第5話 逃げ道
駒崎絲は、屋上で寝いた。
若葉望は、職員室を出て絲に駒崎のことを聞く覚悟を決めて屋上に向かった。
私もっと友達として絲のこと知りたいし、それに困ってることがあったら助けてあげたい、だから私は行く
そして屋上でに着いた。「駒崎くん、聞きたいことがあるんだけど」
駒崎絲は立ち上がり、若葉の方を向いた「そんなに真剣な顔してどうしたの?」
若葉望は、駒崎絲が落とした身分証明書を駒崎絲に見せた。「駒崎くん、これ落としたでしょ」駒崎絲は、少し驚いた様子「あの時に落としてしまったのか」
「駒崎くん特別ブラック施設ってなに、駒崎くんの過去に一体なにがあったの」
「俺の過去」その時、過去のトラウマを思いし主人公は鬱になる、駒崎絲は頭を抱えてその場を逃げ出した。
「あっちょとまって」
それ以来駒崎絲は引きこもり、不登校になり
3週間たった。
駒崎絲は、ベットに寝ながらとある本を読んでいた。
「人間は傷つき合って生きている。もし傷つけた側が、傷つけられた側に納得する答えがないと傷つけた側が鬱になって殺人を犯す場合がある」
「だから傷つけた側が責任を持って納得できる説明が必要となる。もし傷つけられた側が納得しなかった場合いろんな理屈を考えて哲学が生まれる」
「一度精神が崩壊したため、知能が活発的に上がりメンタルが強くなる」
駒崎絲は、本を閉じベットから降りて一階のリビングに行った、そこには妹がソファに座っていた、俺は隣に座った、駒崎絲は時計を見た気づくと、22時だった。
「お兄ちゃんチョコプリン、買ってきて」俺の妹、駒崎くるみが突然プリンを要求してきた
駒崎絲は突然のことで、動揺した「急になんだよ」唐突だな。
「いいからプリンを買ってきなさい」
「わかったよ」そしてプリンを買いに行く絲、あいつ俺に似て可愛くねぇ。
チョコプリンを買った絲は家に帰り、チョコプリンをくるみに渡した。
「ありがとう」
「くるみは、こんな弱くて情けない俺の事嫌い?」俺はない聞いてんだ?そんなの嫌いに決まっているだろ、こんなすぐに逃げるお兄ちゃんなんかどうでもいいなんて
妹が不思議そうに答えた「好きだよ」
駒崎絲は、少し動揺した様子「え、本当に?」
くるみはプリンを食べながら答えた「何故ウソをつく必要がある、それにお兄ちゃんのこと弱いとも情けないとも、思ってないよ。」
「でも、俺はあの時に逃げた」駒崎絲は過去を語る。
「確かにお兄ちゃんは逃げたかもしれないでもね、逃げることだって戦うことの一つだよ、逃げた後に立ち向かえればいい、人間誰もが完璧じゃないからね」
「お兄ちゃんとは長い付き合いだしお兄ちゃんのためなら、プリン1つでなんでもできるよ」といって自分の部屋に戻っていった。
いったいなんなんだ、まぁいい、明日学校に行ってみよ。
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