いままでありがとう。孝も好きな女の子と、幸せになってください
麻衣
え、、どういうこと。まったくわからない。
俺は振られたのか。たった1枚の手紙でって、全然納得できない。こうなったら、麻衣の家に行くしかない。
金曜日の夜に夜行バスに乗って、地元に帰った。
土曜日に、自分の家に着いて、荷物だけ置いて、すぐ麻衣の家に向かった。
麻衣の家は、雨戸も閉め切っていて、庭の草も伸びていて、ひとの住んでる気配がまったくない。隣の家のひとが、ちょうど出てきたので、聞いてみた。もう5月には、引っ越しして、母親の実家の九州に行ったらしい。両親が離婚したらしい。どこにとかは、聞いてないみたい。そこまで仲良くはないみたい。
会うことは、できなかった。手がかりもない。
ボッチなので、友達に頼むという手段もとれないし。
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