第5章 宇宙人がいたらどうなる?

今まで書いた通り、腑に落ちることを確認しながらここまで想像で話てきました、仮に、宇宙人がいたら何をしてるだろう、とさらに想像します。


たぶん彼らも、夜空を見上げるでしょう、そして「我々は孤独なのだろうか」と、思いを馳せる、ほぼ間違いないと思います。なぜなら彼らは私達に似ていて好奇心を持っているからです。その好奇心のお陰で彼らも科学を進化させ、その過程で、人類と似たことをし、実験し、観察し、推測し、検証し、証明し、情報を蓄積させ、後世に文明を伝えたはず。


その中で、あまり利益にならないかもしれないのにもかかわらず、我々もやり続けていることの1つに、宇宙探査があるのです。ガリレオが望遠鏡を覗き出す遥か前から夜空を見上げ星座を紡ぎ、宇宙探査を続けていますが


ぶっちゃけ、大した利益にはなってません。


スペースシャトルなどの宇宙開発の過程でアルミホイルが生まれたり、アルミ蒸着や耐熱レンガやGPSといった人工衛星など。生活に役立っている副産物はありますが、宇宙探査自体の利益といえば正直、好奇心を満たしている、くらいでしょうか? それでも何百年も情熱を注ぎ続けています。これは好奇心のなせる技で


好奇心は科学の発展に不可欠です


宇宙人が文明を持っているなら間違いなく好奇心を持っており、その結果宇宙探査をするでしょう。そして彼らも我々と同様、宇宙で孤独な存在なのかどうかを検証するため、自らの星と似た星を探そうとするはず。たかだか100年文明の我々が作ったハッブル望遠鏡ですら相当遠くを見れるんです、彼らの望遠鏡はよほど高性能でしょう。

同じような星を見つけられないはずがないんです、そして色々な憶測を立て、行ってみたい、行ってみようとなるはずです。人類ですら火星に行こうとしてるところです、高度文明は母星を出たがるんです、好奇心や探究心がそうさせてしまうのです。まして科学力が有り、行ける技術があるなら行こうとするはずです。


もし我々が火星に人類を送り込んだら何をするでしょう、まずは探索、観察、検証するはずです。おいそれと火星をぶっ壊すようなことはしません。もし生命を見つけようものなら間違いなく観察します。時々ちょっとだけ捕獲し実験をします。いきなり滅ぼそうとはしません。高度に発達した文明は慎重なのです、まぁそうでないこともありえますが、慎重でないなら文明そのものは高度に発展しないと思うのです。


なぜなら、高度な文明は結果を予測しなが行動をします。もし生命を見つけた場合観測を続けるためには、対象を滅ぼしたら観測できません。たとえそれが害をなす存在だったとしても慎重になるはずです。人類がまだ高度文明とはいえない頃は、見つかった病原菌を絶滅させてしまった過去も有ります、現代においては、動植物の絶滅を防ぐために努力しているのはもちろん、エイズウィルスやエボラ出血熱のウイルスですらちゃんと保管されているのです。慎重に調査し、観測するためにはどんな方法がいいのか、やはり慎重にならざるを得ない。そして、観察や調査から得られた情報を文明の存続や進化に役立てる。それが高度な文明の取る行動だと思うのです。それを踏まえて改めて考えます。もし宇宙人が地球まで来ているとしたら・・・


何をしに来てるんでしょう?


何度考えても、やはり最初は「観察」しに来てるんだと思います、でも、普通は隠れる必要がありません、堂々と観察するはず。シャーレの中のバクテリアを観察するのと同じ、慎重に、壊さず、殺さないよう色々与えてみたり実験をするはずです。そして、自分たちのルーツや、自然界の法則を探そうとするはず。全ての文明がそうでないにしても、その確率は高いと思います。どんな生き物でどういう仕組みで、何をしていて、この先どうなるだろう、そういうった好奇心が「はじめは観察」という行動を生みます。


彼ら宇宙人が地球を見つけている確率はとても高いですし、人類は彼らにとって遅れた科学力ということは間違いありません。人類から見た猿やイルカと同程度みたいなものと思うのではないでしょうか? もし来ていたら観察から入ることは間違いないはずです、しかし、観察行為が観察対象に影響を与えたら観察になりません。


人類は知性がありますから、彼らの存在が公になれば観察ができなくなるのだと思います、事実、大騒ぎになると思います。ときどき見に来る程度なのか、何らかの技術で隠れているのか理由は分かりませんが、人類は観察対象なのであまり大きな影響を与えないようにコンタクトは控えめで慎重になると思います。


そんなわけで時々こっそりさらって人体実験してみたり、ちょっと姿を見せてどんな反応するか見てみたり、あの国はリーダーシップがあるから軽くコンタクトとっとくか、みたいな。そんな感じなのかもしれません。あちらの文明は恒星間飛行を出来るほどの科学力が有り、人類より高度でなければ地球まで来れません、その定義からいうと、人類は彼から見たらやはり観察対象程度なのです。


長いこと観察してるんだから翻訳は当たり前、もし日本に宇宙人が降りてきたら自動翻訳機があるか、日本語ペラペラだと思いますよ。

でも現時点でまだコンタクトをとってくれません、それはまだ我々が猿だからです、なぜ我々が猿と思われているのか、そこにどれだけの文明の差があるのでしょう。


私が思うに、彼らが考える科学のボーダーラインを我々が超えた時、初めて対話ができるようになるんじゃないでしょうか。ただの猿が知的な猿に進化したと認められる必要があるのです

私の勝手な想像では、永続的な核融合が可能になったらだと思っています。核分裂制御成功の時は来てくれませんでしたけどね。


自然界には様々な現象があり、単純なものでは燃焼があります。それだってチンパンジーには制御が困難な現象です。宇宙における制御困難な自然現象トップ10くらいに核融合が有ると思うのです。規模は小さくとも恒星の仕組みを直接制御ですからね。

核分裂、核融合、反物質、重力制御、光速突破、亜空間、時間制御など、自然界の中の現象でも難しそうな事は多いですが、難易度的により難しそうな自然現象を制御できる技術を手に入れた時に彼らは我々人類を、ちょっと頭のいい猿と認めてくれて、そろそろ挨拶に行っとこうか、と思ってくれるのではないでしょうか。


2019年に日本が核融合施設を完成させるべく既に建築段階に来ています。世界中の研究機関が競って研究し、核融合はもう殆ど成功といっていいところまで来ているのが事実です。


まぁ現時点でコンタクトを取ってくれていないのも事実ですが、たぶん、何千年、何万年も前から地球に来て観察を続けているはずです、ですから、ちょっと数十年くらい様子を見ようというのは大した時間じゃないのかもしれません。なぜそんな昔から彼らが来ていると思うかというと同時期に同程度の文明が出会う確率より、どちらかの文明が科学のボーダーラインを超えてから長く続いていなければ出会うことはないからです。あっちの文明は5万年か1億年か分かりませんが、人類はまだ100年しか経っていないのですから。


それに、古代の遺産で気になる物が結構多いことも挙げられます。古代文明の壁画に描かれたおおよそ当時のものとは思えない不思議な絵の数々や、大抵のものは説明がつくのに、製作方法や時代が合わない意味不明なオーパーツ。神話や民話として語り継がれている過去に起きた人知を超えた現象。時々手を貸してくれて実験対象にされたかもしれないであろう大昔の遺産。地球が丸いことすら知られてない時代に書かれた太陽系らしき絵であったり、大航海時代以前の正確な大西洋両沿岸地図だったり、なんか上げればきりがないですけど、人類の歴史の中でもやっぱり、こういった不可解な物は多々あります。


ほとんどは瞬間的な天才が生まれたか、誤解された解釈のせいだとは思いますが、現代的には「たぶんこうやったんだ」「こうすればできるやん」と結論づけていることがほとんどで、つじつま合わせ、こじつけっぽいものが結構あります。そういった人類の遺産の中で明らかにこじつけで解決してるものや、情報量不足などでこじつけすら出来ない物が存在するのも確かです。全てが宇宙人の仕業とはこれっぽっちも思いませんが、もし、宇宙人が地球に来ているのであれば


人類の遺産ももしかしたら宇宙人の関与が?

という懸念は残ります。


近年においては、まぁ昔からUFO写真ってのはありますが、ほとんどは私も捏造だと思います。でも本当に全部偽物なんでしょうか?普段嘘をつかないような人が言ってたり、何の得にもならない様な人が言ってたりもします。嘘や本当が混じっている中からどうやって本物を見分けたらいいんでしょうか?


そこで考え方を変えます。いずれコンピュータがもっと進化すれば、だれでも現実と区別の付かないCGが作れるようになり捏造は一層増えると思います、写真や映像を見てこれは嘘、これは本物かもしれないと論議しても結論は出ません。その映像が嘘か本当かは、一切無視して写真や映像以外の条件で、説明の付かないものに限定すればいいのです。

近年カメラ付き携帯が人類を席巻し、だれもが映像を簡単に撮れるようになったせいか、ここ数年、UFOの目撃談がすごく増えている気がします。まぁipohne浸透のおかげなんですが。その大半は、個人が「UFOみっけた、見てみて、UPしたよ」とか、いかにも誰かがネタで作ったCGぽい映像なのですが、中には本当かな?と思うものもあります。でも、そんなのはどうでもいいのです。映像自体は検証しなくて結構です。どんなにリアルなCGでも、それがたとえ、本物の宇宙船を撮影した映像でも、それ以外の条件を満たさないと私は信じるには値しないと考えています。


