オセロしながらなのです! シンラ&ナユタ編
コトッ コトッ
えー、ここ置くとここ取られるから、こっちの方が良いな。
コトッ コトッ
「僕は見る必要のあるやつ、一気に出しておくねー」
「わかった」
「オーケーなのです」
シンラがウィンドウをいっぱい出していた。
むむっ、これは、誘いなのか?
いいや、ここにしよう。
コトッ コトッ コトッ
「ナイっち、少しオセロに集中しすぎー、本題はスキルとかの確認だからー」
「ああ、ごめん、このオセロなんか惹きつけられるんだよ」
「そんなことないのです、ただレイはさっき負けたの悔しいだけなのです」
「ぐっ、さーてシンラの見ていこうか~」
「話題の逸らし方下手なのです」
ナユタが何を言っているが、俺にはよくわかりませんねー(棒)
俺は、ナユタを気にせず、青白い軽鎧に身を包んだシンラの方にあるウィンドウを見た。
―――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼
体力…S
防御力…S+
攻撃力…A
魔力…B-
精神力…A
知力…B-
敏捷性…B
素早さ…B
器用さ…A
運…A
▲△▲△▲△▲△▲
―――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
読書 NS
PS
読書時に記憶力が上昇
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
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――――――――――――――――――――
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[盾術] RS
PS
盾基本術を扱えるようになる
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
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[剣術] RS
PS
剣基本術を扱えるようになる
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
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――――――――――――――――――――
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⁅
AS
対象にした物体・物質を分解結合精錬、
などが可能となる、扱えるようになれば
未知に物を作り出せるようになる
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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⁅
PS
不可能を可能とすることができる、正攻
法を外れた行動でも、何か起きるように
なる、このスキルはパーティーメンバー
にも効果がある
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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『
PAS
基礎防御力を底上げする、このスキルを
使用すると自身の所持している武具全て
の防御力を自身に上乗せできる、同時に
攻撃力が上乗せ分低下する
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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『
AS
自身の持っている素材を使用し、魔力を
消費することで、自身のイメージ通りの
武具を作り出す、素材、魔力とイメージ
がしっかりあれば、神器級の武具も製作
可能になる
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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{
を基にして作り出した盾、魔力を込める
ことが可能で、込めた魔力量に応じて、
攻撃を拒絶する、基本はネックレスの形
をしており、念じると元の形状に戻る
装備能力 絶対拒絶 形状変化 破壊不能
所有者適応
装備状態 ネックレス 神格未覚醒
製作者 技巧天神 トラム・ロキ
怠惰王魔 イア・ベルフェゴール
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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{
技巧天神と
基にして作り出した剣、不滅の力を常に
纏っており装備者を全ての状態異常から
守る、不滅の力の副次効果で、普通は触
れることのできない敵や物を、断ち切る
ことができる、基本はネックレスの形を
しており、念じると元の形状に戻る
装備能力 不滅波動 形状変化 破壊不能
所有者適応
装備状態 ネックレス 神格未覚醒
製作者 技巧天神 トラム・ロキ
武天神 ライズ・インドラ
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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{
技巧天神と
を基にして作り出した鎧、光を吸収し、
吸収した分だけ防御力が上昇する、光は
他に自己治癒や圧縮し指定した部位から
放つなどのことに使用ができる、形状を
変えることが可能で、コート、ローブ、
軽鎧、重鎧などに変形できる
装備能力 光吸収 光放出 自己治癒
形状変化 破壊不能 清浄化
製作者 技巧天神 トラム・ロキ
傲慢王魔 ヴァイス・ルシファー
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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{
コンセプトとした指輪、装備していると
邪・堕なるものを近づけさせず、自身に
特攻を付与する、また悪意あるものが、
いる・あると反応し、装備者に知らせる
装備者が仲間だと認識していないものが
触れると拘束し行動不能にする
装備能力 破邪 特攻付与 悪意感知
不審者拘束 破壊不能
装備状態 指輪 神格未覚醒
製作者 創造天神 アルカ・ヴィシュヌ
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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{マジックボックス}
簡易的に時空属性が付与してあり、登録
を済ませれば、触れずに物の出し入れが
可能になる、なおボックス内では時間が
経過する為、食料品は入れるのに適さな
い、容量は製作者の魔力量に依存する
製作者 時空天神 モノ・クロノス
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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技巧天神の加護
加護
技巧天神が認め庇護することを確定した
証、物を作るスキルの成功率が上昇する
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
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――――――――――――――――――――
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怠惰王魔の共感
加護
怠惰王魔が共感を抱き観察対象となった
証、
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
基本術って何だ?技とかあるのかねー?破天荒の説明ふわっとしすぎじゃね?後さ俺の装備より全体的に本気度違いすぎないか?性能で言ったら大きく変わらないのに、しっかり作った感があるから腹立つ。
「名前は適当に少し変えてレオパルドは戦車から引っ張ってきたよ」
「レオパルドは、戦車からなのですか」
「覚えてる中で語感がいい感じのにしただけどねー」
「総合的に見ても完全盾役って感じだな」
「それと物作りをする感じなのです」
「役割わかりやすいよねー」
「破天荒の説明ふわっとし過ぎなんじゃないか?」
「僕も思った―」
「何か使ってみたスキルとかあるのです?」
「まだだねー、僕のは素材とか装備とか準備しないとあんまわかんないねー」
「やっぱりそうなのですか、見たら大体想像ついたのですけど」
まあそうだろうな素材無いのに物作れたら意味わからんし。
そして油断したなシンラ!
「この勝負俺が頂いたぜ!」
「ん?なぁー!レイずっと話聞いてるようで、オセロのこと考えてたなー!」
「何を言っている?しっかりと本題を理解し話をした上でこの勝負に勝てるように考えていただけだ」
「はぁー、レイはそういうとこなのです」
「まー、それがナイっちっぽさでしょ」
「ん?何のことだ?」
「何でもないよー、僕の負けだー」
「次は、私とシンでしながら私の説明なのです」
「オーケーだよー」
「了解だぜ」
やっぱ勝つのは、気持ちいいな。
もう少しこの余韻に浸っておこう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
よし、落ち着いたぜ。
じゃ、気を取り直してナユタの見ていくとしますか。
「私のはこれなのです!」
ナユタ、俺が落ち着くまで待ってくれてたのか、気を遣わせたな。
―――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼
体力…A-
防御力…B
攻撃力…B-
魔力…S+
精神力…S
知力…S
敏捷性…C+
素早さ…C+
器用さ…A
運…A
▲△▲△▲△▲△▲
―――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
歌唱 NS
PS
歌唱時に伝達力が上昇
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
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掃除 NS
PS
掃除時に状態保持能力が上昇
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
⁅
PS
四属性魔法の極致の知識を取得し、扱え
るようになる、基本威力は超級まで、先
の階級威力にするには、鍛錬が必要
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
⁅
AS
分析系統の上位スキルであり、対象の、
ステータス、スキル、装備、階級などの
情報を詳細に取得することができる
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
『
PS
相対属性、例外属性の知識を取得し、扱
えるようになる、他に魔法の合成が可能
になる、完璧に扱えれば階級威力神級に
まで至ることができる
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
