恋愛短編妄想

@itizic_orangegg

リアル推し

私、20代後半アラサー

昼はOLの仕事を、夜に飲食店でアルバイトをする日々を過ごしている。


彼とは、飲食店でのアルバイトで出会った大学生

5歳年下の彼は、私の飽きるような毎日に安らぎを与えてくれました。


初めの頃は、アルバイトに馴染めない日々が続いていました。

アルバイトのリーダー(女性)からは嫌われていたと思います。

そんな中、彼とは二人で締め作業をすることが多く、何気ない会話をしていました。


ある日、バイトのリーダーと彼と被ることがあり、リーダーとギスギスした感じになり

彼はリーダーと仲が良いので私の悪愚痴を陰で言っていると思っていたのですが

私が早上がりする際に、


「もう上がりですか?いつもはラストまでなのに。」


その一言で私は、ブルーになっていた心の中が晴れた気持ちになりました。

会話されることないと感じていたので驚きがすごかったです。


その日から、彼のことを自分の中のお気に入りにしていたと思います。


休憩が被ったときは、会話が盛り上がり、


「休憩終わってるのに、話こんじゃいました。」


その一言に胸キュンし、


雨が降っているときには、


「俺の傘つかいますか?」


久しぶりに会ったときには、アルバイトの始まる時間が過ぎていても


「久しぶりですね。」


と会話をしてくれるその気遣いや言葉どれも

アラサー女子には胸キュンになっております。


しぐさにも胸キュンしてしまうときがあり、

彼は会話をし始めるとスマホを閉じて会話をしてくれるところなど

その何気ないしぐさひとつひとつが素敵です。


私のなかでお気に入りの彼になりました。


これは恋という感情ではなく、

その人が笑顔で幸せになってほしいという思いを心の中で

応援していきたいと思っています。


私は、「リアル推し」とは一番近くで応援できる応援団でありたい。

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