第5話北の森の魔物退治 失敗

山田が北の森に着く。

(わぁ〜何か出そうな感じ)

何か出るから、退治にきているのだが。

山田がまわりを見回していると、森の下の地面が盛り上がり、スケルトンが出てきた。

山田はすぐに攻撃体勢をとり、一撃でスケルトンを倒す。

すると再び地面が盛り上がり、スケルトンが出てきた。今度は二体である。

(スケルトンはレベル20、こんなのが複数でたら、村の人は困るだろう)

山田がスケルトンを倒す。今度は、多少、手傷を負った。

転生先でも傷を負えばかなり痛い。

急いで薬草を塗り込む。

(この薬草、効く〜)

山田が薬草を塗り込んでいると、森の奥から目を赤く光らせたスケルトンが出て来た。

(キングスケルトン?)

初めての冒険者の森でキングスケルトン?

山田より高価で見栄えのいい上着を羽織り、手には宝石のリングをつけて、口から、白い息を吐きながら歩いてくる。

肺も無いのに息を吐く恐ろしい怪物。

単体でもめんどくさいのに、手下を呼ばれたら、負 け る。

(負けは、サラリーマン人生だけで、お腹いっぱい!)

山田は足止めに聖水を撒きながら、全力で走った。走りに走って、ケールの羽根で村に戻った。

どうやら、助かった。しかし、あんなのが出るなら助けが必要だ・・

山田は宿屋の親父に相談することにした。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る