進化
「ねぇ、もう引き帰さない?」
暗がりの洞窟を、手元の灯りで照らしながら2人は奥へと進んでいく。入り口付近に人工物が放置されていたのだ。そこからは物資を得られなかったが、奥へと進めば何かがあるやも知れない。
「あのさ、遺跡に向かうんでしょ?」
少女の記憶を辿ってみると、ひたすら歩けば塔があると言う。そんな風に特徴的な目印を転々としていけば、いずれは遺跡に帰り着く。そう彼女は主張したが、その記憶は朧げであるし、目印が今も残っている保証は無い。
「道中の資源採取だつったろ。干からびたくねぇなら黙れ」
しかし男だって碌な宛が無い。今も馬が合わないようだが、遺跡を目指す限りはこの関係が続くだろう。
「はいはい。分かったわよ」
仕方が無いので歩き続けた。片道切符になってしまわないか、確かに心細くはあるものの、彼の手を握るのは嫌だった。そもそも握らせてはくれないだろう。やはり黙って歩き続けた。
「…………綺麗!」
やっと目前に広がった独特な地下空間。その天井には、ヒカリゴケのようなものが自生していた。泉に木漏れ日が差し込んでいる、と見紛う程の光度を放っていた。辺りには、小さな生き物や花の姿すら見える。まるで地下とは思えない環境。
「稀にだが、大型の死骸を中心にして、隔離された生態系が形成される事がある。ここもその一つだろ」
名を怪骨群集と呼ぶ。人間の生存にも適している可能性があるとされ、中々に珍しい環境であった。
「人が暮らしていけるの?」
「俺が前に見た場所は微妙だったが、此処はいけそうだな」
呼吸も可能で水源もある。光源さえ存在している。この理想的な環境には、やはり先客が居るようだ。
「外からですね?珍しいなあ!」
青年が2人へと話しかける。男は少しばかり警戒してみるが、声色から敵対的な様子は伺えない。素直に返答する事にした。
「なるほど、遺跡に。……残念です。それだったらここで一緒には暮らせないですよね」
随分と気さくな人物だった。人間同士で殺し合う事も少なく無いこの世界だが、ここの環境ゆえなのかそんな雰囲気は微塵も無い。
「なんだお前。1人なのか?それなら、入り口に放置されてたあの設備はなんなんだ?」
「ご紹介しますね」
青年の後に続く。また歩き出したので、周囲を見渡してみる。どうやら怪骨群集の近くを掘り進めて築かれたコロニーのようだ。しかし面積はそれほどで、一本道の場所も多い。
「主にここが居住スペースです。僕もここで暮らさせて貰ってます」
一際大きな部屋の中。全裸だったり、辛うじて服を着ていたり、半裸だったりの人々がそこには居た。小さな子供は辺りを走り回って、大人達はそれを眺めたりしている。青年よりも先に、彼らはここに住み着いていたようだ。
「彼らの先祖……と言ってしまえば少し大袈裟ですが、先代がこの洞窟を見つけ出して定住したのでしょう」
だから未だに、遺物のように人工物が転がっている。少なくとも先代達は、ここを整備する技術力があったようだ。
「次はこっちですね」
更に奥にある、朽ち果てた電子機器へと案内された。恐らくはもう動く事は無い。修理するよりも、作り直してしまう方が早そうだ。それができればの話だが……。
「多分ここに残った人達とは別に、他の進路を目指した人達も一定数いたと思うんです。これは通信機器みたいなのもので、しばらく交流はしていた……んでしょうね」
彼等はここに住み着いてから、途方もない年月を過ごしたのだろう。もはや外界の人間と、言語による意思疎通が困難になる程だ。
さらに狩をする必要も無い。ただそこに食料も水も空気もある。外敵の脅威に晒される事もなく、ひたすらに命を繋いできたのだ。こんな事例は、怪骨群集の中でもレアケースだと言えよう。
「探したわよ。……おじさんは、やっぱりあの人達のところには行かないのね」
ここで少しばかりの時が流れた。男は入り口付近で、ひたすら資源を採取している。持ち運べる量は収集しておきたいものだ。青年にも許可は取ってある。
「私ね、もしかしたら、此処なら怪獣に襲われる事なく、暮らしていけるのかなって……」
短時間ながらも、彼等との交流は少女にとって幸福なモノであった。久しく忘れかけていたこの安息感は心地よい。もう少しだけ、この場に留まりたいとすら思っている。勿論ここに永住する意思は無いが、立ち去るのは名残惜しい。
言葉が通じなくとも、争う事こと無く生きていける理想郷。そんな夢にまで見た世界のようだと感じていた。しかし男は、それを浅はかだと卑下した。
