いらない過去
第11話:らしくない
アンジェラ「次で降りるから」
起こされて目が覚めた
ノーラ「わかった」
電車で移動していたんだった
ノーラ「次は何?」
アンジェラ「行ってみてのお楽しみかな」
ノーラ「どうせまたはずれでしょう」
アンジェラ「かもね」
マスクをつけて荷物をもった
電車を降りると綺麗な街が見えた
ノーラ「へぇ・・・よさそうなところね」
アンジェラ「ん・・・行くのはそっちじゃなくて向こう」
電車が走り出す
開けた視界にはガレキの山とそこにできた不自然な自然が広がっていた。
ノーラ「普通のところで暮らしてほしいよね」
アンジェラ「同感」
街でホテルを探す
アンジェラ「空きがないから同室でいい?いやなら他を探すけど」
ノーラ「・・・めんどくさいからいいよ、同室で」
アンジェラ「そう、じゃ、これでお願い」
フロントで受付を済ませる
部屋について荷物を開く
アンジェラ「一応これが資料」
ノートパソコンを渡される
ノーラ「・・・ドラゴン?」
アンジェラ「ぽいものらしいよ・・・毛の平サイズ」
ノーラ「資料によると遺伝子そうさで・・・トカゲと鳥でもかけあわあせたのかな」
アンジェラ「そんなに都合よくできるものかね・・・」
ノーラ「・・・何かの失敗作がドラゴン」
アンジェラ「さぁ?キメラってこういうのをいうの?」
ノーラ「キメラ・・・合成獣のこと?・・・か」検索したらしい
アンジェラ「そういえば、西洋のドラゴンと東洋のドラゴンって違うでしょ」
ノーラ「・・・そうなの?」
アンジェラ「トカゲみたいなのかヘビみたいなの」
ノーラ「そうなんだ・・・文化の違いかな・・・」
アンジェラ「まぁ、知らないか・・・」
ノーラ「それで何を調べるの?」
アンジェラ「クライアントは魔法的なことがないか・・・じゃないのかな」
ノーラ「いいんじゃないの?資料の通り遺伝子操作でした・・・で」
アンジェラ「・・・だよね」
ノーラ「これが何かの役に立つとも思えないけど」
アンジェラ「・・・遺伝子操作なら役には立たないかもね」
ノーラ「合成だと役にたつの?」
アンジェラ「そう考える人がいたみたいだね」
ノーラ「そっか・・・」
アンジェラ「もうアポはとれてるから明日」
ノーラ「なら、今日はのんびり観光でもする?」
アンジェラ「散歩くらいなら・・・ここ治安いいの?」
ノーラ「知らないけど、街中なら大丈夫でしょ」
時計を見ると17:00
アンジェラ「夕食にはまだ早いね」
ノーラ「地元の料理でも探して食べてみる」
アンジェラ「美味しそうなのがあればね・・・」
ノーラ「行きましょうか」
腰の銃を見て
アンジェラ「やっぱりそれ、似合わないね」
ノーラ「そう?」
アンジェラ「銃で武装した魔女って」
ノーラ「別に私は魔法が使えるわけじゃなから魔女じゃない」
アンジェラ「あれは魔法でしょう」
ノーラ「能力があるかわかるだけ・・・でしょう」
アンジェラ「ほかに何かできるとおもしろいのに、魔女らしい恰好でもしたら」
ノーラ「狩られるからいい」
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