登場人物紹介
【斎藤健二:主人公】
一般企業に勤める30代の社畜。
最近は異世界と行き来した金を使い会社の買収を試みている。
主な目的は社畜からの解放。
仕事として妖怪退治は引き受けるものの、決して強敵と戦いたい訳ではない。
基本的に不死身である異世界でのレベル上げは別。
【戸神黒子:ヒロイン1】
斎藤に恋慕する陰陽師一族本流の長女。
源三との仲は厳格ながらも祖父と孫という良好な関係を築いている。
父である砕牙とは度々意見がかみ合わず、主に斎藤の件でもめる事も。
九尾の生け贄として使われることが決まっており本人も受け入れていたが、斎藤の存在に希望を抱き徐々に生きたいと願うようになってしまった。
親友に西園寺御門がいる。
【ミゼット・ガルハート:ヒロイン2】
斎藤に強い信頼と憧れを抱き、目標とし続けて来た伯爵家の長女。
家族は斎藤の事を亡き者として扱っているが、本人は生きている事を確信している。
いつかその隣に並び立つため、もう二度と足手まといにはならないために努力を重ねて来た。
13歳となった今、既に国でも一目置かれる程の聖騎士となった。
現在斎藤を追跡中。
【紅葉:ヒロイン3】
九尾の大妖怪『玉藻御前』の娘、末っ子。
斎藤には自分の命を救ってもらった恩を感じており、普段は自由気ままに動き回る野良妖怪だが、彼に頼まれれば嫌な事でもしぶしぶ付き合ってくれる。
陰陽師に強いトラウマを持っているが、異世界の人間は何かと良くしてくれるのでよく懐く。
基本的に他人の好意に対して3倍くらいの好意で返してくれる善性を持つ。
現在は二尾。
【戸神源三】
日本における陰陽師一族、最強の一角。
その強さは単純な身体能力や破壊力ではなく、人間に習得できる事ならば、殆ど何でもできる多彩な才覚を持ち、人生経験も豊富なところが最大の長所。
孫娘の黒子には幸せになって欲しいと願っているため、どうにか生け贄を回避するための道を探し続けている。
【戸神砕牙】
陰陽師一族の本流である戸神家の当主。
黒子に対して人一倍愛情を持っているが、謎の多い斎藤という人物を見極める為に無茶な依頼を出そうとする。
黒子の恋の事は察しており、もし自分の試練を乗り越えられるようであれば、九尾の生け贄とする案を蹴り、政府を敵に回してでも彼に娘を託そうと考えている。
元々は陰陽師一族外部から来た人間であり、婿入りしてきた存在。
【鬼道】
幼少期に両親を亡くし、それ以来ただの喧嘩屋として荒んだ人生を歩んでいた。
しかし戸神源三にその才覚を見出され、陰陽師になる素質ありと判断される。
黒子の事が好きで、斎藤には若干の警戒心を持っている。
すぐ反発するが、別に斎藤本人をどうにかしようと思っている節はない。
【西園寺御門】
黒子の親友、幼馴染。
政府管轄の秘密結社の構成員、超能力を持つ。
小さい頃は戸神家の屋敷によく遊びに来ていた。
成長してから親友である黒子が大妖怪の生け贄だったと知り、一度は反発した。
自分の力では結局何も出来なかった事で、今はとりあえず表向きには抗うべきではないと考え、黒子にも贄としての態度で当たっている。
だが、諦めていない。
【九尾:玉藻御前】
過去に恐れられた大妖怪。
その本性は土地神であり、人間を守護する役目を負っていたにも関わらず、人間に裏切られ失望したことから大妖怪へと身をやつした。
一度は封印されたと伝えられているが、それが本当に人間の実力によるものであったかは定かではない。
もしかしたら人間の必死さと結束、そして生け贄という自己犠牲の精神を見て身を引いたのかも。
【賢者アーガス・ロックハート】
超現実主義者。
とにかく結果に拘るが、実際に結果を出しているから質が悪い。
だが悪人という訳ではなく、無駄な事が嫌いなだけ。
効率厨ともいえる。
斎藤をどうにかするのは無理だと判断し、現在は対等な協力関係を結ぼうとしている。
【ララ・サーティラ】
原始時代に創造神の奇跡によって進化したハイ・エルフの女性。
生きる伝説と言われる程数多くの逸話を残している。
【ベラル・サーティラ】
アーガスとも面識のある、ララ・サーティラの娘。
まだエルフとしては若いが、それでも既に500年は生きている。
斎藤の事を報告するため、現在は母の下へ帰省中。
【ダーマ・ラルカヤ】
寿命で死んでいるが、人類で初めて奇跡を願い種族のブレイクスルーを起した、正真正銘の英雄。
【ダダン】
ドワーフ国における、かなり有名な鍛冶師。
自らの腕に見合う素材を見つける為放浪する事が多く、そのため腕っぷしもかなり強い。
魔族となら一対二でもなんとか渡り合える。
【龍神】
全てのスペックが桁外れの亜神。
最強。
父の事を敬愛しているが、そのせいで斎藤への評価があまりに高く、すぐに行動を深読みする。
【世界樹】
龍神よりも弱い。
主に自然の調和という役目を担っているが、父に対しては人間味が出てきてしまうこともある。
人間味のある世界樹はちょっと頭が緩くなる。
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