20.長男、緩やかに変化する

禅一は忙しく包丁を動かす。

今日は調理時間に余裕がないので、簡単に親子丼だ。

アーシャがいない頃は、半熟など無視した三センチを超える卵の層を擁する超厚盛りの丼に、冷凍ネギをトッピングしたインスタントの味噌汁程度だったのだが、美味しいと大喜びで食べる姿を想像したら、時間に余裕がないのに品数を追加してしまう。

お吸い物は椎茸とほうれん草、人参、大根、カマボコを突っ込んだ、なんちゃってお雑煮風にして、細長く切ったキュウリとコーンのツナマヨサラダを副菜につける。


(うん。暇な時に野菜を下処理して冷凍しとくのは確かに有用だな)

そんな事を思いながら禅一は調理を急ぐ。

今までそんなマメな事をした事はなかったのだが、お腹を空かせたアーシャに、速やかに食事を提供するために、色々と小技を使うようになった。


禅一の生活に変化をもたらしたアーシャは、嬉しそうに自分の部屋を堪能している。

歓声を上げたり、奇声を上げたりしながら一人で騒がしく遊んでいる。

(俺も頑張ろう)

物作りのセンスは皆無なので、形に残るものはあげられないが、そこそこ美味しい物を提供する事はできる。


「んふふふ、めっちゃ堪能しとる。折り紙しよるよ、可愛かね〜」

和泉姉は眠そうながら、そんな事を呟く。

彼女は元々方言が強く、外出している時などは気を付けているが、気が抜けていると、この有様である。


「和泉姉、先に飯食っとくか?眠たいんだろう?」

「よかよ。真智が出たら、すぐにアーシャちゃんと風呂に入るけ、おかまいなく」

譲と真智の実働部隊はホコリをかぶっているため、ご飯前に風呂で落とす事となった。

真智は禅一たちの部屋の風呂で、譲が和泉家の風呂に入りに行っている。

『和泉は風呂上がりに外をチョロチョロしてたら風邪引くだろ』との譲の意見で風呂スワップがされた形だ。


「アーシャちゃんと一緒に歌うと、癒されるんよ〜。も〜風呂と合わせて癒し効果無限大」

眠たそうながら、和泉姉は楽しそうだ。

「そっか……歌とか考えてなかったな……」

禅一には楽しく風呂に入れてやろうという発想が無かった。

とにかく清潔さを保つためだけに、黙々と洗っていたが、自身の幼少期を思うと、祖母に水鉄砲を教わったり、カラオケよろしく歌ったり、ストローを持ち込んで水遁の術もどきをやったりと、楽しい遊びの時間だった。


「ん?なんか地味に落ち込んでない?」

「いや、色々と俺は足りてないなぁと思って」

苦笑まじりに禅一が答えると、後ろで笑う気配がする。

「十分足りとるよ。ちょっと前まで自分の世話だけで精一杯やったのに、手探りでも保護者役をやって、アーシャちゃんを毎日ニコニコにさせとるやん」

微笑ましそうに和泉姉は語る。


「元はガリガリやったらしいけど、今ではお肉がついてきとるし。これは毎日禅が愛情込めてご飯を食べさせとるからやろ?」

トコトコと近づいてきた和泉姉が、勢いをつけるように、バァンと勢い良く禅一の腰の辺りを叩く。

「……じゃあもっと精進するか。家庭料理しか作れないから、こう……料理研究家とかが作る横文字の、オシャレそうな料理を勉強するとか」

本当はヨーロッパとかその辺りの、アーシャに馴染みがありそうな料理を出したいと思うのだが、悲しき庶民には、そのレパートリーがない。


「ま、その辺はアーシャちゃんが喋れるようになってからで良かよ。今でも十分、よく食べて、プクプクしてきとるから。もう首を洗う時にもお肉が重なって……」

そう言いかけて、和泉姉はふと思い出したように、口をつぐむ。

「……どうした?」

「そういえば、一つ、気になってる事があったわ」

そう言って和泉姉は少し声を落とす。


「首のお肉が重なっとる所って、タオルが入り難いから、指で洗うんやけど、そうするとね、アーシャちゃんがビクッと震えるんよ」

「くすぐったいんじゃないか?」

手を動かしつつ、禅一が応えると、こっちを見ろとばかりに、顎を細い人差し指が押し、顔の方向を変えられる。


「くすぐったいんじゃない。あの動き方は……恐怖で体がすくむ……って感じ。ほんの一瞬、体全体が引き攣るように動くんよ」

「恐怖……?」

「ばっと瞳孔も開く感じ。でも本当に一瞬なんよ。『大丈夫?』って聞いたら、アーシャちゃん本人も、自分の反応に驚いたみたいにポカンとしてて……」

和泉姉は首を傾げる。


「アーシャちゃんって愛嬌たっぷりで、素直で、良く動き回って……とても虐待を受けていたって感じやないなと思ってたんやけど、やっぱり何処かしらにトラウマが残っとるのかも」

