第6章 宇宙スゲェ

でかいんです。とにかく想像を絶するほど広いんです。人類の作った最も早く移動している物体は、1997年に打ち上げられたボイジャー1号で、時速6万1千キロ(秒速17km)で、今もなお移動中です。今はだいたい、片道光速17時間半の距離(約183億km)くらい離れたところを飛んでます。これは人類が作ったあらゆるものの中での最も速い速度の物体ですが、17年掛けてもやっと太陽系ちょっと出たくらいの距離しか移動できません。すげー、太陽系を出てるのか!と思うかもしれませんが、なんのなんの。全然すごくないのです。それどころか、新幹線で大阪向かうために東京駅出発して17年かけてホームも出ていないのです、ホームどころか1m動いたかな? いや、それ以下でしょうね。少し具体的な話をしてみましょう。


同一銀河内(天の川銀河)にある一番近い恒星(となりの太陽)と言われている、ケンタウルス座アルファ星にあるプロキシマ・ケンタウリまでで4.243光年の距離があります。すぐ隣の太陽でさえ、光の速度で4.243年かかり、そのうち17時間ぶんしか移動できていないのです、その距離を移動するのでさえ17年かかってます。


この速度でケンタウリを目指した場合、到着予定は3万7千年後という計算になります。この遅い速度が、太陽を作るほどの技術を持ち始めている人類の最高速度です。しかも安全も生命維持も考えなくていい無人機でです。


こんな調子じゃ人類の恒星間飛行はまだまだ先になりそうですよね。宇宙人がどこから来てるのかは知りませんが、一番近い恒星系から来てる確率は限りなく低いと思います。なぜなら空を見上げて見える星は全部恒星ですから。


天の川銀河だけで恒星は2000億個

あると言われています。


2000億というと、一瞬で想像を超えてしまい、フーン多そうだね。となりがちですが、リアルに感じてもらうために訂正します。


あ、やっぱ、恒星は2001億個ありました


数字上で1増えただけなので、なんだ1億個増えただけか。と思ってしまいがちなのですが、ちょっと冷静になってゆっくり読んで、どういう事かリアルに想像してください。


太陽が100,000,000個


むっちゃ暑いわ。サンオイル絶対足りないわw でもこの数字は訂正して増えた1億個分だけなので、元に戻って想像しましょう。


2000億個の恒星ってハンパじゃねーですよ?


それを踏まえて考えると天の川銀河限定で考えても、恒星1個につき、地球型惑星が何個の割合で存在するか、これは観測と統計でいずれ具体的な数字を導き出せます。100個や1000個のはずが有りません。信じられない程の地球型惑星が存在しているはずです。となると、たまたま一番近い恒星系から来てるというよりは、どこかの恒星系に有るどこかの地球型惑星から来てると考えるのが理にかなっています。

だとすれば宇宙人はケンタウリなんかよりはるかに遠くから来てる可能性が高いのです、一番近い恒星系ですら人類最速で3万7千年かかるのに、それよりも遥か遠くから来てる可能性が高い。どうやって来てるんでしょう。


とにかく宇宙は

想像を絶するほど広い

速度でなんとかなるものではないのです


技術が進んで光速移動に近い乗り物を作れたとしても、一番近い太陽までですら、4.243「年以上」かかります。宇宙はでかすぎるんです。だから単純に考えて、光より速い速度で移動しないと宇宙人は地球に来れないはずです。でも壁画はあるし、近年映像でやたら撮影されていますし、全部が嘘や自然現象とも考えにくい気がするし、やっぱりきてるかもしれませんよね。


じゃあどうやって来たんだろう

面倒くさいのはここからですw


光の速度はこの3次元物理世界では最速と言われています。かのアインシュタインがそう言ってますし、事実、移動速度上がると時間が遅く流れます。人工衛星は地球の周りを約秒速9km(時速32400km)で移動しています。それは1時間ちょいで地球を一周するほどの速度なので、人工衛星は速度と重力の関係で長い時間が経つと時間が少しずつ遅れていくため、内蔵時計に毎秒100億分の4.45秒だけ遅く進むように補正がかかっています。速度が早いほど「ウラシマ効果」が起こり速度差が大きい場所との時差が増えてしまいます。高速に近い速度で3ヶ月宇宙旅行して地球に戻ったら1万年後だったりもします。もし瞬間的に生み出せるエネルギーが無限だとして光速に達したとしても、光の速度に達すると、最終的には時間が止まってしまうと言われています。でも不思議なことにそれは外から見た場合で、光速移動してる人にとっては一定の時間が進みます。


