夢の中でも良いから逢いたいの。

ううん。夢でしか逢えないのに。

ううん。夢なんて待ってられると思う？

ねえ……

私が怒っているの見える？

あなたは私に触れたくないの？

あなたは……あなたは……あなたは！　もういい……だからねもういいって！馬鹿みたい。

そんなに拗ねるなよって、苦笑い為ているの知ってるよ。

笑って誤魔化しても駄目だから。

ねえ、ねえ、触れたい。

寂しすぎて笑っちゃう。

……ここ！

見て、見て、見てよ！

あなたのパジャマ着て寝る。

お－い

ここは馬鹿だなって笑う所よ。

踏んで転ぶなよって言う所よ。

あなたのパジャマ着て寝てる。

いつもいつもいつも着てるんだから。

お願い。

触って。

その指で

涙拭って

抱き締めてよ。

たったそれだけのことだよ。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい