MILK / 石田衣良
以前「水を抱く」を読んで石田衣良さんの作風に魅了されたので、図書館で借りてきました。
作者の石田衣良さんは女性を魅力的に書くことが非常に上手な方だなぁと思いました。私は「水の香り」という短編がとても好きなのですが、年上で余裕のある女性というのはとても魅力的にみえると感じています。
私も余裕のある女になるべく、日々こつこつ努力していかなきゃな〜と思ったりしました。
「いれない」や「アローン・トゥギャザー」はとても儚くみえました。
不倫や浮気は本人の気持ちだけを優先したいけない事だと私は考えますが、こうして文学的に読むと何故か儚く寂しく切なく感じ、それが面白いなと思ってしまうので更にいけない事をしてしまったような気持ちになります。
2019.5.14.
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