「首を触られることにトラウマ……?」

トラウマが残るような、首を触る行為と言えば一つしかないではないか。

首は脳と体を繋ぐ重要な幹線であり、口から取り入れた酸素もここを通る。

ここを絞めれば簡単に生命を脅かされる。

「…………」

想像しかけて禅一は首を振った。

あの折れそうな首に、害を与えられる所なんて、想像でも見たくない。


「普段元気やし、何か思い悩んでいる節もないんやけど、一応ね。いざという時に、知っとるのと知らんのじゃ、なんか違うかもしれんから」

薄いカーテンの先で、アーシャは元気に動いている。

時々上げる変な叫び声すら微笑ましい。


二人の間に沈黙が舞い降りそうになった時、

「姉ちゃん、出たよ」

頭にタオルを乗せた和泉が顔を覗かせた。

「まぁ早か。烏の行水じゃなかね。髪はちゃんと乾かさんと」

急いで風呂を空けた弟に和泉姉は、優しく苦笑する。


そんな様子を見て、禅一は考え込む。

(……アーシャはどんな環境で育ってきたんだろう……)

毎日を過ごすので精一杯で、彼女の本当の親のことなんて、とうの昔に考えなくなっていた。

最初は少し遠慮がちだったのが、少しずつ親や家族に接するようになってくれて、疑問に思うことすらなかったが、アーシャは一度も親を恋しがった事がなかった。

最初に出会った時は、こんなゴツくて子供ウケも大変悪い自分では、『ママーーー!!』などと泣き叫ばせてしまうのではないかと心配していたのに、アーシャは怯える事もなく、親を求める事もなく、あっさりと懐いてくれた。


(考えてみれば……突然家族と引き離されたのに、あんなに落ち着いている事なんて、本来はあり得ないよな)

ほとんどの動物の生存戦略に則って、人間も幼い間は、保護者を無条件に慕う。

それがどんな酷い相手でも、慕ってしまうから、被加虐児を親から引き離すのが難しいとも聞く。

叩かれても蹴られても、『自分が悪い子だから』と親を庇う子は多いらしい。

痛ましい限りだ。

それに比べると、アーシャはどうだろう。


彼女は高く見積もっても五歳。

そんな年の子が、突然親と引き離されて、恋しがりもせず、新しい環境に馴染んでいる。

そう考えると違和感がある。

(よっぽど酷いネグレクトで『親』を認識できない状態だったのか……)

空だった保護者の座に禅一が滑り込めたと言うのなら、納得できるような気もするが、果たしてそれだけ放置された子が、あんなに表情豊かで愛情深い子に育つだろうか。

周囲から沢山の刺激を受けることが、発達の鍵らしいと、育児について調べていた譲は言っていた。

無から有は生まれない。

表情も思いやりも、勝手に生えてくるはずがない。

その種を誰かが渡してくれたはずなのだ。


(そう言えば……あの夢で、アーシャは家族を凄く愛していたな)

ふと禅一は、妙にリアルだった夢を思い出した。

村からアーシャを連れて出た頃に見た夢だ。

鼻をつく悪臭や、冬の冷たさ、骨ばった感触など、妙に生々しく、記憶に残ってしまっている。

冷夏の影響で、不作となり、追い詰められた母親にアーシャが間引かれるという、とんでもない設定だったのも忘れられない要因ではある。


現代日本なら『子供を間引くなんて酷い親だ』などと簡単に言ってしまえるが、人間性を捨て、生物として強い個体を残す選択を強いられるまでに追い詰められた母は最後の瞬間まで泣いていた。

そしてアーシャ自身も大好きな兄たちのご飯のためにと、あんなに食いしん坊なのに、捨てられる事を受け入れていた。

(まぁ、夢だけどな)

夢としては異例中の異例で、後日、家族の元に戻れたと言う続きまで見てしまったが、所詮は夢は夢だ。

(あれ程愛している家族がいるなら、アーシャが恋しがらないはずはないし、『あそこ』は文化レベルがちょっとおかしかったしな。あんな悪趣味な夢を作り出すなんて、俺の脳もどうかしてる)

禅一は首を一つ振って、夢の情景を頭から払う。


「アーシャたーん」

「けーおねちゃん!」

「ご飯の前に、お風呂しよっか〜」

「けーおねちゃん!これ、けーおねちゃんの!!」

そんな禅一の後ろでは、ほのぼのとした会話が繰り広げられている。

アーシャはキラキラと目を輝かせながら、和泉姉にチラシを丸めたものをプレゼントしている。


「和泉姉……何してんだ?」

風呂から帰ってきた譲が、まるでロミオとジュリエットの如く、白い柵を挟んでモチャモチャと動いている和泉姉とアーシャを見つけて脱力している。

寸足らずのジュリエットが直線的にしか動けないのは仕方ないが、成人済みのロミオが梯子から回り込む事を忘れて抱きしめようとしているのは、どうした事だろう。

よっぽどプレゼントが嬉しくて舞い上がったのだろうか。


「何やってんだよ」

譲は大きなため息を吐きながら、バルコニーの上のジュリエットならぬ、柵の中のアーシャを取り出そうとする。

「あ、あっ!これ、ゆずぅの!」

そんな譲にもアーシャからチラシの塊がプレゼントされる。


「ぁあ?」

疑わしそうにチラシを受け取った譲は、中を確認して固まる。

(食いしん坊のアーシャが……!)

チラッと中身が見えた禅一も思わず感動してしまう。

なんと、アーシャはご近所さんからもらったお菓子を皆にお裾分けしているのだ。

少しでも贈答品っぽく、しかし気を使わせないように捨てるしかないチラシで包む。

そんな高齢者の知恵っぽい行動が、妙に微笑ましい。


「これ、おやつ!……おいしーな?」

顔を押さえ、反応がない譲を『嫌いだった?』と心配するように、アーシャが覗き込むのだが、超絶へそ曲がりは、その鼻を摘む。

「ゆひゅう!!」

ジタバタとアーシャがもがく間に、譲は表情を立て直す。

「おあおあおあおあ」

「気ぃ使ってんじゃねぇよ」

そして誤魔化すようにアーシャの頭を手荒に撫でる。

が、残念な事に、白い肌には紅潮した名残が残っている。


「あ〜!いーんだ!いーんだ!!アーシャたん!ユッキーは?」

人の家のソファに転がってくつろいでいた篠崎が、図々しく割り込んでいく。

いつもなら嫌がる所だが、今の譲には救世主だろう。

アーシャからのお裾分けに喜ぶ、篠崎の声を聞きながら、禅一はついソワソワしてしまう。


プレゼントは和泉姉、譲、篠崎に渡り、残る包みは二つ。

自分の分もきっと有ると確信しているのだが、カーテンを引いて、本人的にはコソコソと用意していたので、できるだけ派手に驚いて受け取りたい。

が、待ち遠しくてチラチラと様子を伺ってしまう。


押し入れから出てきたアーシャはまず和泉の方へ走っていってしまう。

「んんんっ」

軽く肩透かしをくらいつつ、禅一は気が付かないふりを続行する。

ほんの数分が待ち遠しい。


(来たっっ!!)