これは不可解な現象で一般相対性理論なんて言われてますが非常に理解し難い現象です。わかりやすく言うと、光速に近い自動車の運転手はスローモーションに見えるというわけです。まぁ見ようと思っても実際はローレンツ収縮だとか、時間の相対性だとかで、光速移動中の車内は観察できないんですけどね。


とにかく、速度や時間や距離やエネルギーは、光速という壁に密接に関係しています、これは自然界の法則ですから突破するのは容易じゃありません。でも、この広大な宇宙で、銀河間、恒星間を移動しようとするなら、この容易じゃない自然界の法則を回避する必要があります。ちょっと隣の星いってくるですら、あまりに遠すぎるのです。ましてはどこの恒星系かわからないような遠くから宇宙人がやってくると考えると、速度では解決不可能なのです。

何千年、何万年という時間をかければ遠いところでもたどり着くことは可能ですが、宇宙船で何千世代にも子孫を繋ぎ、わざわざ観察しに来たところで、母星に戻れなければ観察結果が何の役にも立ちません。


数万年前に科学のボーダーラインを超えた宇宙人でも、地球に来るためには、どうしてもこの時間と距離の問題という自然の法則を回避する必要があります。恒星間飛行をするには「光の速度に近い速度」ですら遅すぎるのです。ちょっとコンビニ行ってくる、程度の感覚で行き来出来なければ観察しにくる意味がないのです。それでも、やっぱり、地球にはUFO目撃談が後を絶たないし壁画も(略)まぁ壁画なんかどうでもいいんですが、やはり一番は、地球に生命が居ることその物が宇宙人が来ていることの証明にしか思えないのです。


頭のいい物理学者や数学者が世界の仕組みを解き明かそうと、何百年も研究し続けていますが、きっと正解はどこかに有るのでしょう。このまま人類文明が進化していけばいつの日か解き明かされるとは思います。しかし私の凡才では、現時点で具体的な数式を見たところでさっぱり分かりません。てなわけで、私の考えた世界の仕組みのイメージを説明していきます。


まず、我々の住む3次元物理世界には時間や空間、物質や法則といったものがあります、目に見えてわかる物を無視せず壊さないように、光よりも早く移動する方法はないものか、そこでよく考えられるのは「手段」だと思います。


例えばよく聞くワープみたいなものです


アメリカの連続テレビドラマ、映画にもなったスタートレックというSF作品があります。知っている方も多いと思いますが、宇宙探索がテーマの番組で、私が大好きな作品の1つです。ここでいうワープとは、このスタートレックに出てくる宇宙船、エンタープライズ号が光速以上で移動する手段の事です。転送技術やどこでもドアのことではなく、光速以上の移動速度の事です。ドラマの中では結構詳細な設定があるんですが、ワープに関する設定ではどうやら・・・・


宇宙船についてるディフレクター板とやらから、なんか見えないバリアをぷわーんと出して、そのワープバブルというシロモノで宇宙船を包み込んだ状態を維持して、艦長が「エンゲージ」って言うと、パイロットがスイッチをポチって押して、反物質エンジンがンゴンゴ言い出して、後ろの普段青く光ってるナセルって呼ばれる所がなんかピカーンって光ったと思ったら、船体がギューンと伸びてから、シュピーンて飛んで行くんです・・・・。


でもあまりに漠然としていて、私はその仕組みを想像できないんです、どうやって稼働してるのかが私の想像力外なのです。まぁSFですしね。


そこで発想の転換。


私は、手段ではなく世界を想像しました。とりあえず言っておきますが根拠の無い想像ですからね。物理学者や数学者が読めばそんな訳ねぇと思うかもしれませんが、私の中で腑に落ちている世界の構造の話です。では行きましょう。イメージしてくださいね。



そもそも、この3次元空間は連続して

繋がっていないのです(ドーン!)



