第7話初の戦闘
・・・俺は転生してから困惑したり、叫んだりばっかだなー。
もう何があっても驚かないぞ!俺は。
・・にしても、転生してヘビになり、しかも世界初の変異主。
異世界系の主人公みたいなてんこ盛りの設定だなー。
よし。他のスキルも確認しよ。
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毒牙
嚙みついた相手の体に毒を注入する。
レベルが高い程毒の威力が上がる。
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鑑定
自分や相手のスキルを見ることが出来る。
レベルが上がる度に相手の情報を詳しく見ることが出来る。
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属性スキル
属性のレベルが高い程威力が上がる。
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耐性スキル
耐性のレベルが高い程受けるダメージが減る。
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「なるほど、なるほど。」
毒牙は文字通りの能力で鑑定はレベルが上がれば上がる程相手の情報を詳しく見れるのか。
他のスキルも文字通りの能力だ。
これで自分の能力は分った。
あとは実戦あるのみかな?。
お腹減ってきたし。
グゥ~~~~。
卵から孵ってから結構時間が経ったし。
俺は周辺に生物がいないか辺りを確認する。
その時俺は舌で何かを感じ取った。
これは・・・匂い?。
獣の匂いを感じる。
獣臭がどこから来ているのかが分かる!。
俺は匂いがする場所へ行く。
近づくたびに匂いが強くなる。
そして俺は見つけた。
そこにいたのは背中がトゲトゲのネズミだった。
「鑑定。」
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種族:ニードルマウス
L v:2/10
H P:12/12
M P:7/7
攻撃力:5
防御力:15
魔攻撃:2
素早さ:3
ランクF
属性スキル
【土属性Lv1】
耐性スキル
【土属性Lv1】
スキル
【体当たりLv1】
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「うん。雑魚だな。」
良かった。
転生してから初めて見つけた生物が自分より弱くて。
今冷静になって考えてみるともし見つけた生物が俺より強かったら俺やばかったじゃん!。
これからは冷静に行動しようと思った。
「見た目通り防御力が一番高いな。」
いちよう種族鑑定もしよう。
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ニードルマウス
背中にトゲが生えているマウス。
トゲが重く、動きは遅い。
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「なるほど、なるほど。」
防御力が高く動きが遅い。
これ毒牙を試しに使うことが出来るのでは!。
動きが遅いんだし、噛み付いた後すぐに離れて弱らせればいいじゃん!。
俺は早速行動した。
相手に気づかれないように、後ろからゆっくりと近づき確実に噛み付けられる距離まで縮めていった。
そして俺はトゲが生えていない足の部分に噛み付いた。
噛み付いたことによりニードルマウスは俺の存在に気づいた。
「チューー‼︎。」
俺は牙からニードルマウスの体に毒を注入してすぐに離れた。
鑑定の情報通り動きは遅かった。
ニードルマウスは俺を威嚇していた。
睨み合いをしているとだんだんニードルマウスの顔色が悪くなっていた。
俺は試しに鑑定した。
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種族:ニードルマウス
L v:2/10
H P:9/12
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H Pが減っていた。
そしてどんどん減っていく。
残りH Pが5になった時ニードルマウスがふらついて隙ができたので、俺は尻尾を思いっきり振りニードルマウスの顔面を打った。
その一撃でニードルマウスのHPは0になり倒れた。
これが転生してから・・・いや前世も含め生まれて初めてした戦闘だった。
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