　その日は僕とナミ達７人で卒業式を祝っていた。それは当たり前の事だった。しかし、彼らがそれぞれの家族の待つ家に戻ると、無残に死体となっていた。その直後に学校での爆弾テロが発生し、その犯人として僕らが指名手配される。

　必死に逃げながら集合すると、まるでビデオの静止画のように年の中が止まり始めた。

　突然の事態に困惑していると、そこに現れたのは自分たちそっくりで尚且つ人を何人も殺してきたというすさんだ目を見たテロリストだった。

　そして、彼らは真実の背かに招待してやると、そして、お前達が生まれた真の意味を教えてやると言って、映像を見せた。

　その中には大人になった僕ら七人が、とある惑星の移民船に乗り込んだあと仲間の喪失や果ての無い航海の末に月にたどり着いたことが映し出された。

　そして自分たちは地球人の武力を伴わない、征服計画の為に生み出された人格AIで後一時間後に彼らのクローンにダウンロードされて，宇宙船で地球におくられて征服に向かうという。

　そして自分たちは、彼らの光の部分つまり，政治や文化の征服をおこなうことを目的として、そして奴らは闇の部分、つまり暗殺や替え玉ゆすりなどの犯罪活動を目的とした活動をおこなうことであった。

　そう言い終えた直後に止まっていた世界が動き出して警察や特殊部隊が僕らを取り囲んだ。

　そして一斉に銃口が火を噴く瞬間、僕らはテレビの電源が切れたかのように真っ暗になった。

　それから数秒もしないうちに僕は謎のカプセルのような所で目を覚ました。口には呼吸器や点滴などよくり画に出てくるような物が取り付けられていた。

　カプセルが開いて、起き上がるとナミ達も何があったかがわからなかった。そして、周りを見ると懐かしい地球という惑星に鎮座する衛星月、その内部に構成された１４のカプセルと中央にそびえる巨大な金属の箱。

　それが僕らとあいつらの真実としてだまされた、架空の世界地球の経験を体験して、侵略としての先兵として送り込まれたクローンだった。

　それを知った僕らの心の中にどす黒い何かが沸き立つ思いに駆られた。

　それは紛れもない、自分が誰かのために形成されたことに対する怒りであり、それを知りながら地球に降りるためのシャトルに乗り込んで、地球征服のために生まれ故郷の壊れた移民船を後にした。

　その後僕らはそれぞれの持ち場を元に先兵となって活躍することになった。

アピール

　地球への異星人としての移民のなのもとの征服のために教育製造されたこととして、その移民船という世界から離れて憎しみを元に彼らはほんとの地球へ向かって行く話。

　生まれた移民船からゆりかごの名を借りた牢獄を離れていくという物語を考えました。

　そして、全ての虚構という物語を外れて、真実の世界に旅立つ物語を悪意を込めて尚且つ辛辣差を含めた物にしました。

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