第133話 キャラクター表など

このキャラクター表は第132話までの情報を盛り込んでいます。ネタバレも含んでいますので、そこまで読んでいない方はご注意くださいませ。



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◆リンム・ゼロガード

おっさん、Fランク→A※ランク冒険者、第七聖女ティナの守護騎士、第四王子に師と仰がれる、加齢で聖なる光を纏うようになった上に様々な苦労でスキル『明鏡止水』まで獲得


◆ティナ・セプタオラクル

法国の第七聖女、『全ての男根・・の蹂躙者』、リンムの婚約者を自称、無駄な贅肉族の頂点

◆スーシー・フォーサイト

王国の神聖騎士団長、女性騎士、イナカーンの孤児院出身、現在はフォーサイト子爵家の養子

◆アルトゥ・ダブルシーカー(孤児のときの名前は、フタ)

王国のAランク女性冒険者、イナカーンの孤児院出身、二つ名は『全てを断ち切る双鋏』

◆シイティ・オンズコンマン

王国のA※ランク女性冒険者、イナカーンの孤児院出身、二つ名は『国家転覆の詐欺師』


◆ウーゴ・フィフライアー

イナカーンの街の冒険者ギルドのギルドマスター、三十代前半の男性、元近衛騎士団副団長、イケメンなので作者も扱いに困る

◆パイ・トレランス

冒険者ギルドの受付嬢、イナカーンの孤児院出身、リンムに恩義を感じている、無駄な贅肉族

◆マリア・プリエステス

イナカーンの教会に派遣された女司祭、第六聖女ユークの元守護騎士、そこそこの贅肉族

◆セラーホ

イナカーンの教会に派遣された前司祭、リンムたちの育ての親、謎の多い人物

◆プランク

孤児院の子供、まだまだいたずら盛り、由来は英語のprankより

◆クインビ

孤児院の子供、年長組のリーダーの女の子、英語のqueen beeより


◆オーラ・コンナー

ムラヤダ水郷の郷長、王国の元Aランク冒険者、犬の野獣使いビーストテイマー、二つ名は『天高く吠える狂犬』、今は水郷に戻った模様

◆マニャン

ハーフリングの少女、『放屁商会』に属しているが冒険者か商人なのかは不明、今は水郷で仕事中

◆チャル

ダークエルフの女性、『初心者の森』で暮らしていた錬成士、魔女モタの弟子

◆モタ

ハーフリングの魔女、本土・・でやらかして法国を目指して逃亡中

◆リリン

真祖直系の吸血鬼の次女、モタを探しにきた苦労人

◆ラナンシー

真祖直系の吸血鬼の三女、リンムやジウクに剣技を教えた、本人の主武器は槍や斧に近いかい

◆エメス

本土の魔神(モタ曰く、大魔王)に仕える人造人間フランケンシュタイン、ちょい役で出演


◆イワン・ストレートブレイド

暗黒騎士団長、勇者と謳われる実力を持つ若者、魔女モタと一緒に今度は法国に珍道中

◆ジャスティ・ライトセイバー

近衛騎士団長、王国最強と謳われる騎士、おっさん界の最後の希望、出番はあるのか?

◆??

魔導騎士団長、若い女性(予定)


◆イケオディ・マクスキャリバー

神聖騎士団の副団長、いわゆる若頭、きれいなおっさん

◆メイ・ゴーガッツ

神聖騎士団の女性騎士、いわゆる舎弟頭、小柄ロリで巨斧を得物にしている、無駄な贅肉族

◆ミツキ・マーチ

神聖騎士団の女性騎士、いわゆる舎弟頭、痩せぎすで槍を得物にしている、百合が好物

◆エイプ・デッド・リールマンス

神聖騎士団の青年騎士、若頭補佐、認識阻害などの搦め手が得意な実力者、出番がめっきりなくなった


◆フーリン・ファースティル

王国の第四王子、ティナの元婚約者、現在はイナカーンの街に滞在中

◆ロイヤル・リミッツブレイキン

近衛騎士、フーリンの近習、老騎士、近衛騎士団長ジャスティの師匠

◆イヤデス・ドクマワール

近衛騎士、フーリンの近習、暗殺一家ドクマワール家出身


◆??

第一聖女、『世界の光源』と謳われている、老騎士ロイヤル曰く「聖女の中で唯一まとも」

◆ニフータ・ツークンフト ※名前は初出

第二聖女、『星詠みの巫女』と謳われている、未来視の能力らしいが……?

◆サンスリイ・トリオミラクルム

第三聖女、『稲光る乙女』、イナカーンの街に出向する、口数が少ない、最強にして最凶の聖女

◆ライトニング・エレクタル・スウィートデス

第三聖女の守護騎士、女性みたいな麗しい青年、性癖的に確実にあれ・・

◆ユーク・ムツセイン

第六聖女、『清廉な殉教者』、三年前に公国の奈落を開放する為に殺されたはずだが……?


◆ビスマルク・バレット・ファイアーアムズ

王都の冒険者ギルドのギルドマスター、公国の元Aランク冒険者、三十代後半で十分におっさん

◆アデ=ランス・アルシンド

王国のBランク冒険者、二つ名は『路地裏の光源』、斥候スカウト系に長けたおっさん


◆ヘーロス

帝王、英雄ヘーロスの子孫で三代目、魔族らしいが詳細は不明

◆ジウク・ナインエバー

エルフ、帝国の女将軍、リンムの内縁の妻を自称

◆リィリック・フィフライアー

人族→魔族、ウーゴの双子の妹、王国でお尋ね者となって以降は帝国に所属、他者のスキルを奪う能力を持っているらしい

◆サラ(=アスモデウス)

魔王、帝国に所属、人や獣を合成して眷族にする能力を持つ、リンムに討たれて魔核ごと消失

◆レビヤタン

魔王、帝国に所属、人や獣に武器や防具としてとりつく能力を持つ、リンムに撃たれて魔核ごと消失

◆??

魔王、帝国に所属、呪術を得意にしているらしい

◆ティトノス

魔族、虫系の魔人、虫と毒を操る、リィリックに討たれて魔核ごと消失

◆シイト・テンイーガー

帝国猟兵団のリーダー、鷹の野獣使いビーストテイマー、オーラに胸を爪で突かれて以降は消息不明だが……?


◆スグデス・ヤーナヤーツ

Dランク(元Bランク)冒険者、三十代前半、二つ名は『斧高くたける剛腕』

◆フン・ゴールデンフィッシュ

Dランク冒険者、スグデスの腰巾着の若者、もとは盗賊でゲスデスの部下

◆ゲスデス・キンカスキー

盗賊団の頭領、下種なおっさんだったが心機一転、ムラヤダ水郷で丁稚奉公する予定

◆テーレ・ビモネン

ムラヤダ水郷の衛兵(自警団)、左髪の若者

◆ラージ・オモネン

ムラヤダ水郷の衛兵(自警団)、右髪の若者

◆ドウセ・カテナイネン

公国のBランク冒険者、神聖騎士副団長イケオディの態度を見るにどうやら偉い人らしい?



―――――



 前回のキャラクター表で「世界観などの話が出来ればいいなあ」と書いたように、今回は世界地図と、前話のコメントにてご質問のあった聖女についての話となります――


 まず、簡単な世界地図は菱形をイメージしていただければ事足ります。


 菱形の頂点から縦と横に線を引いて四つに分け、左上に法国、右上に帝国、左下に公国、右下に王国といった位置関係です。


 もちろん、領土の大きさにかなりの違いはあります。法国はバチカン市国みたいな小さな独立国家で、浮遊都市を有しています。最も広い領土を持っているのが、意外にも王国です。『初心者の森』などが広がっていることに加えて、農業など一次産業で成り立っているからです。


 逆に帝国は唯一の港湾都市持ちで漁業が出来る上に、構成種族が希少な亜人族や魔族中心なので空気中の魔力マナを摂取出来るとあって、一次産業よりも二次産業が発達しています。それが帝国の強みにもなっています。


 また、すでに本編で記した通り、法国、王国や公国は帝国から独立して出来た国家です。理由は……ここまで読んでくださった方には何となく察していただけるかと存じますが、いわゆる魔族絡みです。これについてはいずれ本編でも描く予定です。


 公国は本編ではすでにほぼ滅亡していますが、王国からさらに枝分かれした国家です。評議会が出てきましたが、王政ではなく、民主制だったようです。


 さて、ここで肝心の法国です。先に聖女と守護騎士について記します――


※〇…本編に登場済み

※△…その人物にまつわる情報のみ登場済み

※×…未登場


◆?? △

第一聖女、『世界の光源』と謳われている、老騎士ロイヤル曰く「聖女の中で唯一まとも」?

◆ニフータ・ツークンフト △

第二聖女、『星詠みの巫女』と謳われている、未来視の能力らしいが……?

◆サンスリイ・トリオミラクルム 〇

第三聖女、『稲光る乙女』、イナカーンの街に出向する、口数が少ない、最強にして最凶の聖女

◆?? ×

第四聖女、『神を騙る狂気』、どうやら詐術士シイティと因縁があるらしい?

◆?? ×

第五聖女、『貪欲かつ色欲な異端審問官』、主武器は鞭、装備はラバースーツ、法国の暗部に繋がっている?

◆ユーク・ムツセイン △

第六聖女、『清廉な殉教者』、三年前に公国の奈落を開放する為に殺されたはずだが……?

◆ティナ・セプタオラクル 〇

第七聖女、『全ての男根・・の蹂躙者』、リンムの婚約者を自称、無駄な贅肉族の頂点

◆?? ×

第八聖女、『聖女失格』、登場するかどうか不明だがとにかく頑張れ


◆ライトニング・エレクタル・スウィートデス

第三聖女の守護騎士、女性みたいな麗しい青年、性癖的に確実にあれ・・

◆マリア・プリエステス

第六聖女の守護騎士、現在はイナカーンの街の教会に派遣

◆リンム・ゼロガード

第七聖女の守護騎士、まだ法国から正式には認められていない


 さて、前話の魔女モタ曰く、「聖女はクリーンと魔力マナ経路に似通った人が選ばれているはず」とのことですが、実はこれは三百年以上も昔、この大陸に冒険者たちが入植して、帝国が形成されていって、その過程で教会が出来たときの話であって、今は全員がそうではありません。


 聖女には主に三種類が存在して、祭祀祭礼系、戦闘系、巡礼系がいます。祭祀祭礼を司るのが第一、第二聖女で、戦闘系が第三から第五聖女、巡礼系が第六から第八聖女に当たります。


 巡礼の目的は、公にはされていませんが、大陸各地に出現する奈落の封印であって、その為に巡礼系の聖女はモタが言った通りに女神クリーンの魔力経路に近しい人物が選ばれます。そんなティナは王国を巡礼することを義務付けられていて、ユークは公国、まだ未登場の??は帝国となります。


 奈落を封じたい法国と、奈落を設置して地下世界から魔族を呼び込みたい帝国とでは利害関係が明らかに一致していませんから、そんな帝国に派遣された第八聖女??は哀しいかな――『聖女失格』と評されてしまっています。別に、ぐーたらしているわけではありません。多分。頑張れ。


 第四聖女??の『神を騙る狂気』は詐術士シイティ絡みで、また第五聖女??の『貪欲かつ色欲な異端審問官』も、第四王子フーリンに異端審問官が付いてきたことから、近いうちに登場するかもしれません。特に、後者はエロ姉さんなので作者的にも出したいです。頑張れ。


 今後とも、そんな可憐な乙女たちをよろしくお願いいたします!


 ……

 …………

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 そこ、「ろくなやつがいない」とか言わないように!

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