短編① ラブラブ(?)年越し家族旅行 400PV記念

PV増やすために、意地でも書くっ!

あと2PVで400だぁぁ!

これからは、3桁目が1個上がったら短編書きたいと思います。

(いつまで続くの?(だってPV伸びない時点で終わりですから泣))

500に行かずに、タイトルの①が消される日が来るかもしれません! ( ノД`)シクシク…

皆さんいっぱい見てくださいっ!!

でも、PV伸びなかったら作者のこの作品への愛が溢れて勝手に書くかもしれません(笑)

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 2024年12月31日。私たちは、絶対に大晦日でさえも日課を消さない! と意地で時間を早めてでも星を見ている。


 今日で今年も終わりか。

 中学2年生になって、有留ちゃんとかとももっと仲良くなって、いっ、一応真夜ともデッ…(お出かけ! お出かけだよ!!)もしてるよ!


 堀川家と前澤家は、毎年恒例の年越し家族旅行に来ている。

 毎回泊まる場所は変わっていて、今回は名古屋へGO! ってなったから、今回は名古屋に来ている。(繰り返さなくても分かる汗)


 名古屋は海が近くないから、空気が澄んでいる。それに周りも暗いから(21時だから!)星がすごい見える!


 真夜も、移動中の車の中で寝ている間さえ、がっしりと大事そうに望遠鏡を抱いていて、その望遠鏡をベランダに持ってきて見ている。


 親たちは楽しそうに同性同士で話してるから、抜け出すのは簡単だった。っていうか、出てってって雰囲気。男はうちの部屋、女は前澤家の部屋で話してるし。

 こういう親の教育方針どうなの? って最近思い始めてきた。


「あ、すご。カペラにシリウスにリゲル、全部はっきり見える!」


 日課を始めて1.75年くらい経ったから、最初は何の知識もなかった私も、真夜が瞳をキラキラさせて話してくれる星の名前や等星も覚えるようになった。


「紗弥、あっちにベテルギウスも見えるぞ。いつもよりデカいな!」

「ほんとだ! やっぱりオレンジは綺麗!」


 私は日課を始めて、最初にベテルギウスを気に入った。


「アンタレスもある。いつもより格段に綺麗だ」


 私はオレンジとか赤色の星が好きらしい。そういう星だけはほとんど好きになる。

 もちろん、シリウスとかの青白い星も好きだけどね。


「そうだね…!」

「…も」

「え?」


 風が吹いて聞こえなかった。


「紗弥も…綺麗」


 綺麗っ? 私が?

 真夜、去年から性格変わりましたか⁉


 そんなこと言う人じゃなかったのに…。

 嬉しいから許すけど!!


 多分、お風呂上がりで髪を下ろしてるからだと思う。いつもなら地味に結んでるから、新鮮なのかな?


 って考えてたら、すごいスピードで真夜がこっちに寄って来て、唇を重ね合わせる。

 あの日から、こういうことが多いから、ちょっと慣れてきちゃった。


「し、真夜も。かっこいい」


 普段なら私だってこんなことは言わないけど、さすがに言われたら返さないのは申し訳ない。


 実際少し水を含んでいる髪は星に照らされて輝いてるし(大袈裟笑)、いつもより表情が大人びて見えるから。


「さ、紗弥…」


 クールなほうのはずなのに、珍しく動揺する真夜。

 そんな姿も…可愛い。

 そう思ってしまったから、もう返さなきゃって、少し投げやりに自分から唇を重ねに行った。

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