13.聖女、山盛りお肉をいただく
アーシャは目を見開いた状態で、固まっていた
幻だろうか。
幻に違いない。
そう思うが、何度瞬きしても、その幻は消える事がない。
それどころかホカホカと湯気をあげ、何とも芳しい匂いをアーシャの鼻に届けてくれる。
彼女の目の前にあるのは巨大な肉の塊だ。
アーシャの拳二つ分はあろうかという大きな楕円で、何とも美味しそうな焼き目が、こんがりとついている。
その上には焦茶の艶々としたソースがかけられて輝いている。
キュキュキュキュキュ〜〜〜と何とも間抜けな音が、お腹の辺りから響いているようだが、そんな物を気にする余裕は今のアーシャにない。
肉の塊を見つめるのに忙しすぎる。
穴が開くほど見つめ、どうやら幻影ではないと確認が取れた後、アーシャはゆっくりと動き始める。
(凄い大きさ………!!こんなにおっきな肉の塊初めて見た……!!)
両手で楕円を作って、上から重ねてみるが、そんな物よりお肉の方が断然大きい。
(しかもこの分厚さ……!!第二関節までくるわ!!)
次にそっと皿に指をついて、横から覗き込み、その分厚さを確かめる。
「こら!嚇笥匁芯棺漕捨雨ない!」
残念ながら皿に立てていた指はユズルによって素早く撤去されてしまったが、アーシャは感動に打ち震える。
「おにく……!!しゅごいおにく……!!」
生きているうちに、こんな肉の塊との邂逅ができるなんて思っていなかった。
いや、一回死んだような気もするが、とにかくこの素晴らしい肉に出会えた。
何に感謝したら良いのかわからないので、取り合えず両手を天に向かって、感謝の念を放つ。
「アーシャ、アーシャ、いただきます」
そんなアーシャの背中がポンポンと叩かれる。
この恵みをアーシャにもたらしてくれたゼンだ。
「ゼン!おにく!あいがとう!おにく!!」
いつもと違って、椅子同士をくっつけるようにして、すぐ横に座ってくれているゼンにアーシャはしがみついてお礼を言う。
会いに行ける神様は最高だ。
いつでも感謝し放題だ。
ゼンは笑いながら、アーシャにご飯を勧めてくれる。
「いたぁきましゅ!」
アーシャは両手が痺れるほどに手を合わせる。
そして張り切ってスプーンとフォークを構える。
ナイフがないが、いざとなれば、直接噛み付いてしまえば良い。
(お肉の塊に噛み付くって!!それって夢過ぎる展開だわ!!)
肉に齧り付く自分の姿を想像しながら、アーシャはエイヤ!とばかりにフォークを肉に突き立てる。
「!?」
しかし思った以上に反動がなく、フォークが肉に吸い込まれ、盛大に皿とフォークがぶつかる音がしてしまう。
(柔らかい!?すっごく柔らかい!!)
驚いたアーシャは、試しにフォークを手前に引いてみる。
すると何と言うことか、肉はあっさりと割れてしまう。
「………?」
あまりに肉らしからぬ柔らかさだ。
その謎を解明するべく、アーシャは肉に顔を近づける。
「……んふ〜〜〜!!」
そこで肉の断面から、ジュワジュワと肉汁が滲み出ているのを見て、幸せになってしまう。
(目が……目が幸せ!!)
ジンと痺れを伴いながら、口の奥から溢れてきた涎を、手で食い止めながら、アーシャは幸せに体を震わせる。
そして広がる肉汁を見ながら、ある事を思い出す。
(これは……もしかして、以前『奇跡の鏡』で見た小人族が作っていた料理では!?)
ひき肉に卵を入れて焼くという、美味しいに美味しいを添加して、焼き上げる超絶贅沢な料理だ。
(いつかお金を貯めて一口だけでもと思っていたものが……こんな大きな塊で!!)
あっさりと実現した夢に、感涙が噴き出し肉が滲む。
今度は突き刺すのではなく、フォークを寝かせて、ナイフで切るように押し込むと、肉の塊はあっさりと切り分けられる。
(凄い柔らかさ……!)
上から押し切った事により、更に溢れる肉汁にアーシャは頬を緩ませる。
「いざっ!」
沢山食べたい欲が抑えきれずに、一口には随分と大きいサイズを切り分けてしまったが、敢えてその大きな塊をアーシャは頬張る。
「…………〜〜〜〜〜〜〜!!」
美味しい。
もう美味しいという言葉以外忘れてしまうほど美味しい。
口に入れた瞬間漂う、肉の美味しい匂い。
そして一噛みすると、肉汁が溢れ、口の中に肉が広がる。
前歯も奥歯も頬も肉の抱擁を受けている。
口の中が肉だらけだ。
こんな幸せを噛み締める日が来るなんて。
アーシャは体からほとばしる多幸感を、天に向かって両手を広げる事で昇華する。
「んむぅぅ〜〜〜!おいふぃ……おいふぃい……おいふぃいぃぃぃ!」
肉で頬を膨らませる。
これ以上贅沢な事があるだろうか。
アーシャは感動しながら口をモグモグと動かす。
相変わらず、神の国の肉には全く臭みがなく、刺激を感じる辛さが堪らない。
そして相変わらず、何の肉かわからないが、とてもコクがあって味が濃ゆい。
円やかな味の油は少し豚に似ているような気もする。
時々、肉にあるまじきシャクシャクした感触が歯に当たるが、これが何とも心地良い。
ゴクンと少し多い量の肉を飲み込むと、幸せの領域が広がっていくのを感じる。
喉を濃厚な味が通過していく感触も堪らない。
(肉が体中に広がるって……幸せ……)
感動に震えながら、もう一度幸せを感じるために、アーシャは固められた肉を切り取る。
今度はソースがかかっている部分の肉を口に入れたのだが、その旨さは筆舌し難かった。
塩っぱさ、辛さ、それと同時にほのかに感じる甘酸っぱさ。
ほぼ素材の味か極端にしょっぱいかの二択の食生活だったアーシャには、とてもその味の全てを表現できない。
とろみがあって、肉によく絡み、塩味だけでは出しきれない肉の旨さを、存分に引き出してくれている。
さしずめ、ただでさえ美味しい肉の戦闘力を、極限まで高めるバフ効果がある、とでも言えばいいのだろうか。
「アーシャ、アーシャ」
夢中になって三切れ目を口に詰め込んだ時、横から『コメ』をのせたスプーンが差し出される。
すっかりお留守になっていた神の国の主食だ。
アーシャは急いで肉を噛んで、口の中のスペースを開けて、スプーンを口に迎え入れる。
「!!!!」
詰め過ぎて閉まらなくなった口をモグモグと動かし、アーシャは目を剥く。
(お……美味しい!!!)
神の国の主食はほんのり甘くて美味しい。
しかし肉に比べると、薄味で
そう思っていたのだが、これは大きな間違いだった。
「んふぅぅぅ!」
アーシャは顎を両手で押さえて、左右に揺れる。
美味し過ぎて、奥歯の後ろがツンと痛む。
唾液が大量分泌されているのだろう。
肉の旨辛さと、コメのほのかな甘みは、一見相反するように思われるが、お互いがお互いを引き立て合って、味がより濃く、よりまろやかになり、悶えるほど美味しい。
(これが……神の国の主食の力!!)
その存在の偉大さに感動しながら、アーシャは肉とコメの共演を楽しむ。
こうなると止まらない。
肉を口に運んでは、コメを口の中に入れて、アーシャは最高の幸せで胃を満たす。
「チビ!や・さ・い!」
そんなアーシャの皿をユズルが不機嫌に指差す。
彼の指は、肉の塊と同じ皿にのっていた小さな木のようなものと、煮込んだように見える人参、そして赤い果実のようなものを指差す。
肉の存在感で全く目に入っていなかった。
これもちゃんと食べろと言われているのだろう。
アーシャはフフフと胸を張って、小さな木のような物をフォークに刺す。
「ぶおこいー」
実はちゃんと奇跡の鏡で勉強して、名前を知っているのだ。
「「んふっ!!」」
突然顔を背けたり、手で覆ったりしながら咽せるゼンとユズルを横目に、アーシャはパクンと『ブロコイー』を口に放り込む。
「………………ん………うん」
そして肉とコメの共演で、濃くて美味しい味に慣れていた口の中に、素っ気ない味が広がって、眉が下がってしまう。
不味くはない。
ほんのり塩っけがあるし、エグみがなくて、食べやすい野菜だ。
プツプツとした部分が多少口の中に残ってしまうが、後口も爽やかだ。
「………うん………」
元の国なら大喜びで食べる美味しさなのだが、美味しい物だらけの神の国で、すっかり舌が肥えてしまったアーシャは微妙な反応をしてしまう。
「にんしん」
ちょっと萎れながらも、次は艶々と輝く人参を突き刺す。
「「んんんっ!!」」
ゼンとユズルが発する奇妙な音を聞きながら、再びアーシャは柔らかい人参を口に放り込む。
「ん!」
そして目を見開く。
バターと思われる匂いと、香ばしい匂い。
匂いから塩っからい味を予想していたら、口の中には甘やかな味が広がった。
いや、甘いだけではない。
表現するなら甘辛い、とでも言えばよいのか。
こちらも相反する甘いと辛いなのに、相乗効果がある。
肉はコメの甘みで、辛さが強調されたが、こちらの人参は辛いが甘いを後押しして、より甘く感じる。
「ん〜〜〜〜!!」
まるでお菓子のようだ。
アーシャは皿にのっていた人参を次々と口の中に入れていく。
甘い物はとても貴重な食べ物なのだ。
「アーシャ」
甘い人参に感動していたら、フォークに突き刺されたブロコイーが口元に持ってこられる。
「あ〜ん」
「………………」
ニコニコと笑うゼンを見上げ、情けない顔をした後、アーシャは口の中にブロコイーを迎え入れる。
嬉しそうな顔を見ていたら、とてもお断りなんてできない。
「アーシャ、あ〜ん」
甘い余韻が薄い塩味で滲んでいくのを感じていたら、次いで、ゼンは小さく切った肉を口元に運んでくる。
「?」
肉を口に入れることを迷ったりはしない。
不思議に思いながらも、パクリと口の中に入れる。
「………!」
そしてアーシャの表情は一気に明るくなった。
肉と一緒にブロコイーを咀嚼したら、素っ気無いと思っていたブロコイーが凄く爽やかになったのだ。
濃厚な肉の味を薄め、ゴクンと飲み込むと、油たっぷりの肉汁が綺麗に口の中から拭われ、後口がスッキリする。
次は肉を先に口に入れて、その濃厚さを味わってから、ブロコイーを口の中に放り込んで、味の変化を楽しんでみる。
「………ん!」
味が薄くてプツプツした物が口に残る微妙な野菜と思ったが、味がつくと、途端に美味しい。
瑞々しい新鮮な野菜の食感で、肉が倍美味しく感じる。
ウンウンと納得しながら食べていたら、隣のゼンも嬉しそうにウンウンと頷いている。
「…………」
大満足で飲み込んだアーシャの皿を、譲が無言で指差す。
彼の指の先にある、真っ赤な果実のようなものをアーシャはじっと見つめる。
恐らく丸い果物を八分割くらいにしているのだろうと予想できる形で盛り付けてある。
(ほぼ種だ)
果実の真ん中は薄い緑の半透明の膜があり、その中にはぎっしりと種が詰まっている。
(皮を食べるのかな……いや、芯の部分を食べるのかな)
どう見ても過食部が少なくてアーシャは戸惑ってしまう。
ゼンとユズルの皿を見ると、既に赤い果実はのっていない。
(何にも残っていない……と、いう事は、もしかして種まで全部食べられる?)
ゼンとユズルの皿には、元々赤い果物はなかったという可能性も捨てきれなくて、アーシャは首を傾げる。
肉に夢中になっていたので、周りが全く見えていなかった。
何なら自分用のスープが用意されている事にすら、たった今、気がついたばかりだ。
最初からなかったのか、全部食べてしまったのか判断がつかない。
「わっ!」
食べあぐねてツンツンとフォークでつついて硬さの調査を行っていたら、そのフォークを上から押されてしまう。
犯人はユズルだ。
彼は赤い果実を串刺しにしたフォークを、アーシャの手ごと握って、鼻先に突きつけてくる。
どうやら丸ごと食べるのが正解らしい。
(……青臭い……?これは、果物じゃなくて……野菜??)
てっきり果物だと思っていたアーシャは、鼻先に持ってこられた物の匂いを嗅いで、驚いてしまう。
野菜なら一体どんな味か想像がつかない。
「おぶっ!」
警戒して少しだけ齧ろうとした口に、思い切りフォークが傾けられて、口一杯に頬張ってしまう。
まず口の中に広がったのは、やはり野菜としか思えない匂いだ。
「???」
しかし口の中に広がったのは何とも甘酸っぱい、果物のような味だ。
甘さより酸味の方が少し目立つが、オレンジのような酸っぱさではなく、程よく食欲を刺激する酸味だ。
「ん〜〜〜〜!」
プルンとした感触は先程種を包んでいた半透明の部分だろうか。
初めての食感だが、嫌いじゃない。
むしろ好きだ。
(野菜か果物かわからないけど美味しい〜〜〜!!)
美味しい種周りのプルプルを吸い込むようにして、アーシャは続きを頬張る。
アーシャの口に赤い物を突っ込んだユズルは『わかれば良いんだ』とばかりに、むっつりとした顔で頷いて、持ち手のないカップを傾ける。
いつの間にか彼は食べ終わって、食後のお茶を嗜んでいる。
カポカポと大きな口を開けて食べているゼンがさっさと食べ終わるのは納得できるが、済ました顔で上品そうに食べているユズルが、同じくらい早さなのは何となく納得がいかない。
(酸っぱ美味しい〜〜〜!!)
謎の食材をアーシャが楽しんでいる傍らで、ユズルとゼンは何やら紙を貼り合わせた物を、食卓に出して話し合っている。
ユズルの置いた紙を、真剣な面持ちで見つめるゼンの手元を、口を動かしながらアーシャは覗き込む。
「…………?」
やたらと細かい線と記号のようのような物が、細かく書き込まれた紙だ。
何かの紋様かと思ったが、それにしては線が縦横無尽に走り回っていて、統一感がない。
忙しく口を動かしながら、紙を見つめるアーシャにゼンが笑う。
口の周りを拭いてくれてから、トントンっと彼は紙の上を指で叩く。
「う・ち」
そこには目立つ赤い印がついている。
ゼンの指はそこから線を辿って動き始める。
「すーぱー」
そして指が到着した地点をトントンっと叩く。
よく見ると、線は二本一組で描かれ、線と線が交わる部分は線が消されて、繋がるようになっている。
スススッとゼンの指は先程と同じ線を辿って戻ってきて、最初の位置をトントンと叩く。
「あ!」
そこでアーシャは突然理解した。
(これ、地図だ!)
アーシャはゼンが辿った道を目で追う。
赤い点が家だとしたら、それは『すーぱー』に行く道順だ。
道の周りには建物の形まできっちりと書き込まれている。
(凄く高い塔から周りを見ながら作ったのかな)
一体誰がこんな恐ろしく精巧なものを作ったのかと、アーシャは感心してしまう。
糸ほどの小道や、行き止まりも、細かく書き込まれている。
(じゃあこれはきっと神の国の文字なんだ)
地図に書き込まれた記号は、文字と思えないほど簡素なものから、一体誰がこんな形を書けるんだと思えるほど複雑な物がある。
(………私、ちゃんとここの文字を覚えられるかしら……)
不安のせいで、口の中の美味しい赤い物の味が鈍くなってしまいそうだ。
ゴクンと口の中のものを飲み込みながら、アーシャは地図全体にユズルが書き込んだと思われる走り書きに気がつく。
(この×は……交戦地か、魔物の発生地かな)
そんな事を思いながら地図を見ていて、アーシャは気がつく。
バツの印がついている場所とついていない場所が分かれている。
「あぁ」
納得しながらアーシャは地図にぐるりと円を描く。
きっとこの辺りに外内を隔てる城壁があるはずだ。
街を囲っているはずの壁が見えない見えないと思っていたら、どうやらここは壁の外らしい。
バツ印のついていない、壁で囲われているであろう神の国の『都』は随分と遠い。
(ここは壁に入りきれなかった人たちの街なのね。城郭の外でもこんなに美しく発展するなんて……やっぱり神の国は平和なのねぇ)
城郭都市で長く過ごしていたアーシャには驚きである。
城内に住めない人間が、壁の外にテントを貼ったり、石を組み合わせただけの荒屋を建てたりして住み着く事は珍しくなかったが、それらは魔物や敵軍にいつ壊されても惜しくない程度の物だ。
こんなに美しい街並みを城壁の外に造れるのは平和な証拠だろう。
因みに農地などは壁に覆われる事はない。
それは安全だからではなく、農民の命は広大な土地を囲う壁を作るより安いからだ。
その土地や農民が被害に遭っても焼き払われても、働き手はいくらでもいる。
被害が出た場所に討伐隊を送って平定すれば、その土地にはいつ間にかまた人が戻ってきて、農地を耕し始める。
それが国の考え方だった。
(神の国の城壁って凄そう。都はここ以上に綺麗なのかなぁ。一度見てみたいなぁ)
まだ見ぬ神の国の城壁と都を思いながら、アーシャは再び肉をフォークで切り分ける。
「んんん!!」
爽やかな酸味が残った口の中に入った肉は格別に美味しい。
よりその味が濃厚に感じられる。
(しまった……!交互に食べればよかった……!)
全ての赤い実を胃袋に収めてしまってアーシャは深く後悔する。
肉と同じ皿に置いていたということは、肉と交互に食べるか、一緒に食べることにより、更に美味しいよとの意図があったに違いない。
美味しいと思ったら、後先考えずに口に詰め込んでしまう、己の卑しさが口惜しい。
(でも!まだコメとスープが私には残されているわ!)
アーシャは気を取り直してフォークを構える。
「ふはぁ〜〜〜」
コメを食べては感動し、スープを飲んでは満足しながら、アーシャの夢のひとときは過ぎていく。
ゼンとユズルが何やら気難しい顔で話し合う様子は、ご飯に夢中のアーシャの目には入らなかった。
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