第6話魔法授業
遂に今日は学校で魔法の授業な日だ。
「おはよエルト、今日から魔法の授業だね。」
「あぁ楽しみだな。」
「あと友達もできたられるいいなぁ。」
「あっ、そ、そうだな」
前世で友達が出来た事がない俺は、友達?何それ?美味しいの?
みたいな考えだったと思う。でも今度の人生こそは友達を作りたいと思うっていた。
そうしているうちに学校に着いた。
「ねぇ君達名前はなんて言うの?」
急に声をかけて来た。
「私はエリサ・フォレス、こっちはエルト・フォーストよろしく。それであなたは?」
「私はシーニャ・サミアス。シーニャって呼んで。」
「うんよろしくね。」
「うんよろしく!」
「 やったねエルト、もう友達できたよ。」
「あぁ、そうだな、、、」
俺はシャーニャ・サミアスという人間を完全には信じていなかった。
それから魔法の授業が始まった。
「では魔法の授業を始めます最初の授業はみんなの実力を見ていきます。ではあの壁に向かって魔法を打ってみてください。」
「先生魔法見せてください。」
「あぁ言っていたな。わかったよく見ててくださいね。」
先生が魔法の詠唱をし始めた。
「氷精よ我に従え、現れよ龍の氷像」
先生が魔法を詠唱した瞬間に魔法陣から龍の形の氷像が現れた。
「おおーーー」
みんなが先生の今にも動き出しそうな完璧な龍の像に驚いていた。
やっぱり魔法学校の先生はすごい実力だな。
「みんな見てました?さぁみんなも壁に向かって魔法を出してみましょう。」
それからみんな魔法を打ち始めた。俺も目立たずに魔法の練習をした。
「ねぇ君すごいねそれ」
え!? どうしてだ。俺は人に気付かれないように魔法を張っていたなのにどうして気付かれた?
「どうしてだ?」
「何が?」
「いや気付かれないように魔法を張ってたのにどうして俺に気付けた」
「あぁそれか僕の目は少し特殊なんだ。魔法の効果とかで見えなくなっているものが見えるんだ。」
「それは凄いな」
なんだそれ強すぎだろというかこいつ何者なんだ。
「そういえば名前なんて言うんだ。俺はエルト・フォーストだ。」
「僕の名前はレネーラ・ハルベスだよ。」
レネーラ・ハルベスそれって入学試験で実技と筆記どっちも首席合格したっていう天才、しかもそれに加えて魔眼も持っているなんて強すぎるだろ。
「そういえば俺にすごいって言ってたけどなんのこと。」
「あぁそれはエルト君、君は無詠唱で魔法を放っていただろう。それが凄いって言ったんだ」「あぁそれは魔法を勉強しようと思った時に呪文覚えるの面倒臭さかったからもうイメージで魔法出そうと思って、それを頑張ってやったらできるようになったんだ」
「え!面倒臭いだけで無詠唱魔法を習得したの?」
「うんできた」
「それはなんというか凄いね、、、」
「あっ、あぁありがとう。」
「あっみんな集まってきたしそろそろ戻らないとじゃあね」
なんかすごいやつだったな、というか俺も戻らないと。
こうして魔法の授業は終わった。
「サミアス計画の進捗はどうなっている」
「はい女の方はもう大丈夫でしょう。でも男の方はまだ疑っているのでもう少し時間をかけて信じ込ませます。」
「あぁだが計画の実行日は決まっているその時までには終わらせろ」
「はいわかりました。では」
黒い影は徐々にエルト達の所に近づいてきている、、、
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