第9話 【粕田 実】の雑記3
『第1の事件についての話し合いメモ』
・毒はグラスに塗られていた
・ターゲットは誰でも良かった
・この件に関する被害者は、森谷である
・可能性だけを追求するなら、テルも毒を仕込める
・テルは、否定しなかった
・テルの監禁について話し合いがされたが、コウサカと同じことになるかもしれない、となり監禁についてはここで終わる
・念の為に、テルの持ち物と身体検査、使用人室のチェックがされる
・とくになんの問題も無く終わる
・封筒やグラスを選ばせるのは、最初から指示されていたことがわかる
・テルが、コウサカがチェックしていたその指示書を持ってきて、全員で確認した
・その指示書には当たり前だが毒のことは書かれていなかった
『第二の事件についての話し合いメモ』
・コウサカが殺害される
・殺害方法は不明
・発見された時、顔が損壊されていた
・このことに、ミステリの王道トリックが引き合いに出される
・すなわち、殺されていたのは本当に【コウサカ】だったのか、という疑問である
・どこの誰か判別できない死体は、入れ替わり、替え玉としての条件は十分に満たしている
・答えは出ず
・テルも、死体がコウサカだったかどうか自信がない
・コウサカの特徴を、これと言って覚えているわけではなかったからだ
・ただ、もしも替え玉だったとするならコウサカが真犯人の可能性が大きい
・そして、コウサカはわざわざ死体を調達してまで事件を起こす気でいるということだ
とりあえず、コウサカと思われる死体はあのまま監禁部屋に置いておこうということになった、これであの死体が消えるかどうかしていたら、コウサカが犯人で確実だろう
とんだ殺人鬼が現実にいたものだ
いや、世界中で見ればもっとヤバいやつは多いから、そうでもないのかもしれない
〇密室について話し合う
・コウサカ殺害現場であり、監禁部屋
・あの場所を密室にした理由
・あの密室は密室の用件を満たしているのか、どうかで議論になる
・密室をつくるメリットは、殺人を自殺に見せかける
・あるいは、作品にもよるが幽霊の祟や、魔女の呪いなどそういった存在のせいにできるという点がある
・しかし、あの密室は少なくとも上記の理由には当てはまらない
・では、【ミステリあるある】の【たまたまそうなった】なのだろうか??
・それも無いだろう
・なぜなら、マスターキーと封筒の存在があるからだ
・ワタベが、もしかして挑発か挑戦もしれない、と考える
・ワタベの考えをきいて、オオタキも同意を示す
では、これは、誰に対しての挑
《ここから、メモは不自然に途切れている》
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