アイドル生活相談スペース①~がおー!相談会をやってみたら、意外な相談もきちゃいました。こういうのって、恋愛相談ですか?~
第4話 新しい展開が、やってきました。「私、お付き合いをしていて、疲れてきちゃったんです」 え、小学生女子?何だろう?聞かせておくれ!
第4話 新しい展開が、やってきました。「私、お付き合いをしていて、疲れてきちゃったんです」 え、小学生女子?何だろう?聞かせておくれ!
「こんな社会は、もう、いやだ!」
「俺たちも、踊りたい!」
「私、だって!」
「俺たちに、愛をくれ!」
「だよね!」
小学生の悩みも、半端ない。
「学校が、また、休校になっちゃった!私、泣きそう」
「スマホで遊ぶしか、ないのか?」
「もう、飽きたよう」
子どもにとっては、学校が、生活の基礎みたいなもの。だから、その場所が制限されちゃうと、子どもは、突き放されたような痛みを感じる。
「学校なんて、どうでも良いじゃないか」
それは、大人だから、言えること。
こうした感覚の違いに気付けないと、子どもの心をいやすのは、難しい。
「気にするなよ」
大人は、言いがち。でも、気にするなって言われて、どう?泣いちゃう子も、出るからね?
大人との違いは、絶対に、忘れないで!
「私も、わかるな」
「お姉ちゃんたちも?」
「そうだよ?」
「じゃあ、聞いて!」
こして、子どもの心は、開いていく。
「そうだよね」
悩み相談は、共感から広げられることを、忘れずに!
「ねえ」
「何?」
「私、スマホの遊びすぎは危険だって、言われたんだよ?」
「そうなんだ」
「老後が、やばくなるからかな?」
今どき世代の子は、現実的だね。
「ねえ、ねえ」
「今度は、何?」
子どもたちのつらさに近付いていくのって、ある意味、心のエクササイズのようなものなんじゃないのかな?
アイドル候補生たちのステージは、勉強の日々。
市長の粋な計らいで、わくわくできそうな、勉強のいらないステージにこられたと思ったのに。
結局、また、勉強?
でも、良いじゃないか。
聞いてあげようよ。苦しむ子たちの、悩みをさ。
「あのね?」
「何かな?」
「私、あのお付き合いをしていて、疲れてきちゃったんだ」
キター!
新しい展開!
ぜにとも、聞かせておくれ!
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