レイジ「本日は、お義母様方の母艦についてです」

嫁「「「「よろしくお願いします」」」」

レイジ「何かライジグスの象徴になってしまったプラティナ・ギャラクティカ。これはゼフィーナ様の母艦、旗艦となってますが、最近改修されまして、リズミラ様の※クイックシルバーとのドッキング機能をオミットし、完全に一つの船とする作業を現在しております。完成後はラグナロティアという名前に改名される予定です」

嫁「「「「ぱわーあっぷ！」」」」

レイジ「リズミラ様が母艦、旗艦をゼフィーナ様に提供したので、新しい船を手に入れました。それはアイギアス、ゼフィーナ様が火力特化なのでリズミラ様は防衛能力特化の母艦を選択しました。うん、あれは攻撃こそが最大の防御的な能力だと思うんですが……」

嫁「「「「ここからいなくなれっ！」」」」

レイジ「ファラ様の母艦はアロー・オブ・サジタリウス。ファラ様の超絶火器管制能力が無ければ無用の長物となるようなピーキーな船ですが、ファラ様は完全に使いこなしていますね、射撃特化です」

嫁「「「「さす義母」」」」

レイジ「シェルファ様の船はミュゼ・ティンダロス。パパンが言ってましたが、かなーり頭おかしい船です。そしてこの船を十全に扱えるのもシェルファ様だけです……全く、なんでウチの王配達は揃って化け物揃いなんでしょうねぇ」

嫁「「「「愛の力って偉大なのです」」」」

レイジ「今回は正妃様方の、ライジグスの象徴になるであろう旗艦の説明でした。さすがに側妃様以下の旗艦は勘弁してくださいおねがいしますなんでもしますから」

嫁「「「「ん？　今、何でもするって言ったね？」」」」

レイジ「いや、君達に言ったんじゃなくて！　ちょ、やめ、まって、あ、あ、あれぇぇぇぇぇっ！」

　レイジの私室近くで、乙女のような悲鳴がいつまでも聞こえていたとかいないとか……幸いな事に、赤い玉は落ちていなかった事だけは確かである。

※作者です。リズミラの船の名前をオールドシルバーから変更しました。タツローの船と同じ名前だったので、すみません、色々混同してました。ここに訂正いたします。本文も修正致しました。修正しきれていなかったらご指摘お願いします。

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