「確かにここの怪獣は雑魚だ」
地に這う1匹の葉足類の生物を摘み上げる。ウヨウヨと無駄な抵抗を繰り返すその様を、彼女にまじまじと見せつけた。
「一度、人類に追い詰められた怪獣は、自分自身のコアを分裂させた。要は個体自体を増やす生存戦略を取った」
現在の怪獣はかつてと比較すれば、コアも脆く、肉体的な制約も多いと言うのだ。あくまで過去との比較であるが。
「何を……してるの?」
次に彼は、この生き物を咀嚼した。血肉を呑み込み終えると、残った小さなコアを吐き出して、摘み上げる。
「その分裂を続けた個体の果てがコイツだ」
環境を支配すると人類に言わしめた怪獣は、多様化を進めてゆき、環境に隷属する小さな虫ケラにさえも姿を変えた。人類にすら捕食の対象にされてしまう、か弱い生き物。
「まぁこんな奴でも、今や銃が無きゃ殺れねえって訳だけどな」
少しばかり悔しそうにして、その球を指で弾き飛ばす。殺す必要も無いし、殺せば彼等の食料を減らす事になる。これでも怪獣なのだから、コアさえあれば周囲の物質を元に、再度体を創り出すだろう。
「用はだな。ここは人間も怪獣も牙と爪が抜け落ちちまう腑抜けた環境だ」
「それの何が悪いのよ。平和でいいじゃ無いの」
そうやって反論してみせるが、どうやら肝心な事を忘れている。
「ここが特殊で希少な環境だが、どうにも十分に隔離されてる訳じゃねえな。現に俺達も立ち入れた。……お前がここを気に入ったなら、とっとと出ていった方がいい」
彼女の特殊な性質は、彼らに最悪の結果を齎す事になり得るのだ。男とて、それを望む訳では無い。
「そうですか。お気をつけて」
早急に青年に別れの挨拶を済ませて立ち去る事にした。さっさと出口に向かうその間際。
「なんだ?これ」
壁面に見える小さな亀裂。あまり目立たず、いつ付いたものか不明だが……銃をそこに構えてみせる。
「こッ!!」
亀裂がさらに広がったその直後に、怪獣は姿を表した。凄まじい破壊音とそこに紛れた発砲音。しかし、男は回避が間に合わずに、地中から飛び出した巨体によって、吹き飛ばされてしまう。直撃は免れたももの、無傷ではない。
「コイツ!!」
サイズ的には中型と行ったところである。全体的な形状は土竜に近いが、二本足だと熊のようにも見えなくは無い。皮膚は酷く弛んでいるが、鼻先の針のように伸びた部位と、背中は共に甲殻で覆われているようだ。
「……当たったのか」
その姿を3人に見せると、この怪獣は地面に突っ伏して倒れ込んだ。肥大な腹部には、小さな弾痕が見られる。彼の弾は命中していた。
「この怪獣、前にも見たことあるの?」
未見の種である怪獣のコアを、一度で貫くのが困難な事は想像に難くないだろう。基本的にコアは、頭部と胴体のどちらかに位置しているが、種によって微妙に違っている。
「俺は地中にそれほど縁は無えが、コイツはよく見る方だ。大量に、って訳じゃねえが……数匹程度の群れを作ることがある」
例によってまた群が相手だ。やはり、気は抜けない。亀裂……最早穴であるが、それを3人は凝視している。次はある程度距離を取った。絶命させたあの怪獣には、既に臀部を何度も斬りつけられた跡が見られ、それも不安要素の一つである。
「……私の所為よ。ごめんなさい」
静寂の中を耐えきれずに、彼女は声を吐露してしまう。青年に、そして今は見えない彼らに対して謝罪する。今回の原因は、自らの呪わしき性質に起因していると断定した。
「え?ど、どうしましたか?」
当然ながら、唐突にそんな事を言われても訳が分からない。青年はただ困惑するだけだ。
「説明なら後にしやがれ。お前をここに連れて来たのは俺でもある。怪獣なら殺してやるから、今は集中しろ」
とは言うが、生身の人間が怪獣相手に出来る事など限られている。死を覚悟するくらいのモノである。申し訳程度に伸縮式の槍を持たせたが、表面に突き刺さればいい方だ。それよりは、青年の持っているらしい射出装置の方が幾らか有用だった。
「来やがったな!!ぶち殺してやる!」
迫り来る怪獣に対して、男はそう息巻いて見せる。どうやら先程とは別種のようだ。ただ全体の形状は酷似している。収斂進化の類であるか、まだ比較的に分裂元が近いのだろうか。
「体毛……鱗なのか?」
しかし、そこには決定的な違いも存在していて、全身が蠢く深緑の鱗に覆われている。こんな怪獣は見た事が無い。つまり核の場所が不明だ。手探りで進めなければ成らなかった。