『
PAS
天神、王魔が扱う術式等の解析、使用が
可能になる、神語術式は、どれもが強力
過ぎるため使用するには鍛錬と適した場
が無ければ、辺りもろとも自爆する
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
{
上げた、魔法杖としても使える長槍、こ
れを通して魔法や神語術式を使用すると
威力調節、底上げが用意になる、基本は
イヤリングの形をしており、念じると元
の形に戻る
装備能力 魔法補助 術式補助 魔法媒介
貫通 破壊不能
装備状態 イヤリング 神格未覚醒
製作者 魔法天神 マジハ・オーディン
雷光天神 エクレア・ゼウス
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
{
魔法天神が自分の服装に似せて作った服
素材は、ただの布に見えるが本当は神気
が隅々まで浸透しており、生半可な攻撃
では、傷一つ付かないまた、空間にある
魔力を吸収、貯蓄がされており、魔力を
緊急時に補給できる、元はローブの形状
だが、イメージすればどんな服の形にも
変形する
装備能力 魔力吸収 魔力貯蓄 形状変化
破壊不能
製作者 魔法天神 マジハ・オーディン
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
{
創造天神が趣味で創造していた救世を、
コンセプトとした指輪、身に着けている
だけで微弱な自己治癒がされ、疲れを減
らし、回復を早くする、これ自体に強力
な光と命魔法が備えられており、込めた
魔力に応じて、魔法が発動する
装備能力 自己治癒 破壊不能
神級回復魔法
装備状態 指輪 神格未覚醒
製作者 創造天神 アルカ・ヴィシュヌ
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
{
時空天神が作り上げた、ブレスレット型
無限容量異空間倉庫操作デバイスであり
物の入っている異空間の整理整頓、時間
停止、進行や物の瞬時の出し入れがこの
デバイスで可能である
装備能力 無限容量 異空間倉庫
破壊不能
装備状態 ブレスレット 神格未覚醒
製作者 時空天神 モノ・クロノス
P.S.生活の必需品、お金やオセロとかを
入れておいたから好きに使っていいよー
特別にナユっちには、神語術式の文書を
用意しておいたから解析して使ってね、
期待して上から見てるよー。
by魔法天神 マジハ・オーディン
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
魔法天神の加護
加護
魔法天神が認め庇護することを確定した
証、全ての魔法系統の適性が上昇する
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
嫉妬王魔の羨望
加護
嫉妬王魔が羨望をして観察対象となった
証、
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
――――――――――――――――――――
んー魔法に特化しすぎてるな、それにしてもこのステータス、ナユタをしっかり表してるなー。
「名前はそのままにして、ラストネームの方は白から連想して付けたのです」
「これなら僕たちもそのまま読んでても変じゃないもんねー」
「魔法特化で後方支援と攻撃って感じか?一応槍で近接もいけるっぽいけど」
「そうなのです、だから槍は練習した方が戦略広がるのでいいと思うのです」
「僕もそう思うねー、僕もスキルとしてあるけど扱えるかは、別だからねー」
「魔法少し使ってみたのか?」
「使ったのです、というか今使ってるこの
気になっていたが、ナユタが作ったのかこれ、表面つるっつるなんだが?試しでこれってすごくないか?
「で、使ってみた感じどうなのよ?」
「多分スキルと装備のお陰なのですが、このくらいなら想像通りに使えるのです」
「ってことわー、規模が大きくなったり他の属性だとわからなってことかー」
「まあそれはおいおいということで、話題は変わるが、神様が色々と物をくれたらしいじゃん?」
「そうなのです、食料、水、テントとかとお金が入っていたのです」
「お金ってどれくらい?」
「この世界の物価がわからないのですから、正確にはどうかわかりませんが、結構あると思うのです」
「単位ってわかる?」
「
「三百万!?多いなー、ちなみに硬貨って何種類あるのー?」
「銅貨、鉄貨、銀貨、金貨、白金貨、天王貨の六種類ですの」
「それぞれ何Dかわかるか?」
「えーと、銅貨1D、鉄貨10D、銀貨1000D、金貨1万D、白金貨10万D、天王貨100万Dなのです。そしてインフィニトスの中には、銅貨三万枚、鉄貨二万七千枚、銀貨一万二千枚、金貨九十枚、白金貨六枚、天王貨が無くて合計300万Dとなるのです。1D=私達の世界の10円くらいの価値らしいのです」
えと3万、27万、120万、90万、60万、足す……うん!300万だな。しかも多分日常で使いやすい硬貨を多めにして三で割り切れる枚数用意してくれたみたいだ。
神様ありがとう!!
「これなら町でも暫く生活には困らなそうだな」
「そうだねー、ところで地図みたいのってないの?ホワっち」
「えと…ないのです」
「抜けてるぞ神様」
「そういうこと言っちゃダメなのです、そういえば
「駄目だな、もっと情報を閲覧するには、端末が必要みたいだ、今では精々周りに生物が来てな……」
「どうしたのです?」「どうしたー」
ちっ、何でもっと早く気付かなかったんだ!
「お前ら!!西から三キロほどの距離からこっちにとんでもない速度で迫ってくる反応がある!!」
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