私が信じてしまうUFO映像の条件


「個人同士に明らかにつながりのない不特定多数の人がそれぞれ離れた地点で、別のアングルから撮影されており、写ってる映像が人知を超えていると明らかにわかるもの」


まずこれが満たされなければ、どんなに本物っぽい映像でも、たとえ本物でも信じるに値しないと思います。

その映像の質がある程度高く無いとそこから先が分かりませんので、周りの景色との縮尺などがわかりやすく(極端なズームがない物)、ホバリング(空中静止)や突然の加速(ズームによる手ブレではないと分かるもの)分裂や、消滅、など明らかに人類が作ったものではない挙動を見せる映像です。


それらが、もし編隊を組んだり一定の周期で光るといった「自然界で起こりうるはずの無い挙動」が撮影されていたら、それは間違いなく人為的な何かであることに絞りこまれます。

となれば、人類では説明の付かない人為的な飛行物体とせざるを得ません。鳥でも風船でも照明弾でもヘリでもない何かが浮いていて、大都市で目撃され、何百人もが別の角度から撮影した未確認飛行物体で、それは人知を超えた不思議な挙動をするものなのです。はたしてそれは一体なんなのでしょう?


目撃者、撮影者全員に何らかのつながりがあれば捏造も可能です。1個都市規模で、町おこしをしようとしているならわかりますが、それをやれば情報は漏れ、捏造であることは火を見るより明らかです。少人数なら可能ですが、私はそれを信用に値しないと考えるのです。


近年そういった映像がネット上に多く公開されるようになりました。これらの映像に映るものは何なんでしょう? まぁわからないから「未確認飛行物体」なんですけどね。

映像以外で判断した「未確認飛行物体」が本当は何なのか色々想像してみるのですが、やはり地球外知的生命体による乗り物または探査機、もしくはそれらによる自然に対する影響くらいしか思いつかないんです。


著名な大学教授のようになんでもかんでもプラズマ、プラズマと言う科学者も居ます。実際に自然現象は数多く起こりますし再現可能な物も多く現在でも解明されてない物も多いですから、大半はまぁそういうものかもしれません。でも自然現象は自然現象であって、人為的かどうかは区別をつけることが出来ると思うのです。例えば整列したり編隊を組んだり、定周期の点滅をしたり、あたかもパフォーマンスみたいな挙動はしないと思うのです。今までの想像から「宇宙人は居る」と腑に落ちてる私は、やはり宇宙人の乗り物か、探査機かその影響による現象なのかなぁと思ってしまうのです。


しかしここに来て

物理的な問題が立ちはだかります


はたして現実問題として地球に本当に来れるんでしょうか? 太陽を作れるようになりかけてる我々の文明ですら、すぐ近くの同一恒星系にある火星に行くだけで一苦労しています。まして、恒星間飛行など一体どうやったらできるんでしょうか? 本当に可能なのでしょうか? たかが観察が目的でこんな遠くまで来ることなんてあるんでしょうか?


宇宙人と話をして来る方法を聞いてみたいところですが、地球外生命も宇宙人の存在も全て私が腑に落ちたというだけで仮定です。どこかに落ち度があればいっぺんに腑に落ちなくなってしまいます。私の想像が破綻しないためにも1つずつ腑に落ちる形で想像する必要があります。


ここまでは私の腑に落ちる定義に基づいて仮説を立てていますが、ここで、どうしても超えないといけない時間と距離の壁が出てきました。なぜ高星間飛行が出来ないのか、スピード上げまくれば行けるかもしれないじゃん。と思う人もいるかもしれません。ですが、こればっかりはそういう次元の話ではなく、自然界の法則を超えない行けないほど宇宙は広いという事実が立ちはだかります。


そこで私のイメージにある、この世界の想像図を説明していく必要があります。もし世界が、私のイメージ通りなら、きっと宇宙人も地球にこれると思います。それを話す前では、やっぱり宇宙人は居て、地球に来ててコンタクト取らないように観察してるのかな???? と、最後に疑問符が残り、腑に落ちきりません。なので、時間と距離の壁を超えることが可能だという世界の想像図を次の章で説明します、ここからはますますイメージするのが困難になりますが頑張ってついてきてください。


とにかく、私の中では宇宙人は人類より高度な文明を持ち地球まで観察に来てる(のかな?)というところまでは腑に落ちました。


むっちゃ関西弁の宇宙人とかおったら面白いねぇ、一緒にお好み焼き食いに行きたいなぁw

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