なんのこっちゃ、と思わず想像してください。あなたのいる場所を0として、右に1m先は、あなたから1m離れています。それは3次元空間上での1mなのです。空間は実は連結していなくて、隙間だらけなんです。我々は3次元空間の物質で出来てるからその隙間を認知することが出来ないのです。繋がってないならますます遠いじゃねーか。と思うかもしれませんが

どうかこのまま想像してください。


遊園地にあるボールでうめつくされたプールを想像してください


ボールプールと呼ばれる、よくある子供向けのアトラクションです。まずそれを想像するところから始めてください。

プールは場(ば)と呼ばれるところにあります。場はおそらくですが、無限に続いています、果ては無く、空間でもありません。場の外は無いのです。というイメージなのですが、正直分かりません。ただ、場にはエネルギーという概念が無く、場として存在しているだけの領域です。プール内はエネルギーの存在する空間ではありますが、我々3次元の物質では干渉出来ない空間です。


無限に広がる場の中には他のプールがあるかもしれません。多元宇宙とか言われてるかもしれませんが我々の世界の外側なので、今はどうでもいいです。


問題は我々の世界があるプールと、プールの中にあるボールです。あの1個1個の、ボールの中の空間が、我々の3次元物質空間なのです。我々は3次元空間物質の存在なので、物質からボールの外は見えないし干渉できませんが、ボール同士はちょうど脳のシナプスの様関連しあっていて、離れていても我々物質には連結した空間として認知されています。


ボールの入っているプールの空間そのものは、例えば余剰次元みたいなものです。縦横高さ以外の1つ高い次元なので4次元でも良いです。亜空間といっても良いです。呼び方はなんでも構いません。構造の話です。

このプールの中は無重力になってる上、煙みたいなもので満たされています(最近見つかったヒッグス粒子を含みます)

ボールが多いと質量が多い事になりますが、それは煙も濃いという事になります。またこのプールはビッグバン以前はありませんでした。場でビッグバンが起こりインフレーションを経てプールが出来たのです。


プールの中のボールの中の空間の合計が私達の宇宙の広さです。したがってこのプールは宇宙以上の広さを持っています。


先に述べたように、プールの中のボールは常に隣接しているわけではなく、場所によってはにとてつもなく離れています。具体的に言うと、質量(密度)の高い場所はボールが近く、比較的密度の低い領域はボールがあまり無く、隙間だらけだと想像してください。密度(物質)とはエネルギーのことです。


ただ、ボール自体は非常に重く(質量による重さではなく場に張り付いてるという感じ)やすやすと動きません。ただし、ボールの中の空間の状態で、瞬間的に近づいたり離れたり自由に動きます。ボールの中は我々の物質世界ですが、わかりやすく置き換えて考えて、ボールの中にネオジム磁石が入ってると思ってください。磁石が物質です。ボールの中の磁石が多ければ多いほどボールは強く引き合います。つまり質量が大きければ大きいほど、ボール間の距離は縮まります。


逆に考えても、引力が強いところはボール同士が近づいており、余剰次元における密度(場におけるエネルギー値)も高くなります。


プール内のボール以外の空間は隙間だらけですがそこには色んなモノが飛び交っています。粒子や何らかのエネルギー、トップクォークやボトムクォークだったりしますが、大半はまだ正式な名前もついていません。ボール内に「干渉せず」飛び交うものや、ボールもプールも両方に「干渉する」ものや、ボール「そのもの」に干渉するものや、別の次元を行き来する物があります。ちなみにヒッグス粒子はボールとプール両方に干渉します。こうした粒子やエネルギーなどのうち、発見されてないものをまとめてダークエネルギーといったりダークマターといったり暗黒物質と呼んだりしているみたいですが、呼び方はどうでもいいです。煙みたいな感じだと想像してください。


ボール内の磁石はボール内部以外の空間に干渉しませんが、ボール内の磁石が多いと(密度が高ければ)ボールその物の位置が変化するため、結果的にプール内のボールの分布が変動します(場におけるエネルギー値の変動)

またプール内の煙りが濃いところはエネルギーが通りにいです(粒子の速度が落ちます)そのためエネルギーの密度は上がり時にボールに変化し空間が生まれ、その後内部で物質が形成され質量が生まれます。