「どう言う事だ?鱗がそこらの怪獣のコアより硬ぇってのか?」
弾を撃ち出してみるが、絶命には至らない。それどころか体を貫きすらしなかった。表面の鱗が一枚、力なく剥がれ落ちただけ。数発撃ってもそれは同じだ。
「クソが!埒が開かん!」
いっそ、更に硬い弾を撃ち込んでしまおうかと考えてみる。ただそれは希少であるし、再利用可能と言えど、また回収出来る保証も無い。コアの硬い怪獣は、再生も早いのだ。回収が遅れてしまえば最悪の事態になる。
「ぎぃぃいぎぃぃ!!イイィ!!ィィ!」
奴が無数の鱗を擦り合わせだした。その不快な音は加速していき、鱗の動きも激しくなる。もはや根本からぐるりと一周すらしていた。余りにもしなやかな動きであり、体毛のようにも見紛いそうだ。
「回転器官を備えた生き物!?。いくら、怪獣だからって、そんな無茶苦茶な!」
ありえない事では無い。しかし、この怪獣を「回転器官を備えた生き物」と呼称するのは間違いである。これは……。
「な、何でここに!?」
そこで彼等のうち数人が、この騒ぎは何事かと様子を見に来てしまった。怪獣と、文字通り丸裸の人間が鉢合わせてしまう。
「……そ」
警戒心と恐怖心を、彼等は忘れ去っている。対する怪獣は、全身の逆立った鱗で容赦無く切り刻んでいった。人体は簡単に剪断されて、怪獣はそれに覆い被さる。まるで全身を使って捕食しているかのようだった。
「んな」
青年は酷く動揺して、何をするでも無くただ固まっていた。彼等が怪獣を危険な存在と認識した時点では、もう既に手遅れであった。
「なんか油ぽっいな」
男はこの隙に、地面に落ちた一枚の鱗を突き刺して拾い上げる。大きさはあの葉足類に近い。硬くはあるが、コアと同等の硬度とは思えない。しかし弾痕こそあれど、やはり貫かれてはいないようだ。
「鱗じゃ無えなぁ?」
付け根のあたりに穴がある。裏の先端側にも同じようなものがあった。どちらかが口で、どちらかが肛門。或いはそれに似た役割の器官。今やコアを破壊され絶命しているが、れっきとした怪獣の一個体であった証である。
「共生……いや寄生か」
鱗のように別種に纏わり付き、身体の制御権を奪い支配する生態の怪獣。それを相手取り打ち勝つ方法はあるのだろうか?。今回の場合に限るが、ない事もない。
「居住スペースで戦うなんて!……だ、ダメです!そんな事!絶対ダメです!」
彼は動けない青年の肩を叩き、今から何をするかを濁さずに伝える。すると顔は更に青ざめ、震えが収まらなくなった口で、明確にその作戦を拒絶された。
「出来る限りはどうにかしてやるとは言った。怪獣はなるだけ殺してやりてぇが、手段も数も限界はある」
人材、物資、時間、あらるゆるものが不足しているこの世界で、怪獣退治は至難の業だ。青年がいくら反対しようが、彼等を犠牲にしてでも怪獣を討伐する。このままでは全滅もあり得るのだから。
「……長引かせるつもりは無いが、それでも時間は掛かる。どうしてもアイツらを助けてえなら、その間にお前がどうにかしやがれ」
言葉だけが意思伝達の方法では無いのだ。怪獣ですら共生関係を築く個体がいるという。であるなば人間だって容易い筈だ。
「……誘導」
男に一切の躊躇が無い事は伝わった。であるならば選択肢は一つ、やり遂げるしか無い。
「こっちだ!こっちなんだ!来い!早く来いィー!!!」
男の作戦とは、最も水源から離れた場所であり、ある程度の広さの確保が可能な居住スペースに、怪獣を誘き寄せるものだ。それに鉢合わせてしまわぬように、青年は彼等を誘導する必要がある。
「お願いだから!来てくれよ!みんな!みんな死んでしまうんだ!!」
当然言葉は通じない。だったらもう、他の伝達方法を試みるのみだ。例え手荒な手段だとしても、正しい事とは言えなくとも、青年は決意を固めた。もう誰も死なせたく無いのだと。
「出ろ!!早く出ろよ!!」
射出装置で威嚇射撃を行った。これはコアを弾にはしておらず、怪獣に対抗しうる代物とは全く為らない。ただ、人に対する殺傷能力は十分といえよう。これで彼等を脅し、追い立てた。強制的に移動させる。
「本当に!これでいいの!?ねえ!」
同時進行で男も、怪獣を相手に誘導を行なっている。少女を餌のように使って、怪獣を着実に誘き寄せていた。もしかすると青年の方は間に合わないかもしれない。
「今のところ他に倒す算段が無い!!。全滅するよかマシだろ」
遂に居住スペースに辿り着いた。彼女は恐る恐るその部屋を覗く。心の底から無人を願った。
