19.聖女、舞う(後)
門を抜けた先は、潰されそうな圧迫感を持った神気に満ちていた。
神気が溜まりやすい土地などは、確かに存在する。
しかしここの神気は、自然ではあり得ないほど濃く、そして冷たく澄み過ぎている。
神気は万物を支え、生物を育む母なる大地の力だ。
暖かく全てを包み込む存在のはずなのに、ここに漂う神気は、無理矢理濃度を高める為に、慈しみや癒しを削ぎ落として、力のみを集めたような息苦しさがある。
大地の暖かさにしか馴染みのない聖女には、合わない神気だ。
他者を拒む棘のある空気は、進むにつれて、毒を含み始める。
冷たい神気の中でも、大地を守らんと伸びやかに枝葉を伸ばしていた木々は、奥に進むにつれ、もがき苦しむように捻れて歪み、老人のように腰を曲げたり、地面に横倒しになったりしている。
その内、倒れ伏したのに、一切苔や虫が寄り付かつかず、母なる大地に戻れず、真っ白になった骸を晒す木々が折り重なり始めた。
(これは……最早神気とは呼べない……むしろ瘴気に近い……)
荷物のように運ばれながら、信じられない思いで、アーシャは周りを観察する。
神気と瘴気は正反対の存在で、神気は瘴気は消滅させ、瘴気によって傷付いた生物を癒す力だったはずなのに、純度を上げ過ぎた神気は瘴気のように生物を滅ぼしている。
アーシャは我知らず、自分の腕をさする。
暖かさや慈しみが削ぎ落とされた神気は、不気味で、肌が泡立つ。
肌を刺すような濃い瘴気の気配も感じるが、それ以上に、ここの神気の得体の知れなさに、恐怖を覚える。
こんな所にゼンを一人でいかせてしまったなんて、と、思うと同時に、こんな恐ろしい所で自分の力なんか通じるのかと震え上がってしまう。
ここは息をするのすら辛い。
やがて、目の前には藁を撚り合わせて作った、二匹の蛇が絡み合うかのような綱が現れる。
この綱からは白い紙が所々下がっている。
(神は……結界も紙で作るのね………)
アーシャは驚いて目を剥いてしまう。
鎖で作れとは言わないが、せめてもっと長持ちする素材を選べなかったのかと思ってしまう。
紙なんか風雨に弱いし、数年で劣化して風化するだろう。
「うっっっ」
アーシャを抱えた男は顔色一つ変えずに、その下をくぐり抜けてしまうが、アーシャは滝の中をくぐり抜けるかのような強い圧力に呻く。
素材は紙だが、かなり強烈な結界だ。
「!!!」
結界の衝撃で回る目を、何とか前に向けると、そこには巨大な岩がいくつも並べられている。
「原初の……神殿……」
足元には細長く切り出された石が放射状に組まれ、その周りを大人二人分よりも高い立石が囲む。
神聖でありながら、人を拒むような気配に、アーシャはゴクリと唾を呑み込む。
ここの神気も、迫力がありすぎる神殿も怖い。
瘴気も気配だけで失神しそうな禍々しさだ。
こんな所、最弱モンスター・ゴブリンには荷が勝ち過ぎる。
しかし、そんなことよりアーシャを怯えさせる事がある。
ここは『何か』が起こっている中心である事に間違いはない。
それなのに、ここにいるはずのゼンの神気が感じ取れない。
先程大きく噴き出したのを見て以降、ゼンの神気は視認できていない。
(まさか………さっきの放出の後に、何かあったのでは……)
噛み締めていないと奥歯が鳴りそうだ。
たった一日。
ゼンと一緒にいたのは、たった一日だったが、喪失が怖くて堪らない。
今まで死は、ありふれた存在だった。
聖女を敬う騎士も、力自慢の兵士も、誰かを守ろうとする冒険者も。
善人ほど長生きできない。
そんな世界で何人もと別れ、涙した。
しかし立て続けに起こる戦やスタンピート、毎日運び込まれる怪我人病人に、いつ起こってもおかしくない伝染病で、死は世界にありふれ過ぎていて、一つ一つの死に構っていられなかった。
立ち止まれなかった。
それなのに、今は失うのが怖い。
頭に触れた、大きくて温かな手の感触。
あれが最後なんて絶対に嫌だと思う。
喪失の不安に叫び出しそうな程、恐ろしい。
「砲軟!?」
「尋堂錘網嵐駈!?」
「社店勃沓茜只碑猫莱迷洛憐顕廉耕…………!!」
「妖遵肖顧賀愁握疲顔煉鉱!売渋当野得腕領徽机奉堆獲到訓………!!」
巨石を組み合わせただけの門をくぐった先には、沢山の気配があって、声がしていた。
しかしそれらはアーシャの鼓膜を揺らすだけで、脳に音が到達する事はなかった。
彼女の目は、眼前に広がった光景に釘付けだった。
「っっっ」
これは何だろう。
とても瘴気などと呼べる物ではない。
『真の闇』とでも言えば良いのだろうか。
石造りの原始的な神殿には屋根がない。
それなのに、先程まで頭上に照っていたはずの太陽の光が吸い込まれ、薄闇が広がっている。
太陽を強烈な陽の塊だとするなら、ここにあるのは、それすら呑み込む陰の塊だ。
神殿内に三重に張り巡らされた結界で、辛うじてこの場に繋ぎ止めているが、陽の光すら喰らうそれからは強烈な感情が溢れ出ている。
怒り、憎しみ、妬み。
それは、たかだか十五年しか生きていない小娘の知り得る言葉では表現できない、心臓を食いちぎられそうな、強烈な負の感情だ。
『ソレ』は生きているのだ。
ここに縛られる事に怒り猛り、ここにいる卑しい生き物たちの首をねじ切り、残酷に肉の塊に変えたいと願っている。
「………ゼンッ………」
そんな恐ろしい陰の塊に、有ろう事か、生身で対峙している者がいる。
三重の結界の中にいる人影を見つけて、アーシャは思わず絶望した。
この恐ろしい存在を前にして、歪な神気の中で、それでも自らの神気を呼び水に、地中の神気を呼び起こそうとしていたのだろう。
すぐそばにまで、万物に恵みを与える大地の気配が来ている。
しかし………
「ゼンッ」
彼を取り巻いていた、溢れんばかりの神気が食い破られ、彼の胸に真っ黒な塊が突き刺さっている。
そこから闇が彼を侵食している。
彼の目は既に何も見ていない。
見開き、歯を食いしばり、未だ神剣を握りしめているが、片膝は地面に落ち、再起できる状態ではないのは見てとれる。
生きながらに闇に食われている。
「あっ……あっ………ゼ………ゼン………」
アーシャは間に合わなかったのだ。
もうこれから彼は闇に食われて、倒れていくことしか出来ない。
耳鳴りがするアーシャの耳に、誰かの叫び声が混ざって聞こえる。
必死に訴えかける声は、ここまで運んできてくれたユズルの物のような気がする。
その声に合わせるように、アーシャはブンブンと体を揺らされている。
ともすれば、封印の中に入れられそうな調子で揺すられているが、恐怖は無かった。
ただ心が、死んだ様に冷たくなって、闇に囲まれていくゼンを見つめることしかできない。
激しく揺すられて、目に溜まっていた涙が舞い散り、待っていた神具が涼やかな音を立てる。
その時だった。
アーシャの体温がごそっと神具に流れ込み、ゼンの持つ神剣が鈍く光る。
その光が弱々しくゼンの体に広がる。
「う……ぐっ………」
その光は弱々しくて、闇を祓う程の力はない。
しかしゼンに触れた瞬間、彼の目に生気が戻った。
貫かれたまま、彼は地面に着けていた足を踏ん張る。
「ぐっ……ぐっ………」
再び彼の体から神気が滲み出る。
しかし闇は深い。
すぐにそれを覆う様に動き始める。
「ゼン!!!」
体温が大きく下がったアーシャは肌が泡立ち、微かに震えていたが、胸には熱い希望が灯った。
彼はまだ生きている。
闇に負けまいと足掻いている。
ならば、アーシャが彼を助ける事ができる。
幸い、もうそこまでゼンが呼んだ神気が溢れ出てきている。
それを舞い上がらせればいい。
好都合な事にユズルが、力一杯アーシャを揺すっている。
「ゼン!!!」
「っっあっっ!!!」
大きく振り上げられた瞬間に、空気を巻き込む様にしてアーシャは体を回転させ、ユズルの手を離れる。
重力の干渉の少ない、小さなゴブリンの体である事が幸いした。
「ぎゃふっ」
放物線を描き、三重の結界を飛び越え、ゼンのそばに尻から着地する事に成功する。
勢いが良すぎてゴロゴロと転がったが、夢中でアーシャは起き上がる。
新しくやってきた獲物を貪ろうと、闇がその触手を伸ばしている。
一瞬たりとも無駄には出来ない。
神具を高く掲げ持ち、一番近くにまで来ている神気の上に飛び乗る。
引き上げるには、まだ神気との距離が大きい。
しかし手にした神具かシャララと高らかに鳴ると、一気に神気が噴き上がってくる。
神気が体に入ると、冷え切っていた体が急激に温まる。
(やれる!!)
アーシャは確信する。
この神具の助けを借りれば必ず彼を守れる。
トンットンッと大地を踏み締めて、神気を呼び覚ましながら、アーシャはゼンを覆う闇を睨む。
「ぐっ………くっっ」
ゼンは抵抗しているが、根深く食いつかれている。
「ふんっ!!!」
果たして、その使い方が合っているかはわからないが、錫杖でそうしていたように、ゼンに食らいつこうとしていた、闇の触手を神具でブン殴る。
すると盛大に鳴った音に引き剥がされ、闇がのたうつ。
神具に打ち返されて悶えるそれは、闇の先端に人の鼻と口だけを切り取って張り付けたような、悍ましい姿をしている。
アーシャは次々に闇を打ち据える。
(結界を張るにもコイツらが邪魔だわ!!)
ゼンの体から引き離された闇は、目が付いていたり、何本もの手がついていたり、歯だけが沢山生えていたり、人を冒涜しているかのような姿をしている。
(離れろ!離れろ!離れろ!!!)
足は神気を辿りながら、腕はがむしゃらにゼンに取り憑いた闇を打つ。
一番太い、胸に食らいついた闇は、何度も何度も打ち据える。
途中で神具からベルが外れてしまうが、構っていられない。
しかし胸に食らいついた闇は、繋がっている所は細くなっていくものの、本体はゼンに食い込んだままだ。
まさかゼンの体を神具で殴る訳にはいかない。
しかし体の中に入り込んだアレを、どのようにして出せば良いかわからない。
通常、瘴気は触れただけで人を殺すから、中に入り込まれた時の対処法など存在しないのだ。
「っっっ!!!」
焦っていたら、食い込んでいた闇が、ニュルリとゼンの体に入り込んでしまった。
闇が入り込んだ後に、ゼンの神気が彼の体を覆う。
(嘘っ!!それじゃアレは体の中に留まってしまうわ!!)
傷口に菌が入り込んでしまった状態で、皮が張ってしまったら、後々膿んで酷い事になる。
あの闇を入れたまま、神気で封をすれば、闇はもう体の中からとり出せない。
闇が
焦ると同時に、アーシャの中で理解が繋がる。
ゼンが会っていた、あの漆黒に塗れた人物。
そして今、目の前で闇に入り込まれてしまったゼン。
彼らはきっと『同じ』なのだ。
こうやって、コレと戦った成れの果てが、あの人物で、ゼンも遠くない未来、ああなる。
(三つの漆黒…………二つ目は………ゼンだったんだ)
きっと彼は今までもこうやって、こんな悍ましい存在と対峙して、内側に入り込まれて、内側から食われていたのだ。
溢れ出る神気に隠れて全く気が付かなかった。
穏やかに笑いながら、彼は内側から寿命を食われているのだ。
瘴気なんかを身の内に入れて、どれ程苦しかっただろうか。
(私が、助けるわ!!!)
今こそ、危険な地域に派遣され続け、瘴気を払い続けた、聖女根性の見せてやる時だ。
(まずは結界)
アーシャは忍び寄る闇を片っ端から打ち据え、追い払う。
そして十分に周囲に満ちてきた神気を舞い上げる。
(清浄なる光よ、守り給え)
祈りを込めて、守りを乞う歌を高々と囀り、舞上げた神気を織る。
しかし上手くいかない。
アーシャの織る神気と、ゼンの纏う神気は質が違いすぎる。
アーシャの紗のように軽い結界は、中心にいるゼンの強力な神気の圧に翻弄されて、上手く織り上がらない。
同じ神気なのに、同極が反発する磁石のようだ。
結界が張れないと、闇を追い払うのに終始して、打って出られない。
アーシャが内心焦った時、手に持っていた神具が大きく揺れた。
「!?」
繋がった。
確かにそんな感覚がした。
一見、何の変化もない神具が、三重に貼られた結界の外にある片割れに繋がったのだ。
驚いて結界の外を見たら、アーシャが呼び起こした、渦巻く神気に取り囲まれ、驚いた顔をしたユズルが見えた。
神気はユズルの中に次々と吸い込まれていく。
神具がもう一度高々と鳴ると、ユズルの中で圧縮されたのか、腹に響くような重さの神気がアーシャに注ぎ込まれる。
(おっもぉぉぉぉ)
押し潰されそうな神気に、思わずよろけそうになるが、ここが踏ん張りどころである。
ガニ股に力を入れて、尻を突っ張ってアーシャは耐える。
(ふんっぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!)
最早『聖女の舞』などではなく『聖女の筋肉鍛錬』だ。
声は野太くなるし、神気を舞い上がらせるのも力技だ。
編み上げる結界が、紗から鎖帷子に早変わりだ。
物凄い防御力だが、半端な重量ではない。
アーシャが舞踏で顕現させた神気を、ユズルが取り込み、超絶圧縮変換し、神具を通してアーシャに送り返す。
この神具の役割はこれだったのかと納得しつつも、変換された力は、猛り狂う荒波のようで、アーシャは翻弄されそうだ。
腹から声を出しても、容易に編み上げる事ができなくて、喉が枯れてしまいそうだ。
しかし扱いは大変だが、ゼンとよく似た性質の神気は、彼に弾かれることなく、堅固に編み上がっていく。
何とか鉄壁の結界を練り上げるが、既に疲労が激しい。
気を抜いたら倒れそうだ。
(気を抜くな……次は神気を練り上げて浄化)
アーシャは結界の中に浄化の為の神気を練り上げようと、集中する。
ユズルの神気は超重量級で、これを練り上げるのは、深い井戸から釣瓶を腕だけで持ち上げるかのような重労働だ。
しかしやるしかない。
全身の力と、渾身の歌声で、結界の中心にいるゼンに神気を送り込む。
たっぷりの神気を打ち込んで、ゼンの中に入り込んだ闇を駆逐するのだ。
「!?」
しかしゼンに送り込んだ重量級の神気は、ゼンにではなく、彼の持つ神剣に吸い込まれる。
先程、アーシャの体温が奪われた時と同じだ。
大量の神気を吸った剣は、先程とは桁違いの光を放つ。
いや、正確には光ではないのかもしれない。
アーシャの目や、脳を焼くような、凄まじい量の『何か』だ。
『神気』ではない。
もっとそれを研ぎ澄ませた、人間如きが扱えない『何か』だ。
それがゼンを覆ったかと思った、次の瞬間、アーシャもその光に飲み込まれる。
(意識が……)
未知の力が、ゴブリンの小さな体に押し寄せて、焼き切れる。
そう思ったが、気がついたら、アーシャの体は高々と舞い、声高らかに神を讃える歌を歌っていた。
今までの体の重さも、倒れそうな疲労も感じない。
身体中の血管、足の先から頭の上まで、一本一本の流れを感じられるほど、激しく血が体を巡っている。
アーシャの舞に合わせるように、剣舞を踊り、低く伸びやかな声で歌うゼン。
結界の外から大量の神気を送ってくれるユズル。
口々に叫びながら動く男たち。
こちらを闇に引き摺り込もうとする悍ましい思念。
この場にある全ての情報が流れ込んでくる。
自分の目では見えない場所の情報も当たり前のようにわかる。
全てを把握して、理解できるような万能感。
それと同時にまるで自分の体と意識が切り離されたかのような、奇妙な
手も足も声も、まるで借り物のようだ。
アーシャ自身には何を成せばいいのかわからないのに、彼女の喉や手足は成すべきことを理解している。
ゼンが動けている事に安堵しながらも、体の主導権は『何か』に取られている。
アーシャの体は、大地とユズルから受け取った神気を増幅し、全てをゼンに注ぎ込む。
これは浄化の為の行動ではない。
それだけははっきりとわかる。
―――鎮まり給え
―――この地より解放され給え
そんな歌をアーシャは知らない。
しかし彼女の口はそう紡いで、紡いだ全ての力をゼンに注ぎ込む。
その力に応えるようにゼンの持つ剣が、眩い光を放つ。
周りに満ちていた神気が、竜巻のような渦を作ってゼンに吸い込まれ、視界を焼き尽くす光が、全てを巻き込んで拡散する。
アーシャの作った結界も、その外側で手ぐすねを引いていた闇も、三重の結界も全て光に飲み込まれる。
「あっ………」
その光と共に、アーシャの体に強烈な変化をもたらした『何か』も抜けていく。
『何か』が圧倒的な力で、闇を押さえつける。
それを感じながら、ふらつく足をアーシャは踏み締める。
重力の干渉さえ忘れそうだった手足は、鉛のように重くなり、喉は痛みを訴えている。
(……ゼン……ゼン……)
歪みながら、急速に光を失う視界の中、アーシャはゼンの姿を探す。
そんな視界の隅に、剣を持った人影が映る。
(良かった……生きてる……)
不快な闇の気配は、圧倒的な光の中に囲われている。
当面の危機は回避できたはずだ。
「ゼン………逃げ……」
後は彼の手を引いて、ここから逃れるだけ。
未だ気配が消えない闇をどうするかとか、細かい事は体力が回復して考えれば良い。
今は彼の温かい手をとって、走り出すだけだ。
そう思ったのに、ブツンと操り糸が切れるように、アーシャは崩れ落ちた。
「アーシャ!!」
あぁ、ゼンに、そう呼ばれるのが何より好きだ。
そう思ったのを最後にアーシャの意識は切れてしまった。
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