また、プール内で跳ねまわってる粒子やエネルギーのせいで、このプールは少しずつ大きくなっています。(場を侵略している)

ちなみに、ボール内とプール内は別の空間ではなく、ボール内はプールの空間でもありますが、プール内はボール内の空間とは別のものでボールの外側です。そのため、ボールとプールの境目が一方的にはっきりしています。まぁ上位次元ということなのですが、ややこしいので無視しても構いません。ただし場におけるプールとそうでない部分(場)との境界は曖昧です、プールサイドが有るわけではなく、粒子が飛び交っている部分を便宜上プール内としているだけです。


先ほど話した様にプール内の煙の濃いところである特定のエネルギー密度が上がると、突然新しくボールが生まれることが有ります(新しい3次元空間が生まれる)ただ、空間が生まれた瞬間はその空間内にエネルギーは無いに等しいです。


ボールが増えると同時にエネルギーの衝撃のような物が発生し、周囲にはボール球面から押し出されるように放射状に様々な新しいエネルギーが生まれます。また、生まれたエネルギーの中には、プールに充満している煙も含まれています。この新たに生まれるエネルギーは時間エネルギーを元にしていますが、時間エネルギーについてはあとで説明します。


その新たに生まれたエネルギーによりプールは加速度的に膨張していきます、ボールを生み出すのは特定の性質を持っているエネルギーが集まった時だけで、高エネルギーで生まれたボールは大きく、小エネルギーで生まれたボールは小さいです。ボールの大きさは大小様々で、大きさは我々の3次元空間の広さそのもので1立法メールのボールがあれば3次元空間内の1立方メートルです。


ボールを生み出すのは特定の性質を持っているエネルギーが集まった時だけで、ビッグバンの瞬間はそのエネルギーが多かったため一瞬で大きな空間が大量に作られました。今はそのエネルギーが消費しつくされ、空間が生まれた際などに少量ずつしか生まれないため、後から生まれたボールは小さいものばかりで、プールの端に行けば行くほど、ボールは小さく隙間は多く、1つの空間も狭く細かくなっています。


生まれたボールは、その時点で近くにあったボールと関連性を持ち、我々物質から見える空間がどんどん連結されていきます(宇宙が加速膨張していく)


このボールが増える現象は核爆発みたいなものを想像すると分かりやすいです。プールが膨張し、ボールが増え、さらに粒子が増えて、またプールが膨張。このループが起きていますが、その瞬間には磁石の総量は増えません。


ボールが生まれる際に生み出された粒子やエネルギーの中には、ボールの中へ干渉できるものが有り、それらがボール、プール両方に干渉するヒッグス場などで減速し密度が高くなるとボールの中で結合、蓄積して初めて磁石(3次元空間上のエネルギー、または質量を持った物質)になります。


ただし、中性子星の崩壊や粒子の高速衝突で、磁石自体も時々壊れます。磁石が壊れるとほとんどはボールの内部に残るのですが、一部はボールを飛び出してしまいます。その飛び出した粒子は他のボールとプール両方に干渉します。



これが私の想像する、余剰次元(ボールの外側)から見た我々の世界です。イメージが結構具体的なので、細かく描写したつもりですが伝わったでしょうか?


このデザインなら、私の中で色々説明がつきます。


真空のエネルギーと言われる奴は、プールの中を飛び交う、両方に干渉する粒子です。プールを移動しながらボールに当たると、ボールを貫通していきます。ですから我々の3次元から見ると、突然ある座標に粒子が現れまた消えていきます。


我々の3次元世界での質量総量が、当初ビッグバンで生まれた総量よりも少ないのは、ボールの隙間に粒子やエネルギーという形で存在していますが、我々には感知できません。ただしボールの中にも何種類かボール内と外両方に干渉する粒子はあるので、その粒子を使えば観測は可能です。お互い粒子同士なので観測行為が観測結果に影響を与えることはありますが可能は可能です。


光の速度が一定に見える理由は光子がプールとボール両方の空間に干渉するからです、光は時間と絡んでくるのでかなりややこしいんですが、ちょっとだけ光の話をすると・・・


余剰次元から見た光は常に一定の速度なんですが、ボール内部も通過するので、ボール密度がたかい領域では沢山のボールを貫通します。すると3次元空間の我々はその光がより多く移動しているように見えるはずですが、余剰次元全体を取り囲む時間は一定の速度なので我々には光の速度が一定で、その半面時間がゆっくりに感じます。