「よかった……」
少しばかり気を緩めたが、まだ終わっていない。作戦はここからだ。
「覚悟しろよ」
拾い上げた一枚の鱗、もとい1匹の怪獣の死体に火を付ける。それを槍に突き刺して、まるで篝火の様に掲げた。
「合図をしたら、何も考えずに全力で逃げろ。泉に向かって突っ走れ」
男はこの篝火を、怪獣に向かって打ちつける。もちろんコアを破壊するには至らない。表面に突き刺されば御の字だ。
「行け!早く離れろ」
奴等の表面には、地中故の性質であるのか、多分な油分が含まれている。その為に、奴等は火元から逃れていく。宿主の表皮の一部が露わになった。
「寄生元は、1匹目の奴と同じ種だな」
その体躯に比べれば随分小さな隙間であるが、そこからコアを撃ち抜く他無い。こうして宿主自体を殺してしまう算段だ。
「動き回るな!鬱陶しい!」
やはり中々当たらない。段々と露出した表皮の面積が、また一回り大きくなっていく。延焼して、全体に火の手が上がろうとしていた。こうなれば容易である。
「潰れろ!!」
弾で中心のコアを貫くと、その時にはもう炎が全身に広がっていた。宿主を失った寄生怪獣が、新たな宿主を探すべく、燃え盛りながら雪崩のように押し寄せる。
「…………」
彼も必死に駆け抜けたが、意識は直ぐに途絶えてしまう。そのすぐ後に怪獣の肉体も余す事なく焦げ尽きた。
「全部回収……出来たわよね」
燃え焦げて露出したコアを、彼の持っていた真空を内包した箱へと詰めていた。これである程度は無効化出来ると聞いている。
「はいバッチリです。一つの取り残しもありません」
こうして怪獣退治は一応の成功を収めた。しかしその代償は、決して軽いものでは無い。失われた人命も多く、ここの環境自体も大きな打撃を受けた。それに青年と彼等の間に、恐怖と言う大きな溝もできてしまっている。
「貴方達の事は……忘れませんよ」
回収も終わると、青年は怪骨群集の下で、土に還る彼等を弔う。宗教的を込めたつもりは無いが、ただ土の中にそっと埋めた。
「本当にごめんなさい。謝っても取り返しのつかない事なのは分かってるけど……私の所為で」
彼女は思い惑った末に、自身の体質を青年に打ち明けたのだ。不安もあるが、説明する義務があると思い至った。
「遅かれ早かれ、こうなるって分かってましたよ。……ただずっと何も為さず、口だけ開けて生きてける訳ないですよね」
彼女を責める気は起きないようだ。そもそも怪獣がここに来た要因は不明なのだから、とも彼は言った。しかしヒビが入り、裂け目が出来たのであれば、また怪獣がここに現れるのは確かな事だった。
「早く目が覚めるといいですね」
「ええ……そうね」
未だ男は目が覚めない。火傷跡はそこまで致命的では無いが、それより少し前の怪獣からの体当たりが祟っての事だろうか。
「この人は……どんな方なんですかね?」
青年にとっては、利己的で冷酷な面が印象的だった。己の生存の為か、怪獣への憎悪か何かは分からないが、目的の為ならどんな事でも厭わなそうな。
「どんな方?私もあまり知らないわよ。冷たい人、でいいのかな?」
彼女も概ね同じ印象を抱いていたが、そこに続く言葉は少し異なっていた。
「でも、ちょっと優しい人……とは言いたく無いんだけどね。どこか詰めが甘いと言うか」
結局曖昧な言葉であるが、それくらいしか言う事が無い。まだ会って日も浅いし、お互いに隠し事も多いだろう。これで当然とも言える。
「また怪獣は来るだろうがな」
男は目を覚ますと、直ぐに支度に取り掛かった。手際よく荷物を整理して、ここを去る準備が出来たようだった。
「あなたには理解出来ないかも知れませんが、僕は彼等が好きです。見捨てるなんて出来ません」
男は青年の意向を確認すると、振り返らずに地上へ向かっていく。ただその間際に、一言だけ言い残した。
「俺が旅を続ける理由は、復讐だ」
何も言葉を返せ無かったが、何故か不意に口角を上げていた。自分でも理由は分からないので、もう2人の背中が消えるまで、黙って見送り続ける事にした。少女の方は長らく手を振り続けている。
「またね。」
いつか青年を船頭に、彼等は武器を取る日が来るだろう。言葉を介し、資源を求め、地上へ上がる、この小さな集団。延いては集団で怪獣を包み込み、利用する可能性すらも秘めていた。
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