第3話 魔物の群勢vsエルト&エリサ
早く!エリサ所へ!
そして遂にエリサの所へ着きそうな時、
エリサが魔物に襲われそうになっていた。
俺はとっさに風魔法の攻撃技を使った。
手に風の剣ができそれをエリサを襲おうとしている魔物に向かって放った。
その剣は魔物がエリサを襲うよりも速く魔物に突き刺さり魔物を吹き飛ばした。
「エリサ大丈夫か。」
「うん、ありがとうエルト助かったよ。」
「よかったよ無事で。とりあえず風魔法でこ
こに結界を張るから破られる前に、この事を村の人達に伝えよう。」
俺は風魔法で俺とエリサの周りに結界を張った。
「すごい!エルト結界張れるようになったんだ。」
「あぁ練習してたんだ。でも未完成だから急がないと。」
「私の炎魔法を空に打ち上げてみんなに知らせるのはどう?」
「じゃあ俺は風魔法でエリサの魔法の援護をするよ。」
ビリッ!結界にヒビが入る音だ。
「エリサ急ごう!結界が破れる。」
「うん、急ごう」
空に打ち上げたエリサの炎魔法に俺の風魔法を融合させ空中で大きな爆発を起こした。
これで多分村の人達にも伝わっただろう。
そして予想通り魔物が爆発のあった方向を向いている。
「今だ!畳みかけるぞ!エリサ」
「うん今のうちにに!」
俺とエリサは魔物がよそ見をしている間に攻撃魔法を放った。
「風の精風」
俺の手から竜巻が、
「炎の直弾」
エリサが炎が一直線に魔物に放たれた。
そして俺の風の精風とエリサの炎の直弾混ざり合い炎の竜巻となり大勢の魔物に向かって放たれた。
大勢の魔物の半分ぐらいは倒した。
「風の嵐よ降り注げ」
空から魔物に向かって鋭い風の矢が降り注いだ。
これであと3分1ぐらいに魔物が少なくなったけど俺達にはもう魔力がない。
どうすれば、、、、
その時俺の父親が駆けつけてくれた。
「大丈夫か。」
「うん。でももう魔力がないんだ。」
「大丈夫だ。エルトよくここまで耐えたな後は俺に任せろ。」
かっこよすぎだろ。
俺の父親主人公かよ。
それからは一瞬だった。
「エリア1-斬撃-」
剣を振った瞬間残っていた魔物は倒れた。
「さぁ帰ろうみんなの家に。」
父親につられて俺達は村に帰っていった。
村に帰ったらエリサの親と俺の母親が迎えてくれた。
「怪我はなかったあああああーーー心配してたんだよおおおおおおおーーーー」
「大丈夫だよお母さん。お父さんが助けてくれたから怪我もなかったよだから泣かないで。」
「よかったよおおおおーーーー」
「だから泣かないでって。」
みんなで笑い合った。
みんなの優しい空気に触れて僕は思った。
前世の俺がどれだけゴミ人間だったか。
どれだけ周りの人に迷惑をかけていたか。
そして俺はこの世界では周りの人を大切にしようと。
この世界では懸命に生きようと。
そしてこの世界でreスタートを。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます