第9話 喧嘩で大事なもの

 汽車は、走り続ける、風太と舎弟たちは、汽車で格闘技ができる場所を探していた。

「さてさて、格闘技場所はどこなのだ、」


 舎弟たちが、はなしかける、

「兄貴気になってた度ですが、なんで俺らのあだ名が舎弟A、舎弟B、舎弟C、なんですかなんというか雑すぎません」


「うるさい!うるさい!わざわざ名前覚えるの面倒なのだ」


「じゃあなんで雄太だけ名前呼ばわり?」


「それは、雄太は覚えやすい名前だからな」



舎弟A、舎弟B、舎弟C、は理不尽だと心から思った。



雄太は苦笑いをした。


格闘技ができる場所を探していると、一つの部屋にたどり着いた。


そこは、全部の壁が鉄製で、ちょっと殴ったくらいじゃ壊せないぐらいの壁


鉄の椅子が壁に4つあるだけ



「どうやらここが探していた格闘技上みたいだな」



舎弟たちが驚く

「えぇーーーーーーー!」


舎弟A「思ってたのと違う」



その部屋にベイが入ってきた、なんだここ

全面鉄で、おおわれている


風太が反応する「よう、そこのガタイのいいボーイ俺といっちょやらないか」



「やるって何を」



「喧嘩だよ」


「いいだろちょうど暇してたところだ、相手してやる」



風太が舎弟に指示を出す、

「舎弟A!舎弟B!舎弟C!雄太!そこの椅子に座って見とけ」



舎弟たちが返事を返した「は、はい!」


舎弟たちは椅子に座りだした。



「ではこっちから行くぞ」


風太は、勢いよくベイに殴り掛かった、がベイに交わされて顔面にカウンターが入った。


ゴボ!


風太は鼻血を流した、



なかなかやるね


それから何度も殴りかかた、ベイには一度も当たらず、カウンターを食らうだけだった。




風太の出血量が多くなる




ベイが方しだす


「もうやめておけ」



「敵にな情けか、ゴホ!戦場じゃあ敵に情けは命とりだぜ」




それから、15分一度もダメージが当たらないままだった。


舎弟たちが、喋りだす、

「明らかにパワー、体力、腕力、が違いすぎる出血量も多い」



舎弟B「もう降参しましょ、このままだと死んじゃいますよ」



風太はすごい覇気で叫んだ

「だれにいってんだ?俺は、加藤風太様だぞ、我がちしょに降参という文字なんてねーよ、ここからが本番だしっかり見とけ」



風太の雰囲気が、ガラッと変わった。

「確かにお前は強いけどな、喧嘩で一番大事なものは、パワーやスピードなんかじゃなく、執念深さだ」



風太は、いままでと段違いのスピードで、ベイに殴り掛かった。


ドゴァ!


風太は初めてベイにダメージを与え、連続で殴り掛かった


俺の過去の中でどれだけ死にかけたと思っているんだ、俺とお前では経験が違うんだよ



ベイはスピードに付いていけず、ボコボコにされまっくた。



風太はそのまま、ベイの腰をつかみ、股間に膝蹴りをした。


ベイは、倒れ風太の勝ちで終わった。




舎弟たちは立ち上がり、拍手をした。


「オーすごいです兄貴」


風太は、舎弟たちを向いた

「お前ら、さっきの戦いで大事なこと言ったから覚えとけよ」



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る