レビュー

 ちょっと前の話になりますが、拙レビューが「カクヨム文芸部」の本棚に紹介されました(下記URL参照)。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659875864216/episodes/16817330661648257944


 それに伴い、「カクヨム文芸部」のデジタル部員証をいただきました(下記URL参照)。

 https://kakuyomu.jp/users/gyro/news/16817330663376317529


 こういうことがありましたので、レビューについて、自分なりにどうしているかを書いておいた方が、みなさまのお役に立つこともあるのかな、と思うようになりまして、ペンを取りました。

 いや、実際はパソコンを開きました。



 さて、私がレビューする場合は、大抵、レビューが「降って来る」という感じです。

 何を言っているんだとお思いかもしれませんが、小説を書く時も資料を見ていて「降って来る」と書けるようになるので、これはもうどうしようもありません。

 じゃあどうすると「降って来る」んだというと、それは最後まで(連載中の場合は最新話まで)読むと、その確率が高いです。

 まれに、読んでいる途中でも「降って来る」ことがありますが、それはまあ相性とかいろいろとあるんでしょう(すっとぼけ)。



 では次に、レトリック的なことをお話します。

 「降って来る」レビュー、これ実は具体的な文章ではなくて、何というかこう、もやもや~っとした「かたまり」のようなものです。

 この「かたまり」をこねたり打ったり伸ばしたり……そんな感じでレビューを作ります。

 その中で一番最初にやることは、キャッチフレーズです。

 とにかくこれを決めれば、レビューのコメント内容もそれに沿って書いていく感じになるので、最初にやります。

 でもコメント内容を書いてからキャッチフレーズを書くこともあります。

 これはその時その時、場合に応じてやっています。


 このキャッチフレーズを決める時、悩んだ時は英語を使います。

 別に外国語に詳しいわけではなく、レビュー対象作品の作者様設定のキャッチフレーズを英訳したら、独特のかっこよさが出て来るのではと思うのです。

 あと、そのレビュー対象作品の作者様が、章ごとにキャッチフレーズを変えることがありますので(桶狭間だったら、「今川義元の大軍、来たる」から「織田信長、雨中の奇襲」みたいに変えることがあります)。

 その場合、「基本」となるキャッチフレーズを英訳してレビューしておけば、作者様は嬉しいんじゃないかと思うのです。

 何割かの確率で、作者様のキャッチフレーズとならんで、レビューのキャッチフレーズも表示されますし(ランキングとか)。


 コメント内容については、なるべく作品のアウトラインと自分の感じたことを書くようにしています。

 超有名な書籍化作家の方なら「面白い!」のひとことで読む人が増えるでしょうけど、そうじゃないので(笑)、説明をして、「ここが面白かった」と述べるようにしています。

 そんなコメント内容ではないのもあるじゃないか、と言われるかもしれませんが、「なるべく」やっていることですし、そうしない方が良いんじゃないかと考えて作った結果だと思います。ご容赦を。



 また、蛇足ですが、キャッチフレーズを作る時、私は敢えてコメント内容入力欄に書いて、それをキャッチフレーズ欄に貼りつけています。

 実は以前、キャッチフレーズ欄に書いていて、なにげなく漢字変換のつもりでEnterを押したら、そのままレビューが公開されてしまったことがあるので(おそらく二度押しになっていたのでしょう)、それを警戒して、コメント内容入力欄で書いています。

 字数の調整は、キャッチフレーズ欄に貼りつけてからやればいいので。



 ……以上、私なりのレビューのやり方になります。

 何だか具体的なレビューの作り方じゃないと言われるかもしれませんが、それはそのとおりです。

 何というか、参考になればいいなと思って紹介しておりますので、こうすれば受けるみたいなことは書いておりません。というか、そういうことはわかりません(笑)

 こればっかりは、書いていくしかないと思います。

 そして、自分なりのレビューのやり方をつかんでいただければ、これに勝る喜びはございません。


 それでは、ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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