ギリギリまで待っていたのだが、小さな足音が帰ってきて、待ち侘びていた禅一は声をかけられる前に振り返ってしまった。

「これ、ゼンの!」

精一杯驚く演技を、と思っていたのだが、アーシャの嬉しくてたまらないという、ぷっくりと盛り上がった頬を見ると、自然と喉が詰まった。

食べることが大好きなアーシャが、大好きなオヤツを配るというのに、その表情が喜び一色である様子が、あまりにも純粋過ぎて、目頭が熱くなる。


「……有難う!」

押し出した言葉は感動で少し震えてしまった。

感情に突き動かされるように、禅一はアーシャを抱き上げて、ぐるぐると一緒に回る。

そのうち愉快になって、二人でおかしいくらい笑ってしまった。


「………ん?」

そうして暫く喜びを発散させてから、禅一はおかしな事に気がついた。

アーシャが持っている包みが、大きすぎる気がしたのだ。

スーパーで買ったオヤツとご近所さんからもらったオヤツ。

それらの『お裾分け』なら、もっと包みは小さくなるはずだ。


「アーシャ……『アーシャの』は?残ってるか?」

そう言いつつ周りの包みも確認すると、それぞれ内容は違うが、量が多い。

一人一個とか二個かと思ったのに、明らかにそれ以上に、ぎっしりと詰まっている。

「アーシャの?」

「アーシャの」

不思議そうなアーシャに、禅一が頷くと、

「これ、ゼンの」

と、訂正されてしまう。


「アーシャの、は?」

包みではなく、アーシャ自身を指差すと、アーシャは本当に不思議そうにする。

「アーシャの……?アーシャの……」

ぼんやりした顔でアーシャは繰り返しつつ、首を傾げていたが、やがてハッと目と口を大きく開けた。

「アーシャの………!!あぁぁぁっ!!」

そして頭を抱える。


「………んんんっ!」

その様子が面白過ぎて、禅一は咄嗟に頬を噛んで吹き出すのを堪える。

もう、微笑まし過ぎて、目尻が垂れて、頬が溶けそうだ。

自分の分が残っていない事に、今更気がついたアーシャは、どれ程楽しくプレゼントを用意してくれたのだろう。

子供らしく一つのことに夢中になって周りが見えなくなる所が愛おしい。

そしてこの、全てを分け与えてしまえる優しさが、食い物にされぬように守らねばと改めて思う。


「禅とアーシャ、の!」

禅一はしょげたアーシャの頭を撫でて、自分とアーシャ、そして包みを指差す。

「………?」

アーシャは不思議そうに、禅一の真似をして、二人を順に指差し、包みをしげしげと眺める。

「…………!」

そこで理解が追いついたようで、目を大きく見開く。


「ゼン、アーシャ、の!?」

お互いを指さしてアーシャが聞くから、

「禅と、アーシャ、の!一緒!」

その動きを真似て禅一も繰り返す。

「んぐっっ」

答えた瞬間に、熱いタックルを喉に受けて、思わず息が詰まる。

好きな方向に波打つ柔らかな髪が、鼻をくすぐったり、口に入ったりする。

ゴリゴリと小さな頭が頬にめり込む。

これらが全く不快ではなく、嬉しく感じるから人間とは不思議なものだ。


「明日、食べような!一緒に!」

そう言うと、首に巻きついた、小さな腕が、ますます強い力で締め上げる。

「あした!いっしょ!」

アーシャはその言葉を何度も繰り返して、底抜けに明るい笑い声を上げる。


(そう言えば、俺たちもそうだったな)

明るい笑い声に引っ張られるように笑いながら、禅一は思い出す。

それ程余裕のある暮らしではなかったので、祖母は美味しいお菓子などを貰ったら双子だけに食べさせようとしたが、多少取り分が減っても『美味しか』と笑う祖母と食べるのが、最高に美味しい食べ方だった。

思い出すと、何とも言えない感情が胸を満たす。

それが昔のように慟哭を呼び起こす寂しさや辛さではなく、胸が締め付けられるが、愛おしく感じる郷愁に似た感情である事に、禅一は安堵する。


禅一たちが親代わりの祖母と離れたのは小六の頃だ。

悲惨な状態で別れた事もあるが、そのダメージは何年も尾を引いた。

(ばあちゃんもこんな気持ちだったのかな)

アーシャにもらった気持ちが、苦労ばかりかけて、何も返せず、見送る事すらできなかった後悔を薄めてくれる気がする。

そして同時に、アーシャが自分と同じような後悔や傷を負わない事を、心の底から望む。


(捨てた親なんかどうでも良いと思ってたけど、わかる範囲で調べていったほうがいいな)

そこそこ成長していた禅一たちでさえ、保護者から引き離されたダメージがあったのだ。

明るく見えても、心のどこかしらに傷を抱えたままかもしれない。

散々笑った後に、風呂で楽しそうに歌いまくり、親子丼を海老反りしながら食べ、コーンの一つも残さずペロリとサラダも平らげ、蕩け始めた目で当然のように禅一と手を繋いで二階に上って行こうとするが、どこかしらに元の環境を思う気持ちが残っているかもしれない。


(………残ってるか!?)

熟睡したアーシャの頭突きを腹に受けながら、禅一は自分の考えに自信が持てなくなる。

自分の部屋で寝るなど全く考えていない様子のアーシャは、生まれてきてから今までずっとこうでしたとでも言うように、遠慮なく、当然のように、一緒に眠る。

子供の自立を重んじるのが欧米の子育てと言うが、とても一人で寝ていたとは思えない。

どう見ても添い寝が当たり前の環境で育った子供だ。

最初から自分の妹だったと、偽物の記憶を作り出してしまいそうなほどの自然体だ。


「じぇん………ぐふふふふふ………ふひっふひひひひ……」

夢の中でも、口をもぐもぐと動かして、足をバタつかせ、転がり、とても楽しそうだ。

トラウマなんてどこにも無さそうに見える。

(うん……心配しなくても良いような気がしてきたけど……いつか自分のルーツを知りたくなるかもしれないし………小さくても、ここまで積み重ねてきた歴史を無くすなんて可哀想だからな。無理しない程度に調べていこう)

禅一はそんな風に思う。


当面は育児に注力しつつ、試験を無事乗り越えるのが忙しいので、動き出すならその後だ。

(あ、週末から乾さんの道場にもお世話になり始めるから……なんか伝手も多そうだし、峰子先生もいるから、相談しても……良いかも……)

アーシャが寝たら起き出して勉強する予定だったが、腹にめり込むホカホカの体温に、瞼が下がる。

試験が終われば、本格的に乾老主導の鍛錬を始める。

ずっと変わらないようでいて、少しずつ日常は変化していく。

その変化の中心にいる、小さくて大きな存在はピィピィと不思議な寝息を立てて幸せそうに眠るのだった。


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