レイジ君の宇宙のなぜなに豆知識 ⑧
レイジ「はいこんにちは。第八回です。今回は旬な話題、新種族エボルインセクトことクーンちゃんの話題でございます」
嫁達「「「「きゃわいいの~」」」」
レイジ「残念ながら僕には良く分からないのですが、パパン曰く『ちゃいちい子供が良く親から着せられる、こう動物タイプのキグルミっぽい感じ? 見た目が完全にキグルミに食われてるっぽく見えるっつうか、そんなんだなアレ』と言ってました」
嫁達「「「「デデドっぽくないのが良きっ! 尊いっ!」」」」
レイジ「それでエボルインセクトですが、生まれながらに超戦闘種族、完全なるパワーファイターです。戦闘に不向きな女帝ですら身体強化調整十二段階相当、ジェネラル階級でスキャンした大雑把なデータ解析で十四段階よりやや上振れ。ソルジャー、スレイブがどんな事になるか不安です。ですが実にありがたい事に、エボルインセクトはかなーり友好的なので、しゃべる単語は不穏ですが心強い隣人である事には間違いありません。まさか気がついたらライジグスの国民として登録されているとは思いもしませんでした……」
嫁達「シュクセイスルノダ! テキハミナゴロシダ!」
レイジ「本当、どこでそういう単語を覚えて、何故にんな事を口走るのか……いやまぁ、こまっしゃくれた口調でしゃべるので、実際は子供の可愛い戯言ですが、マジでやれるだけの能力を持っているだけあり……ちょ、いえ教育が大変そうだなぁっと今からオツムが痛い案件です」
嫁達「「「「ママンに丸投げ」」」」
レイジ「いや、それだと飴にシロップかけて砂糖をまぶし、更にハチミツをぶっかけてあらゆるフレーバーをぶちまけた位の甘々な教育になりそうなのでアウトです。そうなると僕かアベルかロドムか……いっそ三人で教えますか、常識。もしくはシミュレータに突っ込んで師匠のお力でっていう方法も」
嫁達「「「「がんばれ♪ がんばれ♪ がんばれ♪」」」」
レイジ「こほん。まぁ、凄く頭が良くなってもいるので、教育も楽ではありそうですがね。デデドっぽかった頃とはかなり知性の部分で開きがあり、そう言った意味でも、パパンがエボル、進化という言葉をチョイスしたのも頷ける部分ですね」
嫁達「「「「何より可愛いは正義!」」」」
レイジ「これからも精密検査などを行い、その詳細は解明されていくでしょう。楽しみですね。では今回はここまで、また会いましょう」
嫁達「「「「また今度♪ さようなら♪」」」」
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