第3話 眠らせろ!
どうかしている
ふざけやがって
鬱陶しいんだよ
俺の眠りを邪魔しやがって
いつまでそこに居座るんだよ
たった一度
たった一度だけなのに
あいつの腕の中が恋しいのか
ふざけやがって
夢で抱かれているなんて
俺はいかれている
胸クソ悪い
こんな
ぐちゃぐちゃな感情
捨ててやる
夢なんて見たくないんだよ
あぁ眠りてぇ
温もりと一緒に
眠りたいだけなんだ
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