また、我々の様な物質が移動していく際はボール間を飛び飛びに移動していくので、ボール密度の高い領域を通る際、プールの空間における隙間は少なくなります。そこで早く移動するもの(エネルギー値の高い状態)や高重力の領域の場合、プールの空間に対して、移動する距離が少なくなります。でも、プール内の時間の流れは一定なので、相対性が生まれます。


時間の相対性はほんとイメージしにくいですよね。まぁ光と時間に関しては、想像が非常に難しいのでイメージするために、次元数を落として想像する必要が出てきます、詳しい時間と光の話は先でしましょう。


で、このプール、実際は縦横高さ以外にいくつかの別のベクトルにも広がるプールなんで、重なってても重なってないボールがあったりするんですが・・・

今は関係ないし、ややこしくなるので3次元で想像しててかまいません。


ちなみにボールから出てプール内から辺りを見るとボールは沢山重なった空間みたいに見えます。多重露光した写真みたいな感じです。あっちこっちにいろんな空間が重なって見えます(見えるつーか、別に光子でも物質でもないので見えないんだけど測定できる、という感じ)


宇宙に果てはあるのか、という疑問に関しては、有るのですが有りません。プール内にある一番外側のボールの中に私が行くと、宇宙はどこまでも続いてるようにみえるのですが、隣の関連したボールは外側とは限りませんので、進行方向前方に見える空間が、後ろ側にある空間ということもあります。つまり宇宙の縁の方に行くと、それ以上、外にはいけない空間のループになっています。まぁループというか別の空間の別の向き、ということです。ですから、実際に宇宙船で宇宙の中心から出発してまっすぐ外側に飛んでいると思ってたらいつの間にか内向きや別の方向に向かって飛んでいたという現象が起きることになります。


お、おぅ、この辺でかんべんしてやろう・・・・


この世界で重力を伝達すると言われるグラビトンらしきものが有るとしたら、このイメージの世界では粒子ではなく磁力線のような現象でしかありません。このイメージがもし、万が一本当に正しければ、そのうちCELN(欧州合同原子核研究所)が、グラビトンは粒子ではなかった!ってニュースを発表するかもw


私の中では世界がこんな構造のイメージでなんですが、例えば、事象の地平線で時間が止まる理由も光が曲がったり出れなくなる理由も、ブラックホールの辺りの他のボールが超重力状態になってるわけで、プール内のボール密度が極端に高くなっており、プール内の煙りの密度が高く、ヒッグス場が濃いため、粒子の移動が遅くなり時間がだんだん遅く・・・


うん。まぁ、そんな感じ。想像してみてくださいw


他にも量子の不思議な振る舞いの原因や、光子の特殊な性質、無重力中で拡散したはずの砂粒が引力以外の力で集まりだす理由も、モノポールが存在しない理由も、上げればきりがありません


(私の中の世界では磁力が別レイヤーにあるので、モノポールに関しては、別ベクトルの広がりをイメージしないといけません、そのためには次元数を落としてイメージする必要があるんですがちょっと別の話になりますので、磁力や電磁気力の詳細に関しては全体的にスルーしますw)


この世界を、このイメージで考えると、いろんな事がけっこうすんなりと腑に落ちるのです、私の中で、あーたぶんこうなってんだな、と理解しやすくなってくれるんです。うん、まぁ、結局想像なんですけどね。


ということで、光速突破の方法の話に戻しましょう。


我々はボールの中に居ます。

我々にとっての4光年先にあるアルファ・ケンタウリはプール全体から見ると、すごく遠くにありそうですが、それがつながって見えるのはその空間が同時期に作られたというだけなので連結して見えるのです。しかし別の時期に作られたボールとは連結してない上、ボールはプール内に自由に存在しているので、場におけるボールの位置関係自体は隣り合ってる必要がありません。また、ボールは磁石(物質密度やエネルギー値)で動かせます。他の動かす方法もあると思います。ボール内とボール自体に干渉する粒子を見つけて、別のボール自体にその粒子ぶつけるとかね。今はわからんです。


