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 言葉の意味をもう少し考えるためにも、防御して様子を見ることにする。攻撃されるまでの間に何かひらめくかもしれないし、その攻撃の中にヒントが隠されている可能性だってあるから。


 僕は意識を全身に集中させ、鎧の騎士の攻撃に備える。


 一方、こちらに向かって突進してくる鎧の騎士は、間合いに入った瞬間に躊躇なく巨大な拳を振り下ろしてくる。


 直後、僕は全身に猛烈な衝撃を受けると同時に床に叩きつけられ、意識を失ったのだった。


 防御することによって踏ん張ったのがいけなかったらしい。全身から力を抜き、弾き飛ばされた方が衝撃を受け流すことが出来てダメージが少なかったかもしれない。



 ――その後、僕はこの時の恐怖と痛みが頭に焼き付き、二度と鎧の騎士と戦うことが出来なくなってしまった。



 BAD END 6-8

 

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