17.聖女、家族を夢見る

ジャリジャリと石を踏みしめる音がする。

辺りは真っ暗なのだが、石で作った巨大なランプが輝き、進む道だけを煌々と照らしている。

「本当に行くの?……やっぱり帰ろうよ」

ふと隣から心細そうな声が聞こえる。

見れば、髪を短く切り揃えた可愛らしい子がる。

いつか奇跡の鏡で見た、小人のお婆さんの服と似た形の服を着ているから、きっと神の国の子供なのだろう。

「でもずっと呼んでくるんだろ?」

アーシャの口からは少年のような声が出てくる。

「……うん」

少女は不安そうな顔で頷く。

「ずっと呼ぶな!うるさい!ってオレが言ってやるから」

アーシャの手は、その不安げな背中を、元気付けるように叩く。

元気付けられた、少女は不安そうながら笑う。


遠くから、なにやら賑やかな楽器の音や、楽しそうな人々の声が聞こえる。

近くで祭りのようなものが、あっているのだろうか。

アーシャたちは賑やかな音とは反対の方向に向かっている。

背後の賑やかさが、前に広がっている静謐な空気を際立たせているような気がする。


やがて左右に聳える巨大な二本の柱を、二本の柱で繋いでいる、不思議な形の石の門が目前に現れる。

(これは………何………?)

門の先には木で作った家が建っていて、その家は恐ろしい程の神気に包まれている。

竜巻のように渦を巻いて、立ち昇る神気など見た事がない。

「やっぱり戻ろう!何かおかしい!!」

アーシャの手が横から引っ張られる。

しかしアーシャの足は、慣性のままに、門の中に踏み入ってしまう。

その瞬間耳が破れそうな衝撃が、アーシャの体を襲う。



「ぜんちゃん!!!」



「っっっ!!!」

ビクンッと震えて、アーシャは自分の目を開いた。

「………?………?」

そのまま目だけで周りを見て、自分がゼンの部屋にいる事がわかった。

陽は傾いているが、まだ暗くなる時間ではない。

渦巻く神気も、不思議な門も、ここにはない。

その事がわかって、アーシャはホッと息を吐いた。


(まだ心臓がドキドキしてる)

胸を押さえながら、アーシャはベッドから体を起こした。

怖い夢を見たわけではない。

しかし落下する夢を見た時のように、アーシャの心臓は強く打っている。

夢と言い切るには、空気の匂いまで感じるような、生々しさだった。


「ゼ〜〜〜ン!」

アーシャは急いでベッドから下りて、階段前の柵にまで行って、ゼンを呼ぶ。

普段の彼女なら、ゼンが様子を見に来てくれるまで、大人しく部屋で待っておけるのだが、早く夢の感覚から逃げたかったのだ。

「アーシャ!」

呼ぶとすぐに、笑顔のゼンが階段の下に現れる。


「お・は・よ!」

あっという間に階段を登ってきたゼンに抱え上げられて、アーシャはホッと体から力が抜ける。

「おはよ」

目が覚めの挨拶を返すと、ゼンは頭をかき回してくれる。

その温かさにアーシャはますます安心して、彼に抱きつく。

確かな温もりが、こちらこそが現実だと教えてくれる。


「おや!葛矧卯、嬰故賊抄褐王!」

ゼンに抱っこされて、階段から降りたところで、アーシャに聞き覚えのない声がかかった。

外への扉が開いていて、そこに元気そうな老婦人が立っている。

「こんちゃ」

初めて会う人なので、アーシャが神の国の挨拶をすると、

「んまぁぁぁ!かぁぁわぁぁいぃぃぃ!」

老婦人はちょっと骨っぽい手で、アーシャの頭と顔を、満遍なく撫で回してくる。

物凄く元気なご婦人だ。


白髪で、顔の皺は深く、腰が少し曲がっているが、目は生き生きとしており、笑った口元には白い歯が見えている。

驚くべき事に、彼女は腰が曲がるような歳になってまで、歯が生えているのだ。

人の国では、腰が曲がるまで生きられる事自体が珍しいのだが、その年まで白い歯が残っている事なんて、まずあり得ない。

砂糖を食べる貴族などは、成人する頃に全ての歯が溶けているなんて事も珍しくないし、栄養が足りない庶民は歯自体が脆くて、抜けたり欠けたりしてしまう。

しかし目の前の女性は、水のような物しか食べられなくなって死んでいく皺がれた老人とは一味違う。

矍鑠かくしゃくとして、張りのある声で、ゼンとユズルと話している。

そして話の合間に皺々の手を伸ばして、プニプニとアーシャの頬をつついたり、頭を撫でたりして、「んまぁぁぁ!」と元気な奇声を上げる。

あまりの元気良さに、ゼンとユズルが押され気味なくらいだ。

(ゼンたちのお祖母様とかなのかしら?)

老女とゼンたちは、とても親しい間柄のようだ。


楽しそうな様子の三人に割り込んでいく事も出来ず、部外者のアーシャは大人しく、彼らの話が終わるのを待つ。

「???」

すると何か話がまとまったらしく、ゼンとユズルは、家から出ていく老婦人に従って、上着を着て、靴を履き、外に出る。

日暮れが近いせいか、アーシャは上着の上から、更に毛布を巻かれる。

(もうすぐ陽が落ちてしまうのに、どこに行くんだろう?)

アーシャがキョロキョロと周りを見ていたら、老婦人に導かれ、一行は家からそう遠くない敷地に入る。


「ふわぁ!」

アーシャは門の上に架かった緑のアーチに、声を上げてしまう。

なんと、門の内側に生えた木の枝を一本だけ長く伸ばして、アーチにしているのだ。

アーチになっている木は、寒い季節でも青々とした葉がついているのだが、この形が凄く面白い。

まるで針を大きくしたような形なのだ。

竜の長い首のように伸びた枝に、ビッシリと緑の針を備えた姿は勇壮だ。

まるで家の守護者、いや、守護樹だ。

「わぁ~」

あまりの格好良さに手を伸ばすと、針のような葉っぱの先は、本当に鋭く、棘のように刺さって、慌てて手を引っ込める。

まるで植物のハリネズミだ。


そんなアーシャを見て、老婦人は敷地の中を指差す。

「幣蝿刺綜澱鈎七い?圃麟晶侭旗委委乗醸吟院変」

声をかけられたアーシャは、その方向に視線を巡らせ、目を丸くする。

敷地の中にはアーチになっていた木が、幹を大きくくねらせ、どっしりと枝葉を広げ、なんとも勇壮な姿で立っている。

「ふあぁぁぁ」

真っ直ぐ素直に上に伸びない木なんて見た事ないし、曲がりくねっているのに、安定していて、まるでそうなるように作られた形が見事だ。


「お医責。醐坑癖袷架団伝戎快塁」

驚くアーシャを、老婦人が岩を組んでいる所で手招きする。

ゼンに連れられて、近くに行ってみると、水が流れる音がする。

「ふおぉぉぉぉぉ!!」

水音を辿るように、伸び上がって見ると、何とそこには、石で作られた池があった。

貴族の庭に作られた、明らかに人工物とわかる、円形や四角形の池とは違う。

大小様々な石が、長丸を潰したような不規則な形に組み合わさり、まるで川の一部を持ってきたかのような、野生味溢れる池だ。

中は苔が生えて緑になったりしておらず、澄み切った水がなみなみと張ってある。


池自体にも驚いたが、それ以上にアーシャの目を引くものがあった。

「ゼン!宝しぇきみたいな魚がいりゅ!見て!大きい!赤に、白に、黒、金色もいりゅ!」

アーシャは夢中で池の中を覗き込む。

川の中で時々キラリと輝く程度の小さな魚影は見た事があるが、こんなに大きくて、色とりどりの生きた魚を、はっきりと見るのは初めてだ。

「しゅごい!こんなに色とりどりの魚なんてしゅごい!綺麗!!」

もっと良く見ようとして、身をのり出すアーシャを、ゼンは笑いながら支える。


魚たちは池の底の方で、じっとしていて、目は開いているが眠っているようだ。

時々顔の横にある切れ目のような物が動いているので、生きてはいるようだが、死んでいると言われても信じてしまいそうなくらい動かない。

「魚ってもっと動き回りゅ生き物だと思ってた……」

アーシャは感心しながら色鮮やかな、貴婦人のドレスを着ているかのような魚を見つめる。

「疏粟から狗哨たら、寧おやら魁夢窪琢い喪蛋紙うな」

アーシャの体を支えるゼンは、笑いながら、ポンポンとアーシャの背中を叩く。


(この魚は何だろ?養殖してるのかしら?お腹が減ったら食べるのかしら?こんなに綺麗なのに、食べてしまうのは、もったい無い気がするわ)

そんな事を思いながら、アーシャが美しい魚に見入っていたら、ザザザッザザザッと獣が走るような音が背後で響く。

「!?」

神の国に来てからは、久しく聞いていなかった音に、アーシャは、驚いて顔をあげる。

「狼!」

そして息を呑んだ。

気がついた時には、もうしっかりと視認できる所にまで、狼が迫ってきていたのだ。


狼は大きな足で地面を蹴り、放たれた矢のような勢いで進む。

「!!!」

もうすぐで、その牙がこちらに届く。

神の国では獣やモンスターに出くわす事がなかったので、すっかり緩んでいた。

こんなに近寄られるまで気が付かなかったなんて、聖女の名折れだ。


武器もない、神気を練る時間もない。

(どうする!?)

咄嗟の判断ができなくても、狼は待ってくれない。

もう駄目だ。

そうアーシャが思った瞬間。

狼は大きくジャンプした。

「…………へ?」

そのまま飛びかかってくるかと思いきや、空中で見事な半回転を見せ、何故か狼は背中で地面を滑っていく。


「…………へ?」

今、目の前で展開している光景が、アーシャには信じられない。

背中で滑ってきた狼は、腹を天に向け、前足を小さく曲げ、後ろ足を広げて、内側に巻き込んだ尻尾を、小さく振っている。

手出しはしません。どうかお慈悲を。

獣なので口こそきかないが、その姿勢と潤んだ瞳がそう言っている。

アーシャは呆然と、その姿を眺める。


(そう言えば……狩猟犬同士で争いになった時、負けた犬が、こんな格好をしていたわ。確か……無防備な腹を見せることで、相手に害意がない事を伝えるとか、何とか……)

一体、この狼は誰に害意がないと示したいのか。

その横を通り過ぎた老婦人ではない。

ちょっと離れた所にいるユズルでもない。

戦闘能力0のアーシャでももちろんない。

すると、残りはたった一人。

アーシャが自分を抱っこしている人を見上げる。

するとそこには、ばつの悪そうな顔がある。


「あ〜〜〜、アーシャ、禰俵……あの……」

ゼンは気まずい顔のまま、アーシャを抱っこしていない方の手で、体全体を押さえるような仕草をして見せる。

ゼンの目はチラチラと、怯えている様子の狼を見ている。

動物が怯えている時に、ゼンがアーシャにしてほしい事。

「あぁ!」

アーシャはゼンがやって欲しい事が理解できた。


(ゼンの威圧がなくなったら、狼が暴れ出さないかしら……)

少し不安に思いながら、アーシャはペタンとゼンに張り付いて、ゼンの体から出ている神気に波長を合わせる。

そして神気を押し返す膜を張る。

「ん〜〜〜〜!!」

力を込めると、昼よりもスムーズに、ゼンの神気は彼の体の中に収まっていく。


慣れたという事は喜ばしいが、アーシャは狼の様子が気になって仕方ない。

薄いブルーの鋭い目が伺うように、こちらを見てくる。

先程まで伏せられていた耳は三角にピンと張り、背中が黒、それ以外が雪のように白い毛皮を纏った体を起こす。

(……大きい……)

四つ足を地面につけた状態でも、ゴブリンより大きそうだ。


狼は様子を伺うように、じっとゼンを見つめ、ジリジリと左右に歩きながら近寄ってくる。

(顔の模様まで怖い……)

狼の顔には、こちらに恨みを持って睨んでいるかのような柄が入っている。

アーシャは飛び掛かってくるようなら、容赦なく蹴り上げてやろうと思っていたのだが、その大きさと顔の怖さに少々気圧され気味だ。

「ま……まろ?」

ゼンは恐る恐るといった様子で、狼に手を伸ばす。

アーシャはそれをハラハラと見守る。

狼に手を伸ばすなんて、噛みついてくれと言っているような物ではないか。


しかしアーシャの予想は外れた。

狼は大きな尻尾をパササっと振ると、その怖い顔からは想像できない、甘い鳴き声を上げながら、自らゼンの手に擦り付いたのだ。

この狼は恨みが深そうな顔だが、目を閉じたら苦悶の表情になるんだ、と、アーシャはどうでもいい発見をする。

「まろ……!!」

そんなアーシャとは裏腹にゼンは感極まった声を上げる。

嬉しそうな顔で、わしゃわしゃと狼を撫で回す。

「ふん!」

それと同時に神気が膨れ上がり始めたので、アーシャは力を込める。



そこからの展開はよく意味がわからない。

ゼンは狼に綱をつけて、敷地の外に出た。

ユズルは欠伸をしながら家に帰ってしまった。

ゼンは道を歩きながら、色々なものを指差して、アーシャに名前を教えてくれる。

狼が歩いていても、町行く人々は全く気にならないらしく、騒がないどころか、狼に視線すら向けない。

(神の国では、狼って珍しくないのかなぁ)

アーシャは首を傾げるが、神の国に来て、狼なんか見たのは今日が初めてだ。

沢山いるとも考えられない。


(そもそも、これはどこに行っているんだろう?)

ゼンは何か目的があって歩いているように感じない。

大通りには出ないで、小さな道を、気ままに選んで歩いているような気がする。

(狼を連れて歩くと、なんか良いことが起こるとか、そんな習わしがあったりするのかしら?)