ボールの中にいる我々からみたらボール内部は連結した空間ですが、ボール自体は整然と並ぶ必要がないので、すぐとなりに持ってくることも可能です。どういうことかというと、実は私のすぐとなりに4光年先の空間があるかもしれないんです。


想像しやすく次元数を落として我々の3次元を文字という2次元で考えてみましょう。ハードディスク上のファイルみたいな感じだと思ってください。A、Bというファイルはそれぞれ5文字分の長さの領域があるとします。Aが地球のある領域で、Bはアルファ・ケンタウリのある領域です。

Aと定義した空間は50億年前から1億年ごとに生まれ、Bの空間は55億年前から1億年ごとに生まれたとします。我々にはAもBも連結して見えますので


"AAAAABBBBB"


こうなってると感じます。でも連結している必要はないので、実際のディスク上では


"AB A B B A B AA B"


と並んでます。空白の部分はプール内のボールの外側の部分です、隙間だらけです。離れているAの空間は生まれた当初ある程度近い状態でしたが、その後、場におけるエネルギー変動により移動してしまい、現在は複雑に絡まっている状態になっている訳です。その結果、AとBは実は隣合わせになってる可能性すら有ります。まぁイメージの中ではこう横一列ではなく、ボールも完全球面ではなく、水を入れたコンドーム爆弾みたいな形をしており、それが脳細胞の様に絡まった状態なんですけどね。でも我々にとってBの領域は4光年先なのです。

つまり地球にある自宅の玄関と、アルファ・ケンタウリは余剰次元における絶対座標上で、隣り合わせになってたり、動かして隣り合わせにすることが可能かもしれません。


そこから先は出来るかどうか想像を超えるので分かりませんが、ボール破っちゃっうとか、ボールとプールどっちにも干渉する粒子やエネルギー体になって、プールの中を移動してすぐとなりにあるボールに移動してしまえばいいだけです。


これはワープとか言うよりどこでもドアやスタートレックの転送やテレポートに近い感じです。ボールを破った移動方法は言うなればワームホールみたいな感じでも有ります。もし、ボールを破ったり、ボールの外を移動できれば宇宙のどこにでも自由に行けるはずです。隣にあるボールが宇宙のどこなのかは普通はわからないので、両方の領域に干渉する粒子などを駆使して調べる必要があります。


何も調べずいきなり飛んだら、田舎のばあさん家のトイレだったり、プーチン大統領のベッドの中だったり、私の家の玄関だったり、ブラックホールのすぐそばだったり、太陽の中心という事も有り得ます。だから飛び先を事前に調査するか、目的地の空間が含まれるボールをなんとかして隣まで持ってこないといけないので大変です。

おそらくボールを動かすのは、ブラックホールレベルの高密度なエネルギーが必要なのでおいそれと操作出来ません。ですから、近くのボールを何らかの方法で調査しながら目的地に比較的近い領域に属する隣のボールへ、次々と連続ジャンプをしながらアルファ・ケンタウリを目指す。みたいな感じになるんでしょう。


あとは、プールの中を物質が移動できるかどうかなんですが、粒子が飛び交うんだから多分大丈夫でしょうw


プールに干渉できる特定の粒子で包み込んでやって、自分の宇宙船の外から見た状態を自然界における粒子みたいな状態にしてやれば、我々の3次元空間上の成約を超えることが出来るはず。


まぁ、このへんになるとSFチックになっちゃうので、結局スタートレックみたいになっちゃいますが、決定的な違いはエンタープライズ号は光速突破移動方式の一方、この考え方は空間ジャンプに近いので、時間相対性の成約を受けずに済むのです。正直いうと、方法自体は物理に関連した形では想像できません。


すでに発見された現象や、そうかもしれないという仮説のつじつまが合うようにデザインした私の想像の世界では、なんとなくですが時間と距離の成約を超えての移動が可能なんじゃないかなと思えるような気がするのです。


人類よりはるかに高度な科学力を持つ5万年文明の宇宙人は、こうした自然の制約の中で科学で可能なことを実現させ、遥か彼方から地球にやってきてるのかもしれません。世界が本当にこういう状態だったとしても確信を持てるわけじゃないんですけどね。


まぁこのイメージだって何の確証もありませんがw


ああ、糖分が足りないw

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