第7話
自分も、静かにおとなしくしていようと思って、2人で、ふとんをかぶって、朝まで、そのまま寝てることにした。
朝になって、太陽も部屋に射し込むようになってから、高梨さんに、どうだったか聞いてみた。高梨さんは、芸術家の女の人みたい、って言った。その晩、その人から、何か、芸術に対して高い意識を持つように言われた気になった、って高梨さんも言った。ええーっ、やっぱり、自分の感じたのと、いっしょやん。
高梨さんに、来てくれたお礼を言って、いっしょに朝ごはんを食べて、そのあと昼頃に、高梨さんは自分ちに帰っていった。
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