第19話 R6.11/30
さて、今日は朝から洗濯をし、ジムに行くことが出来た。
といえば、聞こえは良いのだが。
8:30 起床
9:00 Youtube垂れ流し始める
10:30 洗濯機を回し始める
11:00 洗濯物を干す
11:15 ジムへ行く途中にクリーニングを出しに行く
11:20 ジムに必要な軍手を忘れる
11:30 トレーニング開始
13:00 トレーニング終了
ってなもんで、あまり効率よく動けたとは言えない。
その後も、16時まではダラダラとしていた。それから行ったのも、デリっただけだ。それも失敗に終わった。元々そういう子だったのだが、出来なかったのだ。
俺の魅力が足りなかったのも、もちろんあるさぁな。まだ筋トレとダイエットが足りず、肉体的魅力が足りなかった。まだ俺の表情や話す姿勢が足りず、人としての魅力が足りなかった。まだ俺のオーラが足りず、惹き寄せられなかった。
修行だ。これも。俺の修行が足りなかったから、もっと頑張っていこうというきっかけなのだ。
最近、Youtubeでメンズコーチのジョージというのが流れがちで、聞き流したり惹かれて観たりしている。良い事言ってると思うよ。
挑発的な発言で、気持ちが逆撫でされるような気分になることもある。しかし
『人生は勝ち負けだって。勝ちに繋がる行動を取れよ。そうすればお前の勝ちだ』
というような言葉には、納得出来る。言われた通りになっているのも、癪な気持ちにもなるのだが、動画を停止してジムに行けたり、筋トレを始めた時には
『そうだな。俺は今、勝ちの行動を取ったぜ』
と思える。
良いな、と思う。勝ちの行動を取り続けただけ、人生は好転していくのだ。行動の内容が負けのようなものだったとしても、それは次の改善のための行動だ。次の勝ちに繋げればいい。何もしないのが、一番の負けなのだから。
またダラダラとしながら、中田敦彦のYoutubeで、いただき女子りりちゃんマニュアルの解説動画を聴いていた。
りりちゃんとやらのマニュアルの、予想以上のクオリティに驚かされた。営業力としても、ターゲット分析にしても、ターゲットの行動分析にしても、微細な文面の構築についても、アフターフォローに見える良い意味での我についても。
逆方向なだけで、メンズコーチジョージと同じ話なのだと思う。
負けの行動を取り続け、成長と自信、夢やプライドを持てなくなった者たちこそ、40代独身男性――いわゆる弱者男性なのだ。
筋トレや格闘技をして自信を持てていたら、人に話しかけ続けてコミュ障を克服出来ていたら、オナニーを止めて女を手に入れる行動が取れていたら、プライドを持って生きていたら、優越感に浸って生きることが出来ていたのなら、勝ちに繋がる行動を取り続けていたら、絶対にそうはなっていないのだから。
考えさせられるな。負け顔をして生きている大人がどうなるか、町を歩けばデータはいっぱいある。俺は違うぜと、言える行動を取っていかなければ。勝ちの行動を取った自分と負けの行動を取っている人間達を比べ、優越感に浸って生きていかなければならない。
遅いってことはない。今日が一番、自分の若い日なのだから。
勝つのだ。
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