連れられた狼は、フカフカの尻尾をピンと立てて、機嫌良く左右に振って歩いている。

神の国の不思議な風習についてアーシャが考えている間、ゼンはニコニコと顔が崩れっぱなしだ。

楽しくてたまらないと、その顔が語っている。


そのうち川べりの、美しい煉瓦が敷かれた道に出る。

そこには沢山の人が歩いていた。

ただ走ったり歩いたりしている人もいるが、大体の人は、綱で括った犬を連れている。

(狩猟祭でも開かれるのかしら?)

皆が犬を連れ歩く用事と言ったら、それくらいしかアーシャには思いつかない。

しかし犬を連れた人々は、弓も何も持っていないし、皆、のんびりと歩いている。

連れている犬も、ひ弱そうだったり、毛玉みたいだったりと、狩猟に向かなそうな犬種が多い。


「こんにちわ」

犬を連れた人々は、すれ違う時、穏やかな顔で挨拶を交わす。

「こんにちわ」

「こんにちゃ」

ゼンも挨拶を返すので、アーシャも慌てて挨拶を返す。

すると神の国の人は優しい笑顔をアーシャに向けてくれる。


すれ違う神の国の人々は、とても穏やかで、優しい笑みを浮かべている。

「???」

時々優しくアーシャの頭を撫でてくれる人まで出てきて、アーシャは混乱する。

ゼンの知り合いかと思えば、どうやらそうでもないようだ。

微笑みあって挨拶するが、それだけで皆、去っていく。

何とも不思議な光景だ。


「わっ!」

色が黒ければ熊と間違えそうな犬までいる。

真っ白で、後ろ足で立ち上がったら、ゼンぐらいあるのではないかと思うほどの大きさだ。

(もしかして……この子って、狼じゃなくて、犬?)

あまりに大小様々な犬がいるので、鈍いアーシャも流石にそう察した。

見た目は完全に狼だが、狼っぽい犬なのだろう。

そう考えれば合点がいく。

(神の国では、夕暮れ時に犬を連れて外出する習慣があるのね)

不可解だった今の状況が、少し分かった気がして、アーシャは一人満足する。

毛深い生物が好きなゼンも、きっとこの習慣に参加したかったのだろう。


納得したアーシャは、ゼンに抱えられて、のんびりと周りを観察する。

太陽はどんどん傾き、全ての物を橙色に染めている。

川べりの道は騒がしくもなく、静かすぎず、時間の流れが緩やかに流れているように感じる。

川からの風は少し冷たいが、ゼンがしっかりと毛布で包んでくれているので、体が冷えることはない。

見上げたゼンは、この時間を満喫しているのがわかる。


観察していて驚いたのは、神の国の人々は、犬の糞でも道に落としたままにしないのだ。

人の世なら、人糞でもそのままか、川にでも投げ込んで見えなくする程度なのだが、神の国の人々は、小さな袋を持っていて、自分の犬の糞を拾い、中には、その後に水を流して清めている人までいる。

(神の国の清潔力が半端ない……!!)

建物の中だけでなく、道への気遣いも凄い。

最早、外でも裸足で歩いても大丈夫な気がする。


ゼンもしっかり犬の粗相を拾い、何故か凄く満足そうな顔で、水まで流す。

動物に避けられまくる彼には、きっとこんな事すら憧れだったのだろうなと、アーシャは生温くゼンを見守る。

(ちょっとだけ、役に立ってる……よね)

アーシャは楽しそうなゼンを見ながら、笑う。

ゼンが粗相の処理をしている間も、アーシャは彼の足にくっついて、その力を抑え続ける。


「アーシャ、あ・り・が・と」

処理を終えたゼンは片手を広げて、再びアーシャを掬い上げる。

そして片手が綱や荷物で塞がっている彼は、片手でキュッとアーシャを抱きしめながら、頬をくっつける。

「!」

突然のチークキスにアーシャは目を見開く。

頬をくっつけるチークキスは、家族、または家族同然の相手への挨拶だ。

アーシャにそれを送ってくれていたのは、小さい頃に離れた家族だけだった。


「…………へへへ」

アーシャは締まりなく笑う。

どちらかというと、片手しか空いていないから、頭も使って抱きしめただけで、頬は偶然あたっただけといった感じっだったが、それでも嬉しいものは嬉しい。

ようやくゼンのために、できることが少しだけ出来て、養われるだけの穀潰しから、離脱できた気がする。

「へへへへへ」

嬉しくて、アーシャの頬はにやけたまま、戻らない。


ゼンは相変わらず楽しそうに犬の綱を引き、アーシャを抱っこして歩く。

(もっともっと頑張ろう。それで……)

アーシャはゼンの顔を見上げる。

(家族……みたいに思ってもらえると嬉しいなぁ)

そして、ポスンとゼンの上着に顔を埋めながら、アーシャは心秘かに